第9節横浜F・マリノスvs柏。駆け足プレビュー。ケニーが勝つか、オルンガ選手が勝つか

分かりやすい構図は「オルンガ選手とディフェンダー陣との対決」ですが、オルンガ選手のシュートに至るまでの攻撃をいかに構築させないかがポイントになりそうです。

柏はおそらく前からプレスを掛けてくるでしょうから、そのプレスを剥がせるよえなパスを配球できるという点で、今節も松原選手を起用です。柏は瀬川選手、仲間選手、江坂選手といった前線の選手も連動した守備からボールを奪ったあとのショートカウンター、あるいはオルンガ選手へのロングボールなど、ある程度アバウトなボールも納められるため、様々なパターンからフィニッシュに持ち込んできます。

攻撃面では、左サイドのエリキ選手がスタートに復帰。ただ、未だエリキ選手のウイング起用、またエジガル・ジュニオ選手との併用が上手くいっておらず、ボールは回すがフィニッシュに持ち込めず、ボールを奪われて披カウンター、という展開は前節仙台戦よりも見られる可能性が高いです。ボールを回しているようで回せさせられている、という展開ですね。

エジガル・ジュニオ選手はかなりボールを保持できると思いますが、マルコス・ジュニオール選手の位置が遠くなると攻撃に厚みが出ないため、天野選手が前に出られるか、できるだけ近い位置でフォローできるか。柏の大谷選手、ヒシャルジソン選手とのポジションの取り合いが、ポゼッション面でも優位に建てるかの重要な鍵になりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?