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コロナ禍3年目8月の予約状況に思う事

こんにちは、またよしです。
長野県松本市で一棟貸しの宿をやっています。
現在2022年8月16日です。松本市は朝方が涼しくなりうっすらと秋の雰囲気が近づいてきました。

今年の夏の予約は好調です。
今のまま行けば対昨年比135%ほど
コロナ前にはまだまだ及ばないけど8月単体で見れば悪くない数字です。

まあ9月以降はどっと下がると思うのですが。


7月に「全国のコロナ陽性者が増えだした。」というニュースが流れ始めた時は新規予約がぱったりと止み、キャンセルもちらほら増えだして、またこのパターンで今年もだめか~と思いましたが、直前予約でどんどん予約が埋まってくれたので良い意味で予想外の事態でした。

後半はまだまだ空きがあるけど、8月のひと月で見れば現時点で十分及第点です。

そして街にも観光客が多く、久しぶりにこんなに賑やかな松本の街を見た気がします。多くの人が抑圧されたこのコロナ禍に嫌気がさしているのでしょうね。

まあそうですよね、多くの人が普段一生懸命働いて日々忙しく頑張っているのだから、たまには旅行して気分転換ぐらいしたいですよね。

今年の8月はいくつか感じたことがありました。

1.家族旅行の宿泊者が多め
 →今まではコロナが増えると家族旅行者は一気にキャンセルラッシュになる傾向が多かったのですが、今年はそうでもなく家族旅行で宿泊して頂く方が多い印象でした。
家族旅行が増えるのはコロナの出口が近いのかなと、ポジティブにとらえています。


2.1泊のゲストがほとんど
 →松本は元々1泊の方が多いのですが今年はいつにも増して1泊の方が多い印象です。少数のゲストに尋ねたところ、2~3泊の旅行で1泊ごとに移動するような旅行をされているようでした。
まあコロナ前でも日本人旅行者は一泊の方が多く、外国人旅行者が連泊してくれてちょうどいいバランスになっていたので、日本の休みの少なさによるところかなと思います。


3.掃除が予想外に大変すぎた
 →これは運営面ですが、ある程度は予想していたのですが予想外に1泊が多い、お盆明けで一旦ゆったりになるかと思いきや後半の伸びが予想より良い、などで毎日の掃除が大変で日中は休む間もありません。
現在はゲストハウスを一棟貸し宿に業態転換して営業しているのでそれでも回りましたが、ゲストハウスのままこの夏を迎えていたらすでにバテて後半が大変だったと思います。(ゲストハウスは一日の宿泊組数が多いので手間多め)
こういうピークシーズンでも、無理なく回る仕組みを考えなければいけないなと強く思いました。


総合して思うのは、日本人旅行者がメインの今は必然的に8月のみ頭一つ二つ抜けて忙しくなってしまうので、ありがたいことではあるのですが宿の人員確保の面で無理があるなと思いました。
今回は夏の短期スタッフがいたので良かったです、ラッキーでした。
そうじゃなければ回りません。

年間を通して人を増やすには全体の売上が足りないし、かといって夏の短期のみの募集で人が来てくれればいいですが、誰も来てくれなければ売上の天井をあえて低く抑えるなどしなければいけません。
しかしなかなか取りたくない手段です。


理想としては、主婦を中心とした清掃の業務委託グループがあればいいなと思います。主婦はマルチに色々出来る方が多い印象でなにより女性は掃除が上手です。

「18日100㎡の一棟貸しの清掃に入れる方いませんか?業務委託料は5,000円です」とLINEグループに投稿したらタイミングの合う方が来てくれるような。
もちろん子供を連れてきてもいいし、業務委託なので清掃開始時刻や終了時刻もお任せで。

条件は
・清掃のレビューを維持する
・チェックイン時刻に間に合わせる
の2点です。

そんなことを考えているお盆期間でした。

PS. 街の飲食店も賑わっているところが多く、良かったなーと思いました。



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