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#18 幸せなことへの遠慮と罪悪感 妊娠14週1日

2024年7月20日
NIPT検査結果が陰性だと分かった瞬間から、体調が落ち着いた。
もう、全っ然違う!

この日は、朝から1dayのオンライン講座を受講する日だった。
6ヶ月間にわたる長期講座で、10年ほど前に受講した
ライフワークとパートナーシップに関する講座だ。

当時20代後半、好きなことを仕事にして、大好きな人に愛される毎日を過ごすために、潜在的なブロックになっている過去のトラウマと向き合い、癒していく実践的なものだ。
自分の傷みと向き合いながら仲間に相談しつつ癒しを進めたことで、私の人生は大きく変わった。
時間差で学んだ事が生きてくるので、当時の恩恵を10年越しの今現在たっぷりと受け取っていることもあり、出産前にもうワンステージアップを狙って再度自分のネガティブな思い込み外しに取り組んでみたくなった。

前日まで、体調次第で受講を悩んでいたのだが、
自分自身の学びに費やす時間が取れるのは、産後だと難しくなりそうだし、仕事も、夫婦関係も、今よりもっと自分らしさを追求したいから、受講を決めた。

講座は10:30~18:00迄、大丈夫か?と心配だったが、
講師の方に事前につわりの事を伝えていたので、
「もししんどかったら、横になりながら画面OFFで音声聞くだけでも大丈夫よ!胎教にもいいと思うよ〜」と優しい言葉を頂いたので、しんどくなったらすぐ休もうと、安心しながら受講できた。

1日を通し、吐き気を催すことが一度もなく、とても気分良く受講できて、驚いた。
2ヶ月ぶりの吐かない日、感動した。
これも我が子が異常なく育ってくれているお陰。
心の底から感謝が湧いた。

そんななか、講座のテーマは【遠慮と罪悪感】。
人は、幸せになりたいと願いながらも、どこかで誰かに遠慮していたり、"自分なんかが幸せになっていいはずがない"と、罪の意識を潜在的に抱いて生きているらしい。
幼少期に、両親や身近な大人に対して抱いていた感情が大人になっても未消化になり、挑戦することに抵抗を覚えたり、行動力が落ちたりするとのこと。

10年前に受講した際の【遠慮と罪悪感】は、
主に母や姉に抱いていたもので、
2人とも結婚して(私の目には)大変そうに見えたので、
結婚を無意識に遠ざけていたことに気づいた。

それは思い込みだと認識し直し、自分にとっての"最高の結婚"に向けて行動した結果、理想の結婚生活を過ごしている。
仕事に関しては、書くと長くなるので、またどこか別の機会に。

今回の受講を機に、改めて今の自分の【遠慮と罪悪感】は
夫に対して感じていたもので、私が全く家事をしないということと、自分が好きな事だけしかしていないという遠慮の感情だった。
今はつわりだからという甘えもありながら、妊娠前も私は特に家のことをせず、仕事もフルリモート。

夫は通勤ありの会社員で、仕事から帰ったら食事の準備に掃除と、フル稼働で動き続ける毎日。
「いつもごめんね、ありがとう!私もやるから言ってね!」と声をかける度に、
「かわみちゃんは、かわみちゃんにしか出来ないことが沢山あるんだから、そこに集中してね!」という優しい言葉に甘え続けてきたが、出会って3年、特にライフワークで分かりやすい成果を出す事もなく、この2ヶ月は毎日トイレで吐いて寝るだけの暮らしをしていると、さすがに申し訳ない気持ちが膨らんできて、夫にそのまま伝えた。

夫からは、
「その話を聞いた上で言うけど、俺は今の家事の量に関して全然無理してないし、かわみちゃんが苦手なことをやって不機嫌で暮らす方が何倍も自分のストレスになるから、自分がやりたくてやってるし、そんな風に罪悪感を抱えさせてしまっていたならごめんね。身体が疲れてる時はその言葉に甘えて、家事サボったりするし、子供が産まれて忙しくなったら、手を借りる事も増えるかもしれないけど、その時はキャパオーバーになる前にちゃんと伝えるから、信頼して欲しい。
何より、今からやりたい事をやらない理由に”家事があるから”とか”子育てがあるから”を持ち出す必要がない状態にできるよう、仕組み化や工夫をしていこうね!あと、仕事も絶対しなきゃ、と思わず、寝たい時は沢山寝てね」
と私が安心できる言葉を沢山くれたり、エールを受け取りながらの話し合いを経て夫への罪悪感と遠慮問題はひとまずクリア。

さすが、私が選び抜いた優秀夫。

じゃあ次の罪悪感は何?
自分に問うと、講座中の私の話に対して、
ある女性がさりげなく
「ほんっと、お姫様やなぁ〜」と言ったこと。

全く悪意や嫉妬がのっているわけではなかったのに
勝手に自分が申し訳なさを感じ、
あ、これ以上、夫の話をしない方がいい・・・と、体が強張るのを感じた。

「私だけこんなに順調で幸せでいいのかな?」
昨日までつわりでこの世で1番不幸なのは自分だと言わんばかりに嘆いていたのに(笑)

でも正直ね、私より俄然優雅で豊かな暮らしをしている人は
この地球上にごまんといるはずなので
変に遠慮や我慢なんかせずに、最高の幸せを掴みに行こうと決めている。

夫に
「でもさ、家でベッドでくつろぎまくってるだらしない母ってどうよ?」
と問うと
「絶対それがいいでしょ!不機嫌に家事して仕事してずっとイライラしているのが母親より、何してるか分からないのに、ずっとやりたいことやってて機嫌いい母親の方が教育にもいい」

そう言い切ってくれたので、私は、勝手に我慢したり遠慮なんかしたりせずに、夫とこの子と共にたくさんの豊かさと優雅さを経験するためにどんどん社会貢献していきたい。

1日での変わりよう、我ながらすごいけど、
お腹の子がすくすく力強く育ってくれていることが、私にこれだけ生きがいを与えてくれたのだ。

まだ安定期にも入っていないけど、こんな気持ちに今なれていることが、何にも変え難いギフト。
本当に、子供に育てていただいてる。前向きに、頑張ろう。


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