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【ちおこ】2022年12月【活動報告】

新年、あけましておめでとうございます。2023年も1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
と言って始まったものの、2022年最後の活動報告になります。昨年12月を思い返しながら、少し遅い2022年の振り返りといたしますので、お付き合いいただけますと幸いです。それでは、どうぞ。

新山の雪景色、ザ・冬ですね


【12月1日 山田町のイベント「山田のはしご酒」に参加】


おとなり山田町で開かれたお酒のイベント「山田のはしご酒」に参加してきました。いきなり大槌じゃないのかい!とか思わないでください。このイベントは、山田駅周辺の居酒屋を4軒呑み歩くものです。夕方6時半にスタートして8時半までに4軒はしごするこのイベント。時間内に回りきるには、一軒当たり30分、移動時間を考えると一軒当たり20分弱で回る計算です。結構ハイスピードですね笑🍶ということで、なんとか吞み回りました。4軒無事に完走です。完走した景品にウコンをいただきました。ふだんあまり隣町に行くこともお酒を飲むことはないですが、たまにはこんな感じで隣町の呑みイベントに参加するのも楽しいですね。ご招待いただきありがとうございました!

みんなでKP!


【12月3日 吉里吉里国さんの鶏絞め体験】


この日は吉里吉里国さんで飼育している鶏絞めを体験してきました。普段から鹿を解体していますが、鳥を絞めることと鹿を解体することは似たようで全然違うことで、新鮮な経験をさせていただきました。実は昔、実家でも鶏を飼っていました🐓鶏を絞めるのも見たことはありましたが、自分で実際にするのは初めてです。鶏を捕まえるところから、脚と羽と首を絞め、断頭して血を抜き、羽根と毛をむしり食べる状態にするまで、新鮮なことだらけでした。普段食べる鶏肉がこのようにして自分たちの口に運ばれているのだと、あらためて考えさせられる体験でした。この日の経験を経て、OGSPで行っているジビエツアーや教育受け入れなど、命に触れながら食を体験するツアーツーリズムの大切さを感じました。ありがとうございました。


【12月3日,4日 ジビエツアー受入れ】


2日間にわたる宿泊型ジビエ体験ツアーが行われました。全国各地遠くは鳥取県から、7名の方が本ツアーに参加してくださいました。今回のツアーの目玉は、鹿による農作物被害を受けている農家の方の話を聞き、その敷地に罠を設置することにあります。鹿による農作物被害によって、米や野菜を作る農家さんがどんどん少なくなっている状況を聞いたり、被害防除のためのネットや柵の規模感に驚かれる参加者も多かったです。1日目を終了し、その夜には懇親会が開かれ、県外各地の被害状況や取り組みについて情報交換をする機会がありました。現状を知り、取り組みに携わる想いに触れることができ、非常に学びの多い懇親会だったと思います。2日目には鹿の解体体験を行いました。ここではMOMIJIで解体する実際の手順を紹介しながら、参加者に鹿の解体を進めてもらいました。先ほどの内容と被るかもしれませんが、「生き物」が「食べ物」になるまでの過程で、どのような人がどのような想いでその活動に携わっているのか、ぜひたくさんの方に知っていただけたらなと思います。僕自身、「解体する人」の側面から語ることはできても、「農作物を食べられた人」や「田畑を荒らされてしまった人」、「罠をかける人」、「罠を見回る人」、「鹿を殺す人」、、、そういったたくさんの人の想いを代弁することはできないと思っています。

たくさんの人の想いがあり、ストーリーがあって、僕たちの職があり、食があるんだなぁと考えさせられますね。

珍しく長々と書いてしまっていますが、MOMIJIの業務について今のところ一つしか触れていませんね。話がそれてしまったので、次からちゃんと活動報告します。


【12月5日 網にかかった鹿の回収】


小鎚地区の畑の網にかかった大きな雄鹿の回収に行ってきました。12月に入り、山間部では雪が降り積もったため、食糧不足になった鹿が食べ物を求めて田畑に出没するようになり、冬期間は里での鹿の出没が増えるのだといいます。今回のように、角の大きな鹿がネットに引っ掛かって身動きが取れなくなっているケースが多いとのこと。今回回収した鹿は4段角だったため、少なくとも4歳以上確定。重さは100kg近くあったのではないでしょうか。非常に大きな鹿でした。

どこにいるか分かりますか?柵に引っかかってます


【12月7日 余談:赤い作業着3人組】


MOMIJIのイメージカラーと言えば「赤」ですよね。で、鹿の解体時には血や泥が服につくため作業着が必須なわけです。どうなるかというと

こうなるのは必然なわけです。これがMOMIJIの赤服3人衆です。以降お見知りおきください。MOMIJIにいらっしゃった際には、目に悪そうな赤い作業服を着た職員がいないか探してみてください🚨以上余談でした。


【12月9日~13日 いわて銀河プラザ出店】


9日からの5日間、東京都銀座にある「いわて銀河プラザ」にて、大槌フェアが開催されました。MOMIJIも出店させていただき、そのスタッフとして6日間(準備のため前日入り)東京に行ってきました🗼久しぶりの東京はとても暖かかったです(物理的に)。今回は東京での出店ということで、どんな人がいるか、どんなニーズがあるか、どのように声をかけるのがいいか、全く分からないことだらけでした。手探りで初日を終え、人の入りが多い土曜日、疲れが出始めたところにめっちゃ人が来てくれた日曜日、疲れ果てた月曜日、あっという間の最終日、といった感じでした。とにかく時間が経つのがあっという間の5日間でした。10月のレザーサーカス事業の際に知り合った方も来てくださったことが、とてもうれしかったです。人とのつながりって本当に大切なんだと思いました。ご来店くださった皆様、応援してくださった皆様、一緒に出店してたくさんお手伝いいただいた六串商店さん、たかのり海産さん、ありがとうございました!🐟🦌


【12月18日 上棟式、餅まき&定例会】


この日はMOMIJIの新工場の上棟式が行われました。ところで、上棟式ってなぁに?と思い調べると、「上棟式は、梁や柱などの骨組みが完成し、木造住宅の場合は最上部に棟木を上げる儀式を差し『棟上げ(むねあげ)』『建前(たてまえ)』とも呼ばれます。ここまで無事に工事が進んだことに対する感謝の気持ちとともに、無事に家が完成することを祈願します。」だそうです。これで一つ賢くなりました。さて、まずはここまで無事に工事が進んだことへ感謝。次に最後まで無事に工事が終わるように祈願。そしておいしく食べるお餅。これで18日の上棟式と餅まきが終わりました。工場の形ができて完成が見え始めました。新工場完成が待ち遠しいですね。

ちなみに、この日は午後から毎月開催のOGSP定例会がありました。こちらはMOMIJIの新工場設立に向けた動きやネット戦略を組み立てるなどの方々の活動を報告する会です。毎月やってますが、活動報告で取り上げるのは何気に初めてです。役場の佐藤さんも、東京のメンバーも参加するとあって、人数は20人ほどになります。OGSPに携わるメンバーだけでもこれだけの人数がいること、本当にすごいことですね。

【12月28日 大学の友人が大槌に来てくれました】


秋田大学時代のサークル友達が大槌に遊びに来てくれました。大槌湾を見て、蓬莱島に上陸して、鹿肉の解体を見て、マイ・ウェイにお泊り。大槌満喫ツアー(produced by MATSUHASHI)を堪能してもらいました。参加してくれてありがとう!また来てください


【12月30日 阿仁へ帰省】


これでもって2022年のMOMIJIでの活動をすべて終え、阿仁に帰省しました。が、実家に戻るとなんとびっくり、エゾシカのお肉が届いているではありませんか🦌しかもモモ肉とカタ肉は、くっついたままの状態で。はい。さくっと解体しました。1年で人は変わるものだなぁと、年の瀬に自身の成長を体感しました。来年もさらに成長できるように頑張ります!

エゾ鹿、めっちゃ大きかったです。脂もすごい!

以上で2022年の活動報告を終わりたいと思います。と、書いているのは2023年1月5日なので、2023年の抱負でも書いておきますか。


【2023年にやること厳選3つ!】


①鹿を捕る
 自分で捕ります。命との向き合い方を考えます。今年はシリアスな松橋も必要になるかと。真剣だからこそ見えてくるものもあると思うので。
②大人になる
 両親が今年で還暦を迎えますから、今年が一つの転機ではないかと思ってます。兎の年なので飛躍の年にしたいです。掃除、洗濯、料理、、、やばい。頑張らないと。
③楽しむ
 一生に一度の2023年ですからね。楽しみます。というか大槌に来て毎日が楽しいのでこれはもう達成済みかもしれません笑 いつも楽しい時間をありがとうございます。

それでは皆様、2022年ありがとうございました!
2023年もどうぞよろしくお願いします!


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