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テーマソング月報 Mar-Jun. -2023

まさかの4ヶ月分をまとめることになりました。
もうこのままフェイドアウトしちゃおうかな〜と思ったんですが(義務でもないし、自分が必要としていなければ書く必要もないもので)、「出来なくてフェイドアウトしちゃったんだよな〜……」というしこりが自分の中にあるのが許せないタイプと気付いたので、短くても内容が薄くても、とりあえず足跡をつけ、ます!
一歩を踏み出せば、二歩目は勝手についてくる……!(すぐに蹲るけど)


MARCH -THEMESONG

I Have Confidence  from "The Sound of Music"

大好きなミュージカル、The Sound of Music.
自分を奮い立たせる曲が必要だ、となって脳裏にあらわれたのはこの曲でした。

I’ve always longed for adventure
To do the things I’ve never dared
Now here I’m facing adventure
Then why am I so scared?

So, let them bring on all their problems
I’ll do better than my best
I have confidence
they’ll put me to the test
But I’ll make them see I have confidence in me

I Have Confidence

この曲の冒頭ではマリアも「わたしはうまくやれるだろうか?」と未知の世界に不安になっているんだけれど、自分で自分を奮い立たせて、ぎゅっとその恐怖を押しこめてスキップしていく。その曲の展開自体もシンクロした。

このミュージカルの曲は大体どれも歌……えるかは怪しいけれど、どれも胸の中に沈んでいて、わたしの血の中を巡っている気がします。子供のときにサウンドトラックをずっと聞いていたから。もちろん映画本編も見ています。
睫毛に乗った雪の結晶(Snowflakes that stay on my nose and eyelashes)、”Me, a name I call myself”、ティーンの背伸びをする可愛らしさ、手の中に閉じ込められない月の光。大人になると響くSomething Goodの、奇跡のような巡り合わせの美しさ。

だから、こういう大人になって自分を奮い立たせないといけない時に、必要な魔法の言葉として「I have confidence in me!」って、細胞が叫んでくるようなことが起きてきたのかなと思います。音楽に生かされている。ほんとうにたくさん、マリアが励ましてくれた。

こうやって考えると、マリアの精神ってわたしの価値観に影響を与えている部分があるな、と思います。わたしは基本的に世界に歓迎されていると感じるマインドで生きているのですが、"My favorite things"の解像度によってなし得ているというか。世の中どうにもならないこともあるけれど、すごく些細な、けれど自分が本当に好きなもので、その愛らしさで生きていけるみたいなこと。このレベルの解像度で、世界の中から”a few of my favorite things”を探していくことこそ人生な気もする。

”When the dog bites / When the bee stings / When I’m feeling sad, / I simply remember my favorite things / And then I don’t feel so bad!"

今気づいたけど、この曲(少なくともここは)ソラで歌えますね。朝出勤いやだ〜〜眠い〜〜〜っていう時、会社のエレベーターの中でよくひとりで歌ってるわ。

This is Me from "The Greatest Showman"

どんだけ自分を奮い立たせたかったんだ、ということでダメ押しのThis is Me。この曲が嫌いな人がいるだろうかいやいない(反語)

"Look out 'cause here I come,  And I'm marching on to the beat I drum / I'm not scared to be seen / I make no apologies, this is me. "

この部分が特に好きで、勇気のかたまり。本当に。”And I'm marching on to the beat I drum ”なんて、もう……(宗谷さん、リズムの人ですし)
前を向いて、世界に対してまっすぐに両足で立って、戦いを挑むような。
俺は!!!ここに!!!!いるぞ!!!!!(唐突ナポレオン@FGO)っていつでも世界に対して叫ぶ気持ちで生きているので。

Fortune color is crystal!!  from "ジャックジャンヌ"

"ときに闇が溢れ 眠れそうもない / そんな日だってある / それでもやめないさMovin' / いまが最盛期 刻めUp&Down"
ジャックジャンヌにどハマりしていました。ジャックジャンヌはエライ。
こちら、センターのピンクの髪の女の子以外は全員男です。
詳しくは、こちらのベストバイ記事をご参照ください。

三月月報

曲のラインナップの通りなのですが、3/9に「4月からグループ会社に出向して」と内示を出されて、メンタルが死んでいました。これが本当の"僕らをとりまく不機嫌なReal"(from 『Fortune color is crystal!!』)。記憶がない。毎日「やばい……詰んだ……」と思って、不安と恐怖の中で生きていたという朧げな恐怖心は覚えている。だって、いきなり公用語英語になるんだもん。(宗谷さんは英語話せません)
わたしの英語聞いて「うーん、使い物にならなかったら6月で出向解除ですね」って出向先のマネージャーにいきなり面談で言われて、むりむりむりむりやっぱむり〜〜〜〜♪って頭の中で誰かが手をひらひらさせながらダンスしていました。人生で一番長い30分だったわ。

↑英語を最後に使ったのが大学入試なミドサーを「なんとかなるっしょ」と首根っこ捕まえて他所に放り投げるのが、うちの会社の怖いところで凄いところ。上司から「無理だったら帰ってきたらいいから👍」と言われる。ま、このちゃらんぽらんな上司にだいぶメンタルは救われています。

ただ、テレビは衝動買いしています。ジャックジャンヌもやってます。

APRIL -THEMESONG

Special Order / SixTONES

4月3日月曜日。朝8時。
何も考えずにただただ爆音でこの音楽を聴きながら、都内地下鉄某線の某駅のトイレにいたことを思い出します。
なんていったって、I'm starting the special order today……………..邪魔するやつBANG,BANG,BANG!!!!!!!!!!

このSpecialOrder、youtubeにアップされた日(10/1)にたまたまおすすめに出てきて、見終わった5分後にはファンクラブ入っていたくらい、大好きなパフォーマンスです。(ストのこと、この時6人組ぐらいの認識しかなったのにね!)

彗星の空 / SixTONES

ドーム公演で披露された9thシングル『ABARERO』のカップリング曲。今回のツアーを象徴する曲だったなあと思います。少なくとも、わたしの公演はそうだった。全てがこの曲に集約されていた。狡い。狡さしかない。
ツアーで思い出に残った曲、となると「オンガク」にとにかく未来を感じて、楽しくて最高だった。それとなんと言っても「Imitation Rain」。ピアノの一音目を聞いた瞬間、ぶわっと鳥肌が立ってそれが一曲終わるまで続いていた、稀有な時間でした。凄いものを、見ているぞ、と思えた。それがYOSHIKIの凄さなのか、この曲とあの場の持つパワーなのかはわからないけれど。いやあ……デビュー曲の強度が余りに高すぎるな……。

灰になる前に / 北山宏光

とりあえず、4月30日に、何はなくとも一度聞いた。
まじでむり(当時の一言目の感想)。

四月月報

異世界転生を果たしました。無事詰んでいます。
バイリンガルは当たり前、トリリンガル、クアトリリンガルも珍しくない環境だと、モノリンガルであることが、人間として終わっているように感じてしまう辛さ(別に終わってません)。業務知識、広さも深さもわたしの方が全然あるんですけど、言葉を操れない不自由さみたいなものに直面する日々。今もしています。英語は使い物になっていないですが(先日試験受けて言われた)、存在価値はあるのか、(6月終わりましたが)今しばらく出向継続中です。現世に帰れたら演歌歌います。

そんな中でも、現場にはいく。

SixTONES 東京ドーム公演「慣声の法則」

東京ドーム単独公演おめでとうございます〜〜〜〜〜〜〜!!!!(拍手)
出向してって言われて、一番最初に頭によぎったのが「この現場は絶対行くけどね!!!!?」でした……。金曜公演で、何なら休み取る予定だったのに!今のわたしは研修期間中!……ギッッリギリまで仕事して、東京ドーム行きました。(本当に開演10分前に席に着くぐらいのギリギリさ)
ゲートのお知らせ来た段階から、座席が期待できないのはわかっていたのですが、SixTONESはこう……音楽聞ければ良いので……みたいなところがあるので。逆に音楽に集中できたような気もする。(近いとファンサ曲の記憶飛びがちになるので)
音楽と戯れる6人を見れたこと、また彼らの音楽と戯れられたこと、そのどちらもが凄く楽しかった。本当に奇跡の6人!これからもずっと”ここからまた旋律を書き足すから / 五線じゃ足りない六線のスコア”に触れられますように。

滝沢歌舞伎ZERO FINAL

ライビュで2回見ました。うち1回は千秋楽。現地なんてご用意されるわけもなく。ご用意されたかったなあ……(言うだけタダ)
自担が泣いている(のを堪えている)のを見て、我慢していたものが溢れて映画館でもれなく啜り泣く一人になりました。彼らの人生にあるこの演目の、わたしは本当に上澄みしか知らないのだけど、これからも……幸せであってくれ、夢が全部叶ってくれと、それだけを祈る生き物になってしまうほどに美しくて、儚い煌めきが閉じ込められていたな……。
記録用映像売ってください……。

MAY -THEMESONG

I LOVE… / Pretender / Subtitle - Official髭男ism

ヒゲダン、食わず嫌いをしていてごめんなさい、って心の底から思いました。反省の5月。
「I LOVE…」、本当に良い曲ですね。今更ですみません。そもそも句点で終わらないフレーズが少し性癖みたいなところがあります。「好きだ、」(2005)とか。
この3曲はふとわたしの世界に曲が重なってきたというか、リンクするようなことがあったというか、……そういう螺旋めいた思いがある曲たちです。キャンプに行った時に車の中で流れていて、髭男ismの曲をノーダウト以来に集中して聴きました。(宿命とかは好きなので、正確には彼らの愛の歌を、真面目に初めて聴きました、という感じでしょうか。真正面ど真ん中ストレートで愛をぶつけられるのに耐えうる体力がなくて……人生の劇伴には強すぎる……主題歌になっちゃう……

個人的に髭男ismの曲は試聴カロリーが高いというか、エネルギー全部持っていかれる感じがあります。「I LOVE…」の”イレギュラー”で既に息も絶え絶えです。”君は綺麗だ”(Pretender)は、まだちゃんと飲み込めている感覚があるのですが、”イレギュラー”は一気飲み中……なのにまだ半分以上残っている……

特に「I LOVE…」は、どんなにネガティブな感情にあっても、この曲で心がプラスに戻ってくる、そんな曲になりました。地獄のような毎日を助けてくれた曲。そのような曲が、人生に現れてくれたことの、巡り合わせというか、嬉しさ。
「I LOVE」を繰り返した最後、「受け取り合う僕ら」でそっと句点が打たれるのが良いなあと思っています。

なお、silentは見ていません。これからも見ないだろうな……すまない……

灰になる前に / 北山宏光

「Endless SHOCK」の帰り道、この曲聴きながら歩いていて、なんだかストンと腑に落ちてしまった。諦めたくないのだけど/認めたくないのだけど、あんなものを見せられたら仕方がないよね、と思ってしまうほどの、筆舌に尽くし難い輝きだった。"Let's reborn in the end / 置いてくenemy / 灰になる前に"なんだよね。わたしはずっとこの曲に助けられて生きてきている。
一度限りの人生を、自分を信じてどこまでも駆けてゆくことの眩しさ。叶わなくても、苦しんでも、打ちのめされても、それでも前に進んでいかなくちゃいけない。灰になる前に。

五月月報

初夏!ということで小旅行を幾つか。あとは、……浮かれていました。浮かれていましたね(再)。何に浮かれていたのかはわからないのですが、ふわふわ地に足がついていない期間。年に何回かあります。
あとこの月から家探しを始めました。

劇団朱雀公演「祭宴」

なんだか急に思い立って、会社の休みをとって見に行きました。大衆演劇なるものと、早乙女太一を見たくなりまして。よくあるバラエティで、ゲストが最後に「お知らせがあります!」って宣伝するじゃないですか。あれを見て行動に移したの、多分生まれて初めてだと思います。人生、どのタイミングで何が琴線に触れるかなんてわからないものだ。
劇団朱雀は、岐阜で活動してくれていたので名前は知っているという感じで、……早乙女太一もドラマのお芝居は何回か(意識せず)見ているのですが、彼の本職知らないなあと思って。とっかかりに躊躇なくダイブしていくタイプ。This isアクティブ期の宗谷さん。

すごく新鮮な観劇体験でした。美しくて、楽しくて、圧倒された。客席を楽しませることを考えてくれているんだと、それを受け取ることができるシンプルな熱さと、なによりも芸事で生きてきた、そしてそれで他人の人生を背負っている人間の凄みに震える時間でした。オーラなのか何なのか、彼がそこにいるだけで空気が落ち着いているのがわかる。飛沫のたたない水の中にいるみたい。あと、彼の扇子を見ていて「蝶は羽ばたくことをやめたら、地に落ちてしまう」ということを、ふと思い出しました。いやあ……生きてた。生きてたよ。

Endeless SHOCK

初観劇が叶って、帝国劇場まで見てきました。本編です。矜持が詰まりに詰まった素晴らしい舞台でした。さすが14,000円を取るだけのことはある。「済:SHOCK」の世界に生きています。舞台界隈に爪先引っ掛けている人間として、一度は……と思っていたのが、このタイミングだなんて。泣いちゃう。ひとりで、どこまでも走っていきたいと前を見つめていたライバルが脳裏に焼き付いて離れません。
わたしの観劇回は、たまたま劇中に地震が来て。双眼鏡で覗きながら、ああ、揺れてる、と思う、それでも物語が進んでいく、……もとい、物語を意思を持って進めたところに、もう、これはもう、めちゃくちゃ、The Show must go onだ……と感じて震えてしまった。
あと、シェイクスピアは\最高/です!いつでもね。いやあ、甘かったな〜。あのシェイクスピアシアターに甘さを感じるわたしはダメかもしれない。

JUNE -THEMESONG

足音 / Kis-My-Ft2

6月7日の朝、この日はたまたま出勤で。朝、この曲を聴きながら会社に行きました。10周年アルバムのボーナストラックで。10周年ツアーの最後の曲で。昨年7月の、テーマソングにも選出した曲。
"果てまで挑もうパレード / 全てに灯そう笑顔 / 君が教えてくれた愛の形広げよう"……。この曲を、こんな気持ちで聞く日が来るなんて、昨年のわたしは思ってもいなかった。

Snow Man / Album 『i DO ME S3』

こちらで語り尽くしました。6月、本当にこればっかり聞いていた笑

六月月報

家を買いました。

(Twitterに流したのは7月だったのですが、実際の本契約は6月でした)
家、というか、中古の(正確には築浅の)マンションです。といっても、ここは2023年のトーキョー。背負った金額も、迂闊に会社やめられないわ……って感じなので、頑張って労働に勤しみたいと思います。
えーん、服飾予算どうしよう……クッッッ

まあ、でもこれで「人生最大の買い物をする」「4桁万のローンを組む」の二つを人生から実績解除したのでいいこととします。
あと、意外と満足感が凄いある、気がします。まだ手に入れてもいないんですけど。なんというか、この床も壁も住宅設備も全部自分たちのもの(正しくは所有権です)なんだなあ、っていう感覚が、じわじわ湧いてきている。

しかし、人ってあんなに無邪気に清水の舞台から飛び降りられるんだなっていう学び。
ふと隣見たら、ノーモーションで飛んでました。パートナーが。(えっ、飛んだ!?)と思ってわたしも慌てて飛びましたって感じの、最高のオモロ清水体験。

そして、内覧と、ローン審査と、契約と、と毎日忙しくして……いた割りにその隙間を縫うように見るものは見ていた。

ミュージカル『ダーウィン・ヤング 悪の起源』

シアタークリエ。友人から誘ってもらいました。演出・末満健一で、階級社会と世代の罪と罰を描くってもう面白い地獄の気配しかないですね。TRUMPか?
お話は予想通りの地獄面白さだったんですけど、まあとにかくとにかくとにかく、曲が素晴らしく良かった……!印象に残る曲がたくさんあって、またもう一回頭から通して見たい。ゲネプロ映像を吸っています。

音楽劇「ブンとフン」

久しぶりのよみうりホール。↑の友人からさらに誘ってもらいました。席が5列目のセンターという素晴らしい席で!
井上ひさし原作。メタ視点も取り込んでいたから一層かもしれないけれど、舞台と客席の距離感が近い、……近い、というか分かれたものではないという感覚で見続けることが出来て、観劇体験として凄く濃厚でした。ラストシーンの鬼気迫る演技、今も脳裏に焼き付いています。いやあ、双眼鏡のいらない舞台って、いいな……。
しかし、ブン役の浅川さんの顔があまりに小さくて、「あまりに小さいな……」と語彙力を失う感想がすべてを攫ってゆく……。主演の橋本くんも大概顔が小さいけど、その半分くらいしかなかったです。余白のない顔を初めて見た。

「Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME」

四大ドームツアーおめでとうございます〜〜〜(拍手)
わたしは福岡1日目に入りました。定点をしていたので、自担の記憶しかありません。一緒に入った友人から白い目で見続けられましたが、わたしは何と言われようとこのグループにおいては定点を貫きます。
感想と呼べるようなものはないのですが、……うーん、なんだか無性に素直に、また彼に会うために1年頑張ろうって思えた(ご用意されません)のが、なんだろうな……嬉しかったです。個人的に。
目の前に置かれた人生を消費しながら、飛び移りながら生きているわたしにとって、「(遠い未来の・不確かな)何か」のために、生きていこうと思えることって、殆どないような気がしていて。何かのために、頑張ろう、ってあまり心から(それこそ心の奥底から染み出すように)思えることって、なんかないんだよな、と。
確約された楽しみ(オフ会とか、現場とか)のための、ゴール起因の「頑張ろう」じゃなくて、今を生きていればいつかまた会える、と信じる/信じたい、今起因の「頑張ろう」の違い……?
楽しかったからもう一度この現場に入りたい、ともまた違うちょっと不思議な感傷でした。これがいわゆる”天才的なアイドル様"の現場というものなんでしょうか。

相変わらずファッションの話全然していないのもどうかと思いながら、……借金を返すスピードがもっと早くなれば、どうにかなるのかもしれないとひらめきました。試行錯誤しながらやっていこうと思います。

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