J1リーグ第9節。駆け足プレビュー。鹿島か、鳥栖か。

第9節開始時点で、川崎は勝点22、セレッソ大阪同17、ガンバ大阪同16となっています。

ここ2試合を1勝1分で調子の上がってきた清水。戦力差としては札幌が上でしょうが、まだ分かりません。ティーラシン選手、ティーラトン選手がいることによるタイ国フィーチャーのスペシャルマッチが予定されていますが、肝心のティーラシン選手がまだフィットしていないところが厳しい。

川崎を追いかけるためには負けられない両チーム。ここに来て勝点を積み重ねられなくなってきている浦和。阿部選手如何によってかもしれません。

調子は上がってきているものの、それが意図している戦い方なのか不透明な鹿島。開幕当初は先発と見られていなかった遠藤康選手や土居選手が活躍しているところを見ると、ザーゴ監督も悩ましいところでしょうか。近年、鳥栖は鹿島との相性が悪くないので、チャンスはあるかもしれません。

いい加減ここらでどこかのチームが止めてくれないと、本当に独走の気配漂う川崎。ただ、現状の大分に止めるのは荷が重いか。大分は知念選手が古巣との対戦ですが、出場することができません。

これ以上、川崎と離されたくないガンバ大阪は下位に沈む横浜FC相手にこれ以上負けられない戦いとなります。横浜FCはだいぶ苦しい戦いが続いていますが、一美選手が出られないこともあり、ますます苦しいか。

調子は上がらないものの、なんとか上位に食らいつきたい神戸は、前節の札幌戦で古橋選手が負傷。FW選手層に難がありますが、ただし、同じく前節2得点の山口蛍選手のように、チームが上向くとともに、地力のある選手の調子が上がってくる可能性も。

序盤こそ勝点を稼いでいたものの、振るわなくなってしまった広島。前節こそ横浜FC相手に勝利したものの、現在は勝点10のため、上位に食らいつくためには下位湘南に勝利したいところ。ただし、1試合消化が少ないため、ここで勝点を上積みできれば、と考えているでしょう。ポイントはやはり柏選手次第の面がありそう。いまだに1章の湘南は最前線の選手が結果を残せるか。

面白い一戦。FC東京が上位戦線に残るためには、勝点3が欲しいがお互い勝点1ずつでもOK、と考えていると思います。逆に言えば、勝点3だけは与えたくない、という構図でもあります。手堅くセレッソが勝利するのでは、という予想はつくものの、FCD東京の3トップをどうブロックするのかが見どころ。

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