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日本茶ワークショップ

先日友人のカフェで「Japanese tea workshop」を開催しました。ティーラヴァーの方々が参加して下さって楽しい時間を過ごしました。

イギリスは紅茶(red ではなくblack tea)で有名ですが、最近緑茶がブームになっているのです。スーパーにもグリーンティーの名で沢山のメーカーが並んでいます。ただ、こちらでグリーンテイーと言えば中国茶なのですね。安価です。

ティーハウスも一応の日本茶は置いてますが、煎れ方、頂き方が、、、!?
そして保管方法に至っては致命傷です。勿体ないと思いますね。だって日本茶の御値段、超高いのですから。
まだまだ知名度の低いデリケートな日本茶、お店でも家庭でもすぐに消費できないので、時間が立ってと酸化してしまって不味くなります。
で、こちらの方、紅茶と全く同じ煎れ方なんです。つまり、沸騰したお湯をドバっと入れて、、、😅。

結論です。これでは日本茶の持つ良さ深さが台無しです。日本文化の名が廃ると思います。
と言う訳で、正しい日本茶の頂き方のワークショップを開催した次第でございます。

日本茶は自分がコントロールします。玉露や深蒸し煎茶等の高級茶、低温でじっくり時間をかけ煎れ、香りやコク、旨味を堪能します。
更に二煎、三煎と、、、。煎れるごとに温度を高くして蒸らす時問は短かめに。驚くなかれ、高品質のお茶は、四煎、五煎まで煎れる事ができ、最後はお醤油をかけて頂けます。
まさに至福の一時ですわ。

新しいお茶を買ったら、一回目は低めで煎れ、二回目、三回目とだんだん温度を上げていって、ご自分の好きな味を見つけて下さい。普通茶はせいぜい二煎まででしょうね。試してみて下さい。
まぁ、普通茶はお好きな温度で入れてもOKです。苦いのが好みの方は高温で、苦味が嫌な方は低温で、どうぞ。
紅茶や中国茶のような絶対的なルールはありません。因みにカフェインは高温の方が沢山出ます。
忘れてはいけない!!和菓子も一緒にお召し上がり下さい。

私のワークショップは、チャンと和菓子も頂きますよ。今日は、苺大福でした。

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