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matoils 出会いのエピソード3

こんにちは!matoil代表の谷です!

桃太郎的な出会いでチーム編成ができてきたマトイルですが、今日はパティシエの安達さんとのエピソードをご紹介しようと思います。

前回までのエピソードはこちらです。

マトイルは、食物アレルギーがあるお子さんのお誕生日に、ケーキとごちそうをお届けするサービスです。
もちろんお母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんのお誕生日でも、ご家族の記念日でも、お使いいただけます。
そういった、ホールケーキが登場する日のごはんを考えていた時に、辻さんが1本、電話をかけたことが、安達さんと一緒にお仕事を始めるきっかけでした。

ホールケーキの持つパワー

安達さんは、卵、乳、小麦、を持ち込まない工房でケーキを作っているパティシエです。安達さんのケーキにはデコレーションのホイップがきれいに並んでいて、その丁寧なお仕事が印象的でした。

食物アレルギーがあるお客様からいただくご要望やご注文はどういったものなのか教えていただく中で、お誕生日ケーキの持つパワーを感じました。
お子さまにとっては憧れ。親御さんにとっては食べさせてあげたいもの。
誕生日というお祝いの日の象徴なんだなぁと改めて思いました。

#あこがれ
#白いクリームのホールケーキ
#並んでいるホイップが可愛い

お店が受け止めていたもの

色々とお話を聞かせていただく中で、とても印象的だったのは、ケーキ自体は通販で買うことができるのに、購入前に一度、お店に訪れる人が多い、というお話でした。

それだけ、どういう人がどうやって作っているのか、心配だったり、不安だったりを普段から抱えているのだと思います。

私がお店にお邪魔したときも、そんな親子連れを目にして、作っている人と話せたり、作っている場所に訪れることができる、というのは安心感につながるんだな、ということを感じました。

もうひとつは、工房自体に卵、乳、小麦を持ち込まないお店なのに、うちは小麦が大丈夫なので小麦を使ってケーキを作ってもらえませんか?という要望をいただくことがある、というお話でした。

「持ち込み不可の工房に、その要望は無茶振りですね?!」と驚く私に対して、「もうひとつ別のキッチンがあるからそこで作りましたけどね」とさらっと言われ、さらに驚く私。

そういった声のひとつひとつに向き合ってこられたからこそ、毎年楽しみにしてくださる方がたくさんいらっしゃるんだなぁと思いました。

アレルギー対応と職人魂と

時間がない、予算がない、人がいない、前例がない、など、出来ない理由をあげるのは簡単です。
でも、辻さんも安達さんも、いつも最後までなんとかできる方法がないかを考えて動いてくださるので、ついつい甘えていろんなお願い事をしてきました。

特に、初挑戦のものを作っていただいた時は、お店もある中で新商品開発をしていただくことになり、ご負担をかけてしまったと反省しています。
安達さんのお店はちょっと遠いので、夜お店が終わった後にオンラインでつなぎながら、相談しながら作ってもらったこともありました。

#無茶振りしすぎてごめんなさい
#どれだけ大変なことか 、目の前で作ってもらうまで理解できていませんでした。。

そんな安達さんのご協力がなければ、マトイルを世の中に発表できなかったかもしれません。アレルギー対応は料理の知識や経験だけはなく、職人さんとしての思いによって成り立っているんだということが、私の中での大きな学びでした。

試行錯誤は続く

マトイルでは今も日々、新しい料理や素材が生まれています。
料理もお菓子づくりも、科学だし、実験だし、発見の多い世界。

私の役割は、そんな職人魂とみんなの食べたい気持ちをつないで、美味しい時間を増やすことだと思っています。

マトイルで続く今後の試行錯誤。またNoteでご紹介していけたらなと思っているのでよろしくお願いします(*^-^*)

本日も読んでいただきまして、ありがとうございました!




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