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新高校生1年生必見 数学のはなし

こんにちは、Tomompです。
今日は春から高校生になる皆さんへ向けての数学のお話です。

きっとこのnoteに目を通してくれたということは、高校の数学について少しでも興味を持ってくれている(ことにしよう)と思います。高校ではどんなことをやるのかな?という疑問について一通り書いていきます!

1 高校数学の全体図

高校の数学は大きく分けて5つ。

数学I 数学II 数学III 数学A 数学B

に分類されます。このうち、多くの学校では1年次に数学I,A、2年次に数学II,B、3年次に理系選択で数学IIIを学習するのが一般的です。(進学校ではもうちょっと前倒しで勉強していくかも)
数学I,IIは内容が繋がっており、数学Iでつまずくと数学IIがしんどくなる感じ。そうなってから塾に行くのではちょっと遅いので早め早めに対策していきたいというのが塾講師の本音()
一方、数学A,Bはそこまで内容が繋がっているわけではないので数学Aは中学数学の知識で、数学Bは数学Iの知識で解いていくことができます。
最後の数学IIIはラスボス。いままでの数学の内容がすべて必要になります。数III自体は微分積分という単元がメインになりますが、その中でも計算量がいままでとは比べものにならないくらい増えるので注意が必要です。まぁこの辺のことは高3編に回しましょう。
とまあざっくりと高校で習う数学はこんな感じになります。次の章では、高校1年で習う数学I,Aについて詳しく話していきます。

2 数学I,Aは何をするの?

高校1年次に習う数学I,A、中学校の時とは異なり数学が2つに分かれます。
それぞれの内容は、

数学I
数と式 2次関数 図形と計量 データの分析
数学A
場合の数と確率 整数の性質 図形の性質


といった感じにテーマ分けされています。

数Iでまず学ぶのが数と式、因数分解の新しい形や絶対値を含む方程式が出てきます。ここは中学校の延長線上といった感じ。
次に2次関数。中学校の時に学習したy=x^2の放物線が座標上を動き回ります。この辺りから数学の得意不得意が分かれて来る印象があるなぁ、、、
続いて図形と計量。三角比sin,cos,tanが登場します。この単元は覚えなければいけない公式がたくさん出て来るので少し大変。来年やってくる数IIではこの応用の三角関数というものをやるのでここを苦手なまま放置すると来年大変なことになります()
ラストにデータの分析。グラフなどを読んだり書いたりします。数Iの中では楽な方だけどセンター試験では壁として立ちはだかる恐ろしいヤツ。

数Aは3つ、授業の順番は学校によって変わりますが、まず場合の数と確率。モノを並べる時の順列やその組み合わせの個数を数え、確率の計算に結びつけていきます。
整数の性質は、素因数分解や最大公約数などのおなじみのものから、ユークリッドの互除法やn数法などの少し難解なものまで色々扱います。数学が得意な人でも何やってるか分からなくなったりするので、つまずいた時はすぐに詳しい人に聞くのがベスト。
図形の性質は円や三角形などの角度や長さを考えていきます。これは中学校の延長線上の部分も多いかな?ただ、センター試験では壁として(以下略

といった感じで数学を勉強していきます。どうですか?(嫌になってきた?)

3 今からやるべきこと

こんなにやることがあって、じゃあどうすればいいんだ!!と聞こえて来るような気がします。とりあえず、今出来ることとすれば、中学数学で分からないところがあったら、そこを復習しておこうということです。
中学校でやったy=xやy=x^2といった関数はそのまま高校でも出てきますし、三平方の定理は数学の超重要公式としてずっと使い続けます。(使わないのは作図くらいかな?)そのあたりの基礎が抜けていると当然高校からの授業もしんどくなってしまいます。そうならないためにも分からない部分の補強は今のうちにやっておきましょう。

4 まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。
少し大雑把な説明になってしまいましたが、高校数学のアレコレが分かっていただけたでしょうか。
もし、数学に少しでも興味があれば春からの授業をちょっと頑張ってやってみましょう。きっと思っていたよりも数学の面白さに早く気づくことができるはずです。では、また次回の記事でお会いしましょう!

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