これから国外輸出したいと考える人は、2つの選択の中からどっちを取ればいい?
私は、生まれも育ちも日本の日本人ですが、2015年始めから中国の淘宝網(タオバオ)で代理購入(代購,ダイゴウ)をやっています。
もっと簡単に言えば、中国輸出ってやつですね。
2005年から約9年ほど中国に滞在して、それなりの語学スキルとその土地の空気を感じて生きてきた経験を活かしています。
多くの人は、中国人のアルバイトを使っているところ、私は約1年あまりの間、
・顧客対応(淘宝網ではオンラインチャットを使った問い合わせが非常に多い)
・仕入れ(オンラインショッピングサイト・実店舗と使えるところは全部駆使)
はひとりでやっていました。
海外発送と梱包については、今のところ自前でこなせる範囲ではありますが、自分1人で回らなくなったら、代理で梱包してくれて、代行発送してくれる会社を使います。
ごくまれに、ひょんなことで中国本土に行く用事(出張というほどでもないですが)や私自身に妻と小さい子供たちがいるので、遊びに連れて行ったり、私と妻双方の実家へ連れて行ったりするなどして時間が作れない場合は、そういった会社も使えると便利ですよね。
(代行発送してくれる会社については、今後別途機会を設けてご紹介します)
そんなこんなで1年ほどやってきて、私・妻・2人の子供の4人家族は何とか1年間食いっぱぐれることなくやってきました。
私がどんなことやっていて、どんな苦労・ひどい目に遭ったかなどは、Facebookページがありますので、そちらも参考にしてください。
淘宝網(タオバオ)に出店して、ひとりで対応している日本人https://www.facebook.com/TaobaoExhibitor/
私のそういった活動を見たからか、あるいは今は中国人の爆買いが流行っているから中国輸出にチャレンジしてみたいと考える人が増えているようで、私個人宛にもどうすればいいんですか?という問い合わせがたまに来ています。
でも、実際のところ、昨年2015年は1人民元が19~20円で推移していたのに、このnoteを書いている2016年2月中旬現在で17円前後。
単純に考えても、同じ商品を同じ金額(人民元)で売っていたら、日本円に換えた時には10~20%の損をしています。
逆に購入する中国人から見ても、以前より割高になっているから、そろそろ日本の商品を買うのは控えようかしら。
つまり、爆買いはもう終わりだ。
と考えるかもしれません。
爆買いという現象は、中国人が日本へ旅行などで訪れたついでに買物をバンバンするということであり、私はそういったインバウンドそのものに関与しているわけではなく、
そういった商品を適切な価格で中国大陸にいる中国人に販売して、商品を日本から直送するというスタイルを取っているので爆買い自体が本当に終わったとしても、それイコールこのビジネスが終わりだとは思っていません。
今回のnoteでは多くは説明しませんが、昔から中国人は中国という国・中国製品を信用しておらず、可能な限り質の高い製品を求めたいという心理からしても。
ですから、この2016年から国外輸出にチャレンジしたいと考えている方でもまだまだチャンスは潰えていないと私は考えています。
国外輸出と一応タイトルに書いていますが、私の現時点のミッションは中国向けなので中国輸出と縛りを入れます。
これから、中国輸出にチャレンジしたい人は、次の2つの選択から自分に適したやり方を模索すると良いのではないかと考えていまして、今回はその2つの選択肢の紹介です。
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