見出し画像

人生ダンジョンの中で自分を老化させる罠がある

年を重ねると、得られた新しい情報よりも
自分がため込んできた情報で新しいことを
とらえようとしがち。

すると、クッキーの型(自分の思考癖)で
情報を枠抜きしてしまうことが多くて、

結局、新しい情報も昔の型に収めてしまう
結果になる。

そして、ほとんどの場合、これを無意識
にやっていることに自分も気が付かない。

何につけ、これで世の中のことを知ろう、
計ろう、理解していこうとするから、

どれもこれも今まで自分が触れてきた情報と
共通に感じて、面白みがないと錯覚してしまう。

悪いことに、その錯覚にさえ気が付かない。

日々の生活の中で、それが同じことの繰り返しに
思えてきたなら、

それはきっと同じ経験や体験が繰り返されている
のではなくて、

自分がおなじクッキーの型枠で日々の体験を
型抜きしてしまっているだけだと思う。

さらにこれまた始末の悪いことに、
自分のクッキーの型枠が正しいとか、
かっこいいとか、常識だと思えるようになる。

本当は、すでに時代遅れで独りよがりな
クッキーの型枠になっているのに
それを手放せないと考えこんでしまう
人も、なかなか多いことだと思う。

じつは私もその一人であると自戒も込めて
理解している。

いろんな型枠を持っていたほうが
いいと思うし、古い型なら交換した
ほうがいい。

つねにどんな型枠で情報を抜き取って
しまっているか、振り返ってみるのも
必要だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?