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【カンフー映画の原点】「ブルース・リー5点セット」

32歳で夭折したカンフー・スター、ブルース・リーの代表作5点セットです。ラインナップは以下の通り。

●「ドラゴン危機一発」(1971)初主演作。

●「ドラゴン怒りの鉄拳」(1972)怪鳥音はこの映画から。悪役の柔道場の師範を「大魔神」をやった橋本力が演じている。ベースは香港盤だが日本語字幕が選べます。

●「ドラゴンへの道」(1972)ブルース・リー初監督作品。

●「燃えよドラゴン」(1973)ブルース・リーの名前を世界に知らしめた代表作。製作がワーナー・ブラザースのれっきとしたハリウッド映画。

●「死亡遊戯」(1978)リーは「燃えよドラゴン」撮影1ヶ月後の1973年5月10日にスタジオで仕事中に昏倒、意識不明のまま32歳の若さで急死しました。なので彼は完成した「燃えよドラゴン」を観ずにこの世を去ったことになります。

その時は「死亡遊戯」を撮影していた最中で、アクション・シーンをほぼ撮り終えたところで急死。これが未完の遺作となりました。1978年にリーの吹き替え俳優としてユン・ワーやユン・ピョウを代役に立て、アップはリーの映像を使い、ロングや後ろ姿は別俳優で、巧妙に編集して死後5年目に本作が完成しました。

クライマックスの、五重の塔を一階ずつ登ってその階の敵を倒していくアイデアは非常にゲーム的で、事実この設定を使ったゲームが無数に作られましたが、ブルース・リー自身はコンピューターゲームのブームを知ることなくこの世を去ったわけです。

初主演作から僅か2年で死んだわけですが、実は子役として1941年から映画にでており、60年代に渡米して「グリーン・ホーネット」の助手のカトー役をやるなど、ドラマでカンフーを披露するテレビ俳優やハリウッド映画の脇役として活躍。

70年に帰国し、71年の「ドラゴン危機一発」で香港映画で主演します。まさに「これから」のところで死んだ訳ですが、それだけに強烈なインパクトを世界の大衆文化に与えたと言えます。

終劇後、観客が主演俳優になり切って映画館を出てくるのは高倉健のヤクザ映画とブルース・リーが双璧ではないでしょうか。

「死亡遊戯」のみBlu-ray、後はすべてDVDです。中古で集めたものなので、全体に使用感はありますが、再生に特に問題はありません。

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↑プライム・ビデオ「燃えよドラゴン」


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