労働保険電子申請未利用事業訪問アドバイザー
大阪市堺筋本町の社会保険労務士⚖️マチネ社労士事務所の上田麻美です⚖️
人事労務のお仕事では、書類をたくさん書きます。
従業員が入社したら、社会保険・雇用保険の被保険者資格の取得。
従業員が出産すれば、社会保険料の免除申請や、育児休業の手続き・給付金の申請
退職すれば、社会保険・雇用保険の被保険者資格を喪失しなければなりません。
毎月出すもの、毎年出すもの、随時出すもの、該当すれば出すもの。
その書類のどれもが、複雑で記載項目も多岐に渡り、作成に時間がかかります。
時間がかかって作った書類も、郵送すれば郵送日数・切手代がかかり、また不備があれば郵送で返戻され、また書き直して再提出。
何とかならないものか?と思うのはきっとみんな同じです。
ですが、書類を提出する方法は、持参する、郵送する、以外に、「電子申請」という方法もあります。
電子申請は「e-Gov」と言うソフトを使ってするのですが、これがまぁ・・・
ハードルの高いソフトでして(難易度が高いと言いますか・・)、なかなか普及していません。
その理由の一つに、市販のソフトのような説明書がないと言うこともあり、初めの初期設定のハードルがめちゃくちゃ高いのです。
私たち、社会保険労務士はこのe-Govを使い電子申請していますが、慣れてしまえば書類を書いたり、郵送したりする時間も短縮できて楽になります。
が・・この「慣れる」までが大変でして・・・。
「電子申請したら楽になるのはわかっているんだけど・・なかなか使いこなすまでの時間を取れなくて・・」
って方にたくさん出会いました。
何とかならないのかなぁっと思っていたところ、厚生労働省にこのような事業がありまして、私も「電子申請訪問アドバイザー」になりました。
電子申請を導入したいけれど、やり方がわからないから誰かに教えてもらいたい。
って方には良い事業だなと思っています。
労働保険の電子申請推進のための事業なので、訪問アドバイザーは労働保険の年度更新の内容についてデモンストレーションをするのですが、e-Govの初期設定については、その日に完了できます。
設定されたIDとアプリを使えば、雇用保険や社会保険の手続きも可能ですので、
すでに年度更新は終わっているとは思いますが、今回の事業を利用して電子申請をご検討されてはいかがでしょうか。
無料で利用できますので、気になる方はウェブサイトから申し込みをしてみてください。