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早期教育について考えてみた(振り返り)

先日、Twitterで「早期教育、幼児教育だいだい意味ない」と述べるツイートがやや炎上してましたけど、このセリフ定期で誰かにツイートされて、その度に反感買ってますよね。意味があるかないかはやった本人にしか評価できないし、このツイ主にとっては意味なかったんだろうけど、意味ある人には充分に意味のあることだと思ってるので、炎上商法の一種なのかなと思ってスルーしてましたけど、改めて早期教育、幼児教育について考え、今まで自分が子に薦めてきた事は果たして本当に意味がなかったのか振り返ることにしてみました。

まず、早期教育の定義ですが、結構発信してる人によって定義が違いますよね。元ツイの人は「幼児に文字教えたり計算させたり、0歳児英会話、お受験、エトセトラ」と述べています。ひとくちに早期教育といっても方法ややり方、種類が様々ありますので、ざっくりと一括りにして「意味はない」と決めつけてしまうのは、思慮が浅いと感じたのが正直な感想です。やっていないことに関してはわかりませんので、この記事では我々が実践したことにおいてのみ言及します。

さて、以下我々の早期教育、幼児教育遍歴です。
3歳 インターナショナルプリスクール(卒園まで)
年少 体操教室(5ヶ月程度で一旦やめる)
年中秋 小受の準備開始
年長秋 小受本番、小受終了以降ひらがなや計算をやり始める。
年長冬 水泳、プログラミング教室に通い始める

以上、子が幼少期に実践したことは、インターナショナルプリスクールに通う、体操教室、お受験(小学校受験)、水泳、プログラミングです。

まず、インターナショナルプリスクールについて。早期英語教育もよく槍玉に上げられ、意味ないと揶揄されがちですが、子は毎日楽しそうに通っていましたし、発音は少なくとも親の私より上手ですし、洋書も簡単なものなら一人で読めます。何より、英語オンリーの環境に物怖じせず溶け込むことができるので、できるアクティビティが格段に拡がったと思っています。例えば、小1の段階で英語でyoutubeを楽しめる、ネイティブの先生に直接プログラミングを教えてもらう等はプリスクールに行っていなかったらできなかったと思います。

次に、体操教室については、年少くらいにやり始め子どもが「行きたくない」といったのでやめました。この頃くらいからずっとなんらかの運動系の教室に通っていた子は、やはりスポーツ全般が良くでき体幹もしっかりしているなと年長の運動会の時に思いましたので、体操教室でなくても、子にできそうな他の運動系の教室(水泳教室など)を探して継続して行かせてあげれば良かったと思いました。故に、水泳教室は年中くらいから始めても良かったなあと思っています。

3つ目に小学校受験ですが、お受験意味ないは正直言ってる意味がわかりませんw 良いかどうかよくわからない学校に行かせるよりも良いと評判の学校に行かせたいと思うのが親心でしょ。行きたい学校に行くためにはお受験するしかないんだから、意味ないわけないでしょうが。私自身も、大学と大学院以外は全て私立ですので、上記のお受験意味ない私立小は残念発言はまるまんま私自身の歩み及び今後の子の歩みを全否定されることに繋がるので、このセリフまじで嫌いなんですよ。こういう事言う人が絶対にいるのがわかってるので、公立小には行かせたくなかったっていうのもお受験させた理由の1つになります。私立小は意味ないとかアホとか言うのマジで差別用語に近いと個人的には思ってます。それに加えて、コロナ禍でも私立小の方が対応が柔軟で早い印象を受けたのと、以前、とある公立の学校に講演をしに行った時、講演を聞く先生方の態度が非常に劣悪だったのも印象に残っており、こういう先生と関わるのは嫌だと思ったのも小受を強く決意させる1つの要因となっています。あとは、私立小って大体独自の学童があるんじゃないでしょうか?私の知る限りの私立小はほぼ全て学童を設けています。また、大学附属の小学校だと教育学部と連携して児童と関わっており、研究して知り得た知見をカリキュラムに反映させているようですので、そうした教育を受けさせてあげたいと思ったというのもあります。

ですので、個人的には、お受験は意味あります!
子も楽しそうに学校行ってますしね。あとは、机に座って鉛筆で物を書く習慣がついたので、大変良かったと思っています。

4つ目に幼児期におけるひらがなや計算の学習についてですが、6歳(年長)くらいで始めるのは意味ありました。というか、小学校の入学前説明会で「自分の名前はひらがなで書けるようにしましょう」と言われたので、やらないと逆にまずくない?年長冬位から就学前の学習としてひらがなや簡単な計算をやり始めたのは、タイミング的にもちょうど良かったと思います。そして、我々の場合は、小受の経験がなかったらここまでスムーズにひらがなやカタカナや100までの足し算引き算の習得はできなかったと思います。

5つ目のプログラミングについては、子が好きでやっているので、意味あります。

以上、思うままに列挙していきましたが、個人的には、早期教育及び幼児教育は意味ありました。

未就学児の訳のわかっていない時期にあれやこれや詰め込みすぎて子どもを精神的にも肉体的にも疲弊させてしまうのであれば、確かに無意味だと思います。けれども実際には、子どもの様子を見たり対話したり希望を聞いたりしながら、できる範囲の事を楽しくやっていこうというスタイルの人が多いと思います。特にTLにいる親御さん達はそうなんじゃないかな。私が知る限りにおいては、皆悩みながらその子に合った方法を探して、一緒に楽しく学んでもらいたいと思って、子どもと向き合っている人がほとんどです。

小さな子どもって、とても正直なので一度イヤになったら本当に一切やってくれません。なので、私が出会ってきた幼児教育に携わる人はみんな、子どもにできるだけ楽しく学んでもらおうという人達ばかりでした。すごく創意工夫してやっておられるし、楽しんで前向きにやっている子も多いです。ですので「意味ない」と切り捨てるのは違うかなと思います。ツイ主やその周りにいる人たちにとっては、本当に意味がなかったんでしょうね。よって、早期教育、幼児教育は教える人、教わる子、タイミングや何をやるかによって意味がある事にもない事にもなるでしょう。あとは、いかに継続、積み重ねることができるかに尽きると思います。



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