第10節大分vs横浜F・マリノス。15連戦の幕開け。失点の多さを解消できるか。

チアゴ・マルチンス選手がこの試合から復帰の見込みです。本人のツイートを貼ろうと思いましたが、削除したようです。

チアゴ・マルチンス選手が復帰するということは、そのスプリントから、DFライン裏の広大なスペースを自分たちが自由に使えることになります。朴選手不在なども重なり、今季ここまで恐る恐る実行していたハイラインですが、しばらくは昨季同様に扱える、と。

勝点7と11の対戦ですが、下位の争いにこれ以上巻き込まれないために少しでも勝点を積み上げたい大分は、昨季の対戦同様に前線からのプレスで分断を図ると思われます。骨折と筋肉系の負傷から復帰したチアゴ・マルチンス選手がどこまでフィジカル・コンディションを戻しているかで、いなし方は変わってくるでしょう。

ボール保有率は高いままだとして、勇気をもってハイラインを継続できることでボールを奪う位置が昨季並みの高さとなり、波状攻撃を仕掛けられるはずですが、キーになるのは右サイドのエリキ選手、左サイドの前田大然選手でしょう。

本来なら中央に近いところでプレーする前田選手をワイドで起用することに成功するか。昨季のマテウス選手同様に、とにかく早めにフィットさせるために先発で起用するのでしょうが、ほかのチームにはない戦術を短期間で身に着けているとは考えにくいため、早々に「マテウス選手や遠藤選手と同じように動けるのでは?」と過度な期待はかけないようしたいですね。もちろん得点やアシストなどの結果が出るのは喜ばしいことです。

左サイドの前田選手、ティーラトン選手のコンビネーション、逆サイドのエリキ選手の動きが、攻撃面(明確に、点を取れるかどうか)の鍵になりそうです。

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