執筆観察「散歩のように読む(1)」
今回より、執筆観察、新章スタート。「わからないこと」を指針として進めていきたいと思います。
執筆観察とは、書く中で気づいたことを次の記事へどんどん繋げていく試みです。観察を通して、書く題材はもちろん、手段や方法、言葉や構成、アイデアなど、書くヒントを見つけていきます。
僕自身「書くこと」はまだまだ発展途上だと思っているので、先進諸国まで成長させたい。そう思っています。
先進諸国が何を指しているのかはまだよくわかっていないんですけどね…笑
なんとなくですが
オリジナリティある書き物ができるようになれたらいいなとは思っています。
はじめに
ここ最近取り組んでいるテーマが2つあって、一つは「撮るように書く」もう一つがこの「散歩のように読む」です。
これらははっきりと言語化できているわけではなく、2つとも真意がよくわかっていません。
それを見つけるのが、新章の指針「わからないこと」として掲げることです。
「撮るように書く」についてはすでに別記事で試行錯誤を始めているので、執筆観察では「散歩のように読む」について取り組んでいきたいと思います。
きっかけ
そもそも「散歩のように読む」に気がついたきっかけは、とあるnoterさんの記事を読んだことでした。
それについて書いた記事。
noterさんの記事を読んでいる最中にあれ?この感覚って…
となったんですね。
それが始まりでした。
その前から僕は「撮るように書く」という感覚を得るため、散歩を始めていたのですが、noterさんの記事を読んでいる最中にたまたま偶然にも、散歩している時と似たような感覚をその記事から覚えたのでした。
自然の流れで「散歩するように読む」という言葉が脳裏に現れます。
「ハッとする」「スーッと現れる」
今現在、僕の書く題材の多くは「気づき」がきっかけですが、それとはまた違った感覚である「スーッと現れる」という感覚に、題材探しの幅が広がる予感がしました。
さらに、これが真意を読み解くキーワードにもなりうると、肌感で感じるようになります。
そのために「スーッと現れる」についてもう少し考えてみたいと思います。
ハッと気づく。
スーッと現れる。
両者とも気づきと言えるものですが、微妙に異なるこの感覚を人間関係で例えてみることにしました。
街中でばったり友人と出会った感じ。
あれ、〇〇!?。久しぶり!
と言った感じ。
「久しぶり!」には前提として既知があるけど、気づき全般で考えたら「知らないこと」も含まれるので、例えとしてはちょっと適していませんが、友人と出会った感じに重きを置くのではなく、その時のバッタリ感が「気づくこと」の感覚に近いなということです。
探し物をしていたら、友人が手伝ってくれた時の感覚。
「○○、一緒に探すよ。」
と言った感じ。
例えがややこしくてすみません…汗々
助け合いの精神とかそういう話ではなく「言葉が自然に横から現れてくる」そんな感じに近い感覚だなと、こんな例えになりました。
ハッとするとは違う感覚です。
散歩、感じること
「スーッと現れる」が自然に脳裏に現れるものだとして、どうしてこれが散歩と結びついたのか、それを考えてみたいと思います。
散歩は気分転換にちょうどいいですが、広い空の下、ゆったりとした音楽を聴きながら歩くと、何とも言い難い、心が清むような感覚になることがあります。特に夕暮れ時なんかは、もう…ほんと…最高です。
この時間帯に歩くのがほんと好き。
もちろん、これら以外の時間にも目的地に向かって歩くことはありますが、
「目的地に向かう」と「散歩」の時では心境が異なります。
散歩には心のゆとりが存在していますね。
ただただ無心で散歩するのも有りなんですが、僕はこの散歩する時間を「撮るように書く」のチャレンジのための時間に当てています。
それは、散歩の時間を考える時間ともしているからです。
撮りながら、感じることを言葉にしていくことをしています。
このゆとりの感覚と考えることのバランスを取るのが意外と難しく、思考にばかり気持ちが向くと、いつのまにか心のゆとりは薄らいでしまいます。
一方ゆとりに意識を向けると、感じることの感覚が高まっていくのを覚えるんですね。
「スーッと現れる」を散歩と結び付けたのは、この「感じること」の意識からくるものではないかと考えました。
きっかけとなったnoterさんの記事を読んだ際に、僕は自然にこの感じることへと意識が向いていたんだなと。
そう考えると、例えばハウツー的要素が多い記事や、ビジネスよりな記事の場合はゆとりよりも思考の方に脳が動くのか、という疑問も生じてきます。
心のゆとり、思考。
次回はその辺りを考察してみたいと思います。
今回の気づき
次回のテーマ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
書いていく中で、少しずつ少しずつ前に進んでいく感覚を楽しんでいます。
成長は続けることの醍醐味の一つですね。
このnoteはみなさんのスキやコメントが励みになって続けられています。 ありがとうございます。