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なかなか減らないもんだ

私が復活したのも束の間、長女が久しぶりに発作を起こした。

三歳でてんかんと診断されて、14年になる。毎日毎日、服薬を絶対忘れてはならない。

薬は、種類が多く、飲みにくいのもあって、アイスやチョコ最中、ポテトチップなど、長女が好きなものに、混ぜて嫌がる口にいれ、なんとか飲ませてきた。

あるとき、季節性の痒みがひどい娘に、かゆみ止めの薬が追加された。
良かった。これで、かゆみがおさまり、寝てくれる。寝たら体が楽になり、体力もつく。

すると、とんでもなく発作ばかり起きるようになった。

年齢的に成長期だから、頻度は上がると言われたが、夫の仕事の都合で、他県にいき、病院にいくと、てんかん薬と、痒み止め一緒に飲んだら、発作増えるよ。と言われた。

悔しかった。

医療系の勉強は、あたまになかなか入らなくて、病院任せにしていた無知な自分が情けなかった。

新薬がでて、副作用を確認するたびに、試して合わなくてまた救急車。

そこで、薬にたよるのではなく、身体自体を健康にしていき、免疫力を高める、栄養についてかじりはじめた。私も、いつも頭痛に悩まされ、なんらかの不調があり、次女も、ちっこかったからだ。

なかなか薬をやめる勇気がなく、どうしても、すぐ病院。すぐお薬にたよる、たより切ってしまう。でもそうする事が一番と思いこんでいたのだ。

とにかく栄養。
食事の改善と、栄養補助を始めた。

とにかく腸を綺麗に。腸を大事に。腸は賢い。

少しずつ、長女も次女も、私も、薬だけ。に頼らなくなった。
病が発生したら、まず原因を調べ、何のきっかけ?疲労か、睡眠か、栄養不足か?周りに病気の方がいなかった?身体をひたすら休め栄養をいつもより多くとる。無論、病院にもいくし、薬を飲むこともある。ただ、向き合い方をすこし変えたのだ。対療療法だけでなく、免疫療法。早くは治らないが、、、後腐れがない。

そうして、長女は、朝晩合わせてMAX14錠飲んでいた薬が、徐々に徐々に、、5錠までへった。

でも、発作が起きてしまったから、また1錠増えた。  

ごめん。休憩足りなかった。ごめん、薬減らすには、この夏暑すぎた。ごめんタイミング間違えた。

なかなか減らないもんだ。

ゆっくりすることが大事🍀


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