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100均算数③「ミラー風 タイルシール」100円ショップに売っている算数知育教材を紹介!その③

こんにちは! コンテンツ開発を担当しているしんやくん(Twitter)です!
普段は算数のお兄さんとして、算数を楽しく学べるゲームや教材、キットを開発しています。(実は九九カードゲーム「kukupon!(くくぽん)」の考案者です^^)


今回も先日公開した企画動画「【100均で算数】100円ショップにある道具でおうちで出来る算数あそび!」に関連して、動画内では紹介しきれなかったグッズを紹介します!
実はこの動画を撮影するにあたって、100均のグッズを60個以上購入しまして… まだまだ紹介したいものがたくさんあるんです!

今回紹介するグッズは「ミラー風 タイルシール」です!ダイソーにて購入しました。(セリアでも取り扱っているそうです)

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袋を開けると六角形の形をしたタイルが7枚入っています。色は金色でいかにも子どもが好きそうな見た目ですね!裏面はシール状になっていて、好きなところに鏡を取り付けることができるというグッズのようです。

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このグッズで体験できる算数は「図形の敷き詰め」と「かたちづくり」です!

まず1つ目の「図形の敷き詰め」とは、図形を隙間なく並べて平面を埋め尽くすワークです!六角形で敷き詰めることができるのか実験してみましょう。

まずはタイルを2枚くっつけて並べます。すると2枚の間の下にもう一枚のタイルかぴったりとはまりそうな感じがしてきます。

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実際にはめてみると、ぴったりと隙間なくくっつきます。次は4枚目、5枚目…と並べていくと、どこまでも敷き詰めることができそうです。するとこの形、どこかで見たことありませんか?

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そう、「ハチの巣」ですね!実はハチの巣は六角形を敷き詰めてできる「ハニカム構造」という形からできています。なんだかとてもきれいに感じますね!

身の回りのタイルは「正方形」という四角形を使って敷き詰めているので、子どもにとっては六角形で敷き詰められている様子は新鮮だと思います。このタイルを敷き詰める操作は、図形問題を解くときの「角度の感覚」や「図形の一部をみて全体の図形をイメージする力」を養う練習になります。ちなみに図形の敷き詰めは小学校の教科書でも扱われています!

次に2つ目の「かたちづくり」とは、タイルをならべていろんな形をつくるワークです!

まずはタイルを2枚用意します。六角形の辺と辺をぴったりくっつけて、どんな形がつくれるのか考えます。回転させて一緒になる形は同じものと考えると、2枚の場合は横一列に並べる1種類のみですね。

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次は3枚の場合を考えてみると、写真のように3種類が考えられますね。
(ここでは回転や反転させた形は同じ種類と考えています)

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次は4枚の場合…といった感じで、枚数を増やして考えられる形をどんどん見つけてみましょう!この色々な形を見つけていく操作は、図形の感覚が養われるのはもちろんのこと、試行錯誤しながらすべての場合を漏れなく調べ上げることの練習にもつながります。これは、算数では「場合の数」として大切な力とされています。いわゆる「何通りありますか?」や「何種類ありますか?」のような数え上げの問題ですね。

以上2つのワークを紹介しました!六角形の形が何枚もある状況はなかなかないと思いますので、ぜひ購入して体験してみてください!


また、こちらの動画では100均に売っているほかにも使えるアイテムを紹介しています!


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