【読書録】野良犬の値段(百田尚樹)
こんにちは。
このnoteは、『文系脳の数学教員が綴る読書録』です。
気づけば教員生活も10年が経過しようとしています。その間、読んだ本は何千冊にもなります。
これまではCampusのノートに読書録をつけていましたが、ちょっとした心境の変化があり、これからはこのnoteに記録として残していきます。
今回の読書録は、、、
数々の素晴らしい作品を残してきた百田尚樹ですが、こちらは初のミステリー作品です。
2020年12月に幻冬舎より発売されました。
<あらすじ>
突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。
<私たちが誘拐したのは以下の人物です>
という文言とともにサイトで公開されたのは、
6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。
果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。
そして写真の男たちは何者なのか。
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、
誘拐サイトは“驚くべき相手”に身代金を要求する――。
日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける!
(幻冬社HPより)
ネタバレを避けるために詳しい内容の言及は控えますが、エンターテイメント性が非常に高く、一気にストーリーに引き込まれてしまいます。
最高の読書時間でした。
そして、その面白さもさることながら、どこか現代社会の課題に一石を投じるようなところもまた魅了の一つです。
百田作品は沢山読んできましたが、どんなジャンルを書いても人を楽しませることのできる作品が書けるのは、心から尊敬します。
詳しい内容に触れることができないのが残念ですが、これまでに読んだことのない物語が読みたい人にはオススメです!
『文系脳の数学教員が綴る読書録』にお付き合い頂きありがとうございました。
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