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振り返り

今思えば介護の始まりは、同じ敷地に住んでいた主人の両親が半分土地を売ってマンションに引っ越すと言い出した3年前・・・2015年まで遡ります。

当時のメモを見ながら振り返り記録に残したいと思います。

次女は浪人中で受験真っ最中だったこともあり、隣に住んでいる両親が土地を売ろうとしていることも伺い知れない状態でした。

娘の受験状況がよろしくない中で私は娘のことで頭がいっぱいになっていました。

義父が頑固な性格故にこういう日記を書き残すことになるわけですが、主人も負けずに頑固な性格・・そして一度言われたことは根に持つ性格。なんだかんだいっても親子瓜二つなわけです。

主人は父親とは反りが合わず、親子で話せば意見が食い違い揉めるを繰り返しておりました。

ちなみに土地名義は義母です。
パワハラ気味で、義母は義父のいいなりです。

土地を売ると義父が言い出す半年前に主人が義父に反抗して財産はやらん!とキレられてそれを根に持ち顔を合わせても無視を繰り返し悪態をついておりました。

義父も主人もどっちもどっちなのですが、巻き込まれる家族はたまったものではありません。

そんな中でも時間は待ってはくれません、娘の受験、介護、そして土地売却は並行して進んでいくわけです。
↓当時のメモ。

義父は近所のかかりつけ医から紹介された大学病院の循環器内科に通院しておりました。

2014年にもステントを入れる処置をしています。

2015年1月の検査入院にて弁膜症と診断され、TAVIという術式でなら手術できるとの提案がありました。
この病院ではまだ症例ないため1号に!とのこと。
しかも、手術をすればあと10年は大丈夫?と先生からお話しありました。

ちなみに近隣の大病院では既にたくさん症例があり、義父にも他の病院を勧めたかったのですが、聞く耳を持たない人なので諦めました。

そうこうするうちに、出入りしていた不動産屋さんの営業マンのクルマが週に何度も家の前に停まるようになりました。
ちなみに車種は水色のプリウスでした。

一筆の土地に私ども家族の主人名義の家は土地を担保にしてローンを組んで建てていました。

不動産屋さんが出入りしているのはわかりながらも、土地を文筆していないので、万が一売却するときはこちらにも連絡があるはず。
その時に引き止めようと思っていました。

義父に土地を売って引っ越す先を問いただすと普通のマンション‥しかも中古物件を探しているとのこと。
当時、親世帯の家はバリアフリーの工事も3年前に済ませて一生暮らせるようにしてありました。

中古マンションだとバリアフリーなどまたいちからやり直しになるわけです。

ところが、義父母はバリアフリーの事など頭にないようです。

あと10年大丈夫‥と繰り返すばかり。

土地の売却の話を後回しにしたまま、近くの築20年のマンションが売りに出たからと営業マンに案内されてマンション暮らしに憧れていた義母が気に入り契約してしまうのでした。

そうして2015年5月に引っ越していったのでした。

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