期待通りでなくても良い。そこから何を見出すか。
前回は「様々なnoterさんの記事を読んでみて気がついたこと」と題してこんなことに気が付きました。
1.「出来事」「感情」伝えようとしているのはどっち?
2. その文章は「心」「頭」どっちに届く?
次の課題として
2つの違いを感じることで何が得られるのか?
を挙げました。書き方改善のヒントになるかもと思ったからです。
今回の執筆観察は「その結果」と「期待通り」についてです。
見当違いだった
前回の投稿をした後、「出来事、感情」「心、頭」という視点でnoterさんの記事を読み始めました。
みなさんそれぞれ個性あふれる様々な記事を書いていて読んでいて面白いというのが素直な感想です。
視点関係ないのかよ!って自分でも思ってしまったのですが
当初は「このうちどれかに当てはまる」という考えを持っていました。
出来事を心に、届ける文章
出来事を頭に、届ける文章
感情を心に、届ける文章
感情を頭に、届ける文章
当てはめることで書き方改善のヒントが得られるとそう思っていのです。
人が100人いれば100通りの心があるように文章もそう単純ではありませんでした。
さらに、分類することが目的になってしまい、本来やりたい書き方改善にはつながっていないことを察してしまいます。
2つの視点を感じることで得られたことは
書き方改善には直接つながりにくい
ということでした。期待とは違っていたのでちょっと残念。
しかし、自分がどういった思いを持って(出来事を伝えたいのか、感情を伝えたいのか)誰のどこに(頭か心か)文章を届けたいのかを考えた結果、新しいチャレンジにも繋がったので良かったと思っています。
期待の結果とは異なるという経験
実験を通して得ていくものは、期待とは異なることから生まれることもあります。
そう言ったものの成功例として付箋がありますね。
1969年、3Mの研究員スペンサー・シルバーは、強力な接着剤を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作り出してしまった。当初この弱い接着剤は用途が見つからず、「失敗の産物」と思われていた
引用:Wikipedia
付箋便利ですよね。今では当たり前に商品として置かれているものも、期待とは異なるところから生まれた産物でした。
全てが期待通りの答えでなくてもいい。
そこから何を見出すのか、見出せる感覚を持つこと。感覚を磨くこと。
そこが大事だなとそう思います。
次にできること
書き方改善の中には理想的な書き方に近づけたいという思いがあります。
「心に届ける」文章
そんな文章が書けるようになったらいいなと。
「心」か「頭」どちらに届くかは読み手に委ねられるけど、書く時点で「頭」に届けようとしていたら「心」には届か無い。
いつまでも「頭に届ける」ばかりしていては、自分を変えられないことと同じなので、少しずつではありますが書き方改善にチャレンジしていこうと思います。
そのために
「その言葉はどんな思いから生まれているのか?」を想像しながら読む。そんなことをやってみても面白そうだなと思いました。
やっぱり、読むことっていろんな発見につながるから面白いんですよね。
面白いを一番にこれからも続けていこうと思います。
執筆観察 4回目のまとめ
今回の気づき
期待通りにいかなくても、そこから見えてくるものに目を向けること
次の課題
実際に新しく書くことをチャレンジしてみて感じたこと
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
前回までの記事はマガジンにまとめております。
このnoteはみなさんのスキやコメントが励みになって続けられています。 ありがとうございます。