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現代の技術でGURPSに回せる運用をちょい載せしよう

というわけで、
なるべくGURPSのルールブック通りに回る運用を現代の技術で考えてみたいと思います。

古のTRPG「GURPS」を今の視点でみた場合

今の技術で見た場合、昔のGURPSには問題点はいくつかあります。

  • ルールが複雑

  • 戦闘シーンが長い

  • シナリオ展開よりロールプレイを優先するプレイを推奨する(より経験点が入る)

  • サプリメントが多すぎ(のわりに未訳が多い)

これは逆に言うと、

  • 単一ルールであらゆるキャラが同一卓に居られる

  • 戦闘ゲームとして一日使って遊べる

  • (プレー内容上で)どこまで走ってもシステムが追従する

  • あらゆる文献データをゲームデータに落とし込める(習熟は必要だが……)

といえます。

基本線は「専属ゲームデザイナー就任」

これらを総括して対応する方法はひとつ、それは、あなたの卓専任のゲームデザイナーを雇い、ゲームマスターの支援を行わせる。です。
 そんな無茶な。と思える方法ですが、今ならChatGPT4が居ますので大丈夫です。ChatGPT4は大抵の無茶を聞いてくれますし、怒り出しもしません。

ChatGPT4を専属デザイナーに、GURPSセッションをブーストしよう

 というわけで、ちょっとやってみました。

山内ゴー:
あなたは今から、TRPGであるGURPSのゲームデザイナーです。

ChatGPT4:
了解しました。これから私はGURPS(ジェネリック・ユニバーサル・ロールプレイング・システム)のゲームデザイナーとして、あなたと一緒にゲームを作成していきます。まず、どのような世界観やテーマを考えていますか?それを教えていただければ、私たちのゲームの基本設定を作り始められます。

山内ゴー:
私たちは、プレイヤーが現代日本で超自然的現象に遭遇して生還を目指す、サバイバル能力を求められるゲームを遊びたいです。キャラクターポイントは25点で遊びます。

ChatGPT4:
素晴らしいですね。現代日本を舞台にした超自然現象とサバイバル要素を含むGURPSゲームの基本設定を作成しましょう。キャラクターポイントが25点ということですので、プレイヤーは一般市民レベルのキャラクターを作成することになりますね。

【ゲームの背景】
現代日本を舞台に、突如として超自然現象が発生し始めました。これらの現象は、通常の科学や技術では説明できない出来事で、怪異な生物や幽霊、異次元からの来訪者など、さまざまな形で現れます。プレイヤーたちは、この超自然的現象に遭遇し、生還を目指す一般市民となります。

【キャラクター作成】
プレイヤーはキャラクターポイントを25点使用して、以下の項目を決定します。

属性(ST、DX、IQ、HT)
アドバンテージ・ディスアドバンテージ
スキル
装備

【サバイバル要素】
ゲームの中では、プレイヤーたちが直面する超自然現象や怪異な生物を回避、対処、または戦闘しながら生き延びることが求められます。食料や水、避難場所を見つけ、仲間と協力して難局を乗り越えることが重要です。

【シナリオの例】
シナリオの一例として、プレイヤーたちは怪異な生物が現れるようになった街から逃れ、安全な場所へたどり着くことを目指します。途中で他の生存者と出会い、情報交換や協力が必要になる場面もあります。

以上が基本的な設定ですが、ご意見や要望があればお気軽にお申し付けください。私たちは一緒に素晴らしいGURPSゲームを作成していきましょう。

山内ゴー:
マップがあれば、移動ルールを使用して、安全な場所にたどり着くまでのゲームが楽しめそうです。プレイヤーがある程度の土地勘を働かせられるように、現実にある場所を舞台にしたいです。東京を舞台にしましょう。東京の歴史を踏まえて、発生しそうな超自然的現象を表組でリストしてください。

ChatGPT4:
東京を舞台にした現実の場所を活用することで、プレイヤーたちが土地勘を働かせながらゲームを楽しむことができるでしょう。東京の歴史や伝承を踏まえた超自然的現象の表を作成しました。

番号:超自然的現象:場所:解説
1:幽霊や妖怪の出現:靖国神社周辺:歴史的な背景から、霊的なエネルギーが高まる場所とされています。
2:異次元からの来訪者:明治神宮:明治天皇の神道信仰に関連し、異次元からの来訪者が関心を持つとされる場所です。
3:都市伝説に基づく怪物出現:東京タワー周辺:都市伝説に基づく怪物が出現するとされる場所で、都市のシンボルとしての力を利用しようとする存在が考えられます。
4:時空の歪みによる現象:時の鐘(日本橋):江戸時代からの歴史を持つ時の鐘が、時空の歪みを引き起こす可能性があります。
5:不可解な行方不明事件:高尾山:高尾山は妖怪伝承や不可解な行方不明事件が多いとされる場所で、超自然的な要素が関与している可能性があります。
6:心霊スポットでの幽霊や怪奇現象:玉川上水:江戸時代に関連する心霊スポットとされており、幽霊や怪奇現象が発生しやすい場所です。
7:異形の生物による襲撃:新宿御苑:都心のオアシスとしての役割を果たす新宿御苑では、異形の生物が都市のエネルギーを狙って襲撃する可能性があります。
8:怪しげな儀式や呪いの現象:深川不動堂:歴史的なお寺である深川不動堂では、怪しげな儀式や呪いの現象が発生する可能性があります。
9:霊感が強まる場所に関連する現象:縁結びの地、恋慕橋:恋愛成就に関連する場所であるため、人々の願いや感情が高ぶり、霊的な現象が引き起こされることが考えられます。
10:無人島での超常現象:竹芝桟橋から船で向かう無人島:東京湾に点在する無人島では、謎の超常現象が発生するとされる場所で、都市から離れた隠れ家のような存在が潜んでいる可能性があります。

 これらの超自然的現象は、東京の歴史や伝承に基づいています。プレイヤーたちは、これらの現象に遭遇しながら、東京の各地を巡って安全な場所へたどり着くことを目指します。移動ルールを使用して、プレイヤーたちが現実の東京を探索することができるようにしましょう。現実の地図や交通機関を活用して、リアルなゲーム体験を提供できます。

山内ゴー:
おそらくシーケンシャルなシナリオというよりは、イベントドリブンなシナリオが向いているように思えます。イベントドリブンなシナリオってわかりますか。

ChatGPT4:
はい、イベントドリブンなシナリオについて理解しています。イベントドリブンなシナリオとは、プレイヤーの行動や特定の条件が満たされたときに発生するイベントを中心に物語が進行するタイプのシナリオです。これにより、プレイヤーは自由度の高いゲームプレイができ、選択肢や行動によって異なる結果や発展が得られます。

東京を舞台にした超自然的現象を題材としたイベントドリブンなシナリオを作成する場合、以下のような要素を考慮できます。

イベントトリガー: プレイヤーの行動や特定の条件がイベントを引き起こすトリガーとなります。例えば、プレイヤーが特定の場所に到着したときや、特定のアイテムを入手したときなどです。

イベントの種類: 超自然的現象を含むイベントが発生します。例えば、怪奇現象に遭遇したり、謎の人物と出会ったり、突然の攻撃を受けたりなど、さまざまなイベントが考えられます。

イベントの結果: プレイヤーの選択や行動によって、イベントの結果が変化します。成功や失敗、または中立的な結果が生じ、物語の進行に影響を与えます。

イベントの連鎖: あるイベントの結果が、次のイベントの発生条件や結果に影響を与えることがあります。これにより、プレイヤーは自分たちの行動が物語に与える影響を実感できます。

イベントドリブンなシナリオを実現するためには、ゲームマスターがプレイヤーの行動に柔軟に対応し、適切なタイミングでイベントを発生させることが求められます。このようなシナリオでは、プレイヤーが自由に東京を探索しながら、様々な超自然的現象と遭遇し、その謎を解き明かすことができます。

山内ゴー:
表組で、イベントのリストをください。

ChatGPT4:
以下に、東京を舞台にしたイベントドリブンなシナリオで発生するイベントのリストを作成しました。プレイヤーの行動や特定の条件に応じて、これらのイベントが発生します。

番号:イベント名:発生条件:内容
1:幽霊との遭遇:特定の心霊スポットを訪れた場合:プレイヤーが幽霊と遭遇し、彼らの目的や過去を知ることができる。場合によっては、幽霊を成仏させる手助けをすることが求められる。
2:妖怪の襲撃:夜間、山や森などの自然豊かな場所を訪れた場合:妖怪がプレイヤーに襲いかかる。戦闘や交渉で対処し、無事に逃げるか妖怪と協力関係を築くことができる。
3:異次元への扉:明治神宮や古い神社・寺院を訪れた場合:異次元への扉が開き、プレイヤーは異次元の世界へと迷い込む。異次元から戻る方法を見つけ出し、現実世界へ戻ることが求められる。
4:都市伝説の謎解き:東京タワーやスカイツリーなどの都市のシンボルを訪れた場合:都市伝説に関連する謎が現れる。プレイヤーは謎を解き明かし、真相に迫ることができる。
5:行方不明者の捜索:高尾山などの山岳地帯や遊歩道を訪れた場合:行方不明者の捜索依頼が舞い込む。プレイヤーは行方不明者を見つけ出し、無事に救出することが求められる。
6:怪しい儀式の中断:深川不動堂や他の古い寺院を訪れた場合:怪しい儀式が行われていることを発見する。プレイヤーは儀式の目的を調査し、必要に応じて儀式を中断させることができる。
7:無人島の秘密:無人島への船旅の途中または無人島を訪れた場合:無人島に隠された秘密が明らかになる。プレイヤーは謎を解き明かし、無人島の秘密を暴くことができる。
8:謎の人物との出会い:都心の繁華街や観光地を訪れた場合:謎の人物と出会い、彼らの目的や背後にある組織を調査することが求められる。場合によっては、協力関係を築くことができる。
9:異形の生物の目撃:新宿御苑などの公園や自然豊かな場所を訪れた場合:異形の生物が目撃される。プレイヤーは生物の正体や目的を調査し、対処方法を見つけることができる。
10:呪いのアイテム:アンティークショップや骨董市を訪れた場合:呪われたアイテムを手に入れる。プレイヤーは呪いを解く方法を探し、アイテムを浄化するか処分することが求められる。

これらのイベントは、プレイヤーが東京の様々な場所を訪れることで発生します。イベントは発生条件によってトリガーされ、プレイヤーの行動や選択によって結果が変化します。イベントドリブンなシナリオでは、ゲームマスターがプレイヤーの行動に柔軟に対応し、適切なタイミングでイベントを発生させることが重要です。

山内ゴー:
これら超自然的現象が連続して同時に複数起こっている事には原因があるはずだ、とプレイヤーが言い出しました。プレイヤーの推理は東京の過去に何かが起きており、その何かが超自然的現象が発生するルールを現在の自然界に追加したのだ。というものでした。ゲームマスターである私はこれを採用したいです。東京の過去に起きた事件であり得そうなものをいくつかリストしてください。

ChatGPT4:
東京の過去に起きた、超自然的現象の発生に関連しそうな事件をいくつかリストします。これらの事件は、プレイヤーの推理に基づいてシナリオに組み込むことができます。

幕末の陰陽師の秘密結社: 幕末時代に、陰陽師による秘密結社が東京で活動していたとされる。彼らは、超自然的な力を利用して歴史の裏側で暗躍していたとされる。

1923年の関東大震災の謎: 関東大震災が発生した際、東京で多数の超自然的現象が目撃されたとの噂がある。これらの現象が、震災の原因や影響に関連している可能性がある。

太平洋戦争中の特殊部隊: 太平洋戦争中、日本軍は超自然的な力を利用する特殊部隊を組織していたとの情報がある。彼らの活動が、現在の東京での超自然的現象の原因の一つとなっている可能性がある。

都市開発による神々の怒り: 近代的な都市開発により、東京の古い神社や寺院が破壊されたり移転されたりしたことで、神々が怒りを露わにし、超自然的現象を引き起こすようになったという説がある。

江戸時代の呪われた遺産: 江戸時代には、呪われた遺産が多数存在していたとされる。これらの遺産が現代の東京で発見されたり、無意識に扱われたりしていることが、超自然的現象の原因となっている可能性がある。

これらの事件を基に、プレイヤーたちは東京の過去に隠された真実を解き明かし、現在の超自然的現象の原因を突き止めることができます。ゲームマスターは、これらの事件をシナリオに組み込んで、プレイヤーたちに興味深い冒険を提供することができます。

山内ゴー:
最後に戦闘シーンを求めるプレイヤーが多いと思うんですが、一般市民キャラクターですし、そもそもGURPSの戦闘って時間がかかりすぎるので、日本のプレイシーンには今では合わないと思っています。最終局面のクライマックスでプレイヤー受けしそうな判定のシチュエーションをいくつか挙げてください。

ChatGPT4:
戦闘以外のクライマックスシーンでプレイヤー受けしそうな判定のシチュエーションをいくつか挙げます。これらのシチュエーションは、プレイヤーたちに緊張感や達成感を与えることができます。

交渉シーン: プレイヤーたちは、超自然的な存在や敵対組織と交渉し、危機的状況を回避する必要がある。プレイヤーたちは、自分たちの意見をうまく伝えて相手を説得するために、交渉スキルや社会的技能を駆使することが求められる。

脱出シーン: プレイヤーたちは、崩壊しつつある建物や迫りくる洪水・火事から逃げる必要がある。プレイヤーたちは、迅速な判断と機転を利かせ、アクロバティックな技を駆使して脱出することが求められる。

パズル解決シーン: プレイヤーたちが、古代の遺跡や呪われたアイテムを解析し、謎を解き明かす必要がある。プレイヤーたちは、知識や直感を駆使してパズルを解くことが求められる。

儀式の中断シーン: プレイヤーたちは、邪悪な儀式を中断するために、特定のタイミングで行動を起こす必要がある。プレイヤーたちは、正確なタイミングと協力を駆使して、儀式を止めることが求められる。

心理戦シーン: プレイヤーたちは、敵対組織のリーダーや超自然的存在と知恵比べをすることになる。プレイヤーたちは、心理戦スキルやブラフを駆使して相手を陥れることが求められる。

これらのシチュエーションは、戦闘以外のクライマックスシーンとして機能し、プレイヤーたちにスリルや達成感を提供することができます。また、GURPSのシステムを活かして、これらのシチュエーションに応じた判定やスキルチェックを行うことができます。

山内ゴー:
ありがとうございます。今後、セッション中にデータが必要になったとき、必要なデータを依頼すると思います。 例として、クライマックスシーンにて、パズルを解決する為に必要な難易度が20だったとして、パズルを解決する為の判定修正値と、その修正を得られるイベントをリストしてもらえませんか。パズルは太平洋戦争中に編成された超自然現象活用を目的とした旧日本軍の特殊部隊が用意した、陰陽師の技術を使ったパズルです。

ChatGPT4:
太平洋戦争中に編成された特殊部隊が用意した、陰陽師の技術を使ったパズルを解決するための判定修正値と、その修正を得られるイベントをいくつかリストします。

イベント名:判定修正値:内容
古文書の発見:+2:プレイヤーたちは古い文書を発見し、陰陽師の技術に関する貴重な情報を得ることができる。この情報を利用することで、パズル解決の判定に修正値+2を得る。
陰陽師の遺品:+3:プレイヤーたちは陰陽師が使用していた遺品を手に入れることができる。この遺品を使うことで、パズル解決の判定に修正値+3を得る。
精霊との交渉:+4:プレイヤーたちは陰陽師が使役していた精霊と出会い、彼らと交渉することができる。精霊との友好関係を築くことで、パズル解決の判定に修正値+4を得る。
陰陽師の弟子の助言:+5:プレイヤーたちは陰陽師の弟子と出会い、彼の助言を得ることができる。弟子の知識を活用することで、パズル解決の判定に修正値+5を得る。
特殊部隊の資料:+6:プレイヤーたちは特殊部隊が残した資料を発見し、パズルのヒントを得ることができる。この資料を元に検討することで、パズル解決の判定に修正値+6を得る。

これらのイベントは、プレイヤーたちがパズル解決の判定を行う際に、修正値を得ることができる要素としてシナリオに組み込むことができます。プレイヤーたちは、これらのイベントを通じて陰陽師の技術を理解し、難易度20のパズルに挑戦する準備を整えることができます。

結構いけましたね

 ChatGPT4はちょっと遅いのですが、タイピング速度程度の速度で回答を返してくれるので、チャットセッションとかでならリアルタイムと同等の回答を返してくれるとみて良いようです。
 オフラインセッションであれば、仲間の役立たずNPCかなにかをプレイヤーキャラクター達に同行させて、ChatGPT4が答えを返すまでの時間稼ぎをさせましょう。掛け合い会話なんかいいですね。

この記事が皆様のTRPGセッションの発想に役立てば幸いです。

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