誰でも読みきかせを楽しめる!が信じられないあなたへ。

またよみ協会 たけだ です。

昨日の代表うちだの記事、読んでいただけたでしょうか?

断言していましたよね。言い切ってましたよね。

絶対に、誰でも、どんな親でも、どんな子でも、5要素を意識して絵本を選べば、絵本をめちゃくちゃ楽しめる!

と。

いやいや、いつもあなた達、『みんなに当てはまる子育ての正解なんてない』って言ってるじゃないの。矛盾してません?

って思った方、いらっしゃいますよね。

この疑問をまず持って、その答えに心底納得できたとき、絵本や読みきかせに関する悩みは無くなります。

5要素を用いて正しく絵本を選び、されを読みきかせると、子どもは必ず楽しんでくれます。そして、楽しんでいることを示す何かしらの反応を見せてくれます。

ここで、『待ちよみ』の出番。

大人が思う、分かりやすく子どもが『楽しんでいる』『この絵本好きみたい』という反応と、子どもの実際の反応はだいぶ違ったりします。

絵本の読みきかせといったら、最初から最後まで、ちゃんと読みたくなりますよね?読み終わったら、『面白かった?』とか聞いて、子どもが面白かったと答えたり、そこで色々と返答があったりすると、あ、この子はこの絵本好きなんだな。と思うし、最初から最後までちゃんと静かに聞けていたら、あ、この子は絵本好きなんだな。

とか思ってしまいませんか?

さらに、絵本を知育的に意味あるものにしようと、色や形、物の名前などを、絵本を使って教えようと、ページをめくるたびに描かれている絵をフラッシュカードのように使って教え込んだり質問したり。そして子どもがうまく答えられると満足。

で、上のような読みきかせ風景でなかったら、

『うちの子は絵本好きじゃない』

になってしまいませんか?

私は、我が子だけではなく、自身の教室でも読みきかせをしていますが、読んでいる間、離れた場所で全然違う事をしていても、後から内容をよく覚えていて驚かされる事がしばしば。

また、我が子が小さい頃は、私の読むスピードなどお構いなしに、どんどんページをめくったり、かと思えば戻って同じページばかり見たり、端をかじったり、本棚の絵本を片っ端から出したり…。

これ、全部絵本に興味持っています。

せっかく興味を持って楽しんでいるのに、まだ読み終わってないからめくるなだの、そこばっかり見てないで、早く次のページいこうとか、絵本は丁寧に扱えとか、あーだこーだ言われ、挙げ句の果てにパパママがなんか不機嫌になったら怒り出したりしたら、そりゃ絵本嫌いになる。

『絵本導入期の5要素』と、『待ちよみ』で、すべての親子が絵本を必ず楽しめるようになるのは、

『5要素』で、子どもが必ず喜んでくれる絵本を選ぶことができ、『待ちよみ』で、絵本にふれた子どもの喜びや楽しみを、親がキャッチ出来るようになるから。

誰にでも当てはまる子育ての正解はないのに、全員が絵本を楽しめるようになると断言できるのは、『待ちよみ』が、決まったやり方を提唱し、みんなが同じやり方をする、読み方のハウツー習得ではなく、我が子の喜びや楽しみをキャッチするアンテナを、親が持つためのトレーニングのようなものだから。

家庭ごとの正解を見つける力を身につけるのが『待ちよみ』そして、この待ちよみを実践することによって、読みきかせだけでなく、子育て全てにおいて、それぞれの正解を見つけることが出来るようになります。

この、子育てのお守りのような『5要素』と『待ちよみ』の強力なセットを、マタニティ期に手渡すことが、またよみ協会の活動です。

2021.6.22 武田多佳子

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