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雨にもマケズ読図を学ぶ!

3月下旬、登山教室に参加した。
登山教室はこれまでに3回参加して「ソロでものぼれるんじゃない!?」と感じ、ソロ山のぼりの挑戦をスタートした。
とはいえ知識は初心者。
今回登山教室のテーマが『読図』で、「これはぜひ学びたい!」と参加することにした。
事前にオンライン講座を受講し本番へ。準備として地図とコンパスを用意した。

登山教室当日、朝から終日の雨予報、、、
山のぼりに雨はつきものだからと、雨でも台風などでない限り登山教室は中止にならない。
ソロ山のぼりのときは、雨天予報の山行は避けていたのでこれまで雨に遭遇したことはない。
「雨か、、、」正直、テンションはさがったけど、「これも練習!」とレインウエアを着て参戦した。

「寒い」
思ったより寒かった。この日は低山なので油断して手袋も持たず、荷物も最小限にしたかったので厚手のウエアは置いてきた。
いろいろ甘かったなあ、と反省しつつも登山教室ははじまった。
登山というよりはハイキングで、のぼりのキツさはまったくない。むしろ、途中何度も止まって説明をしてくれるので、暑くなることがなかった。
雨の中、ビニールに入れた地図とコンパスを片手に読図をしながらのぼるのは苦行でしかなかったけど、すごくいい経験だったと後から思った。
雨なのでカメラも持たず、よって山の写真はゼロ。

読図の実践はどうだったのか。
難しかった。
説明はとても丁寧だったけれど、オンラインの復習と予習もできておらずなかなか理解できない。
地図もただ眺めてるだけで、「地図を読む」という感覚がなかった。

先生がおっしゃった「地図が読めると登山はもっと楽しくなります!」ということばが強く印象に残った。
読図は道に迷ったとき、ゴールをみつけるためだけに必要だと思っていた。
でも違った。山を知る、山と仲良くなるために必要なんだ!
プログラミングでコーディングをしたら形になるように、地図を読みとくと山の風景が浮かんでくる。文字が形になる。こんなおもしろいことはない!
てっぺんについたときに、「あの山どの山」がわからないのは、ただ目の前の道を進んでてっぺんをめざすことしか考えていなかったからで、周りに目をむけ地図を読めればおのずと「あの山この山」になるんだな。

登山教室にきっかけをもらい、もっと地図が読めるようになりたい!と思った。
まずは知識!復習するにも基本がわかっていなさすぎる。
どれがいいのかよくわからなかったけど、まずはよくみかけるこちらの本を購入。

まるで講義を受けているような文章で、地図をみながら理解を深められる。難しいけれど、この本にもあるように読んだら実践あるのみだなと思った。
カメラもそうやって学んできたから。
なんでもいきなり100にはたどりつかない。1からコツコツ積みあげて、楽しく理解を深めていきたい。

よし!次は読図しながらソロ山のぼりにチャレンジだ!
山のぼりは私のライフスタイルそのもの。
山と仲良くなれるように、少しずつ知識と経験を積んでいくぞ!

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