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【競馬】2023年2月重賞②クイーンC・京都記念・共同通信杯

2023年2月から毎週の重賞回顧を書こうかな、と思っていたら2月も終わりそう。
毎週下書きに途中までは書いていたので、完全に時期は過ぎているけど書き足して公開していこうと思う。

本記事は2023年2月11・12日のクイーンカップ、京都記念、共同通信杯を振り返るものです。

クイーンカップ GⅢ 東京 芝1600m(左) 

クイーンカップは近年、同一年にGⅠで勝つ馬を輩出するイメージがある。

’15年ミッキークイーン→オークス、秋華賞
’16年メジャーエンブレム→NHKマイルカップ
’17年アエロリット→NHKマイルカップ
’19年クロノジェネシス→秋華賞(後に宝塚記念2勝、有馬記念)
’20年アカイトリノムスメ→秋華賞
’22年スターズオンアース→桜花賞、オークス
と錚々たるメンツが連対している。

過去10年で1・2番人気が勝率40%・複勝率70%、3番人気も複勝率50%と、相当固い決着になりがちなレースでもある。

今年も有力馬が上位で決着するのかな、と思っていた。

2023年クイーンカップ 結果

1着 ハーパー(父ハーツクライ) 川田(6人気)
2着 ドゥアイズ(父ルーラーシップ) 吉田隼(2人気)
3着 モリアーナ(父エピファネイア) 武藤(3人気)
6着 ウンブライル(父ロードカナロア) ルメール(1人気)

川田騎手は2023年1月の勝率・複勝率がヤバかったなー。
2022年に騎手大賞を受賞した日本トップの騎手で、騎乗依頼が多すぎるし、勝つ可能性のある馬にしぼって騎乗しているのかな。
でも今日は6番人気か。
どうなるんだろ……

……お見事。といった感じ。
川田騎手は牝馬クラシック何に乗るんだろ。

ドゥアイズは直線でうまく抜け出せず、他馬との接触もあった。
GⅠ馬になるのはこっちかも。
何かドゥラメンテ産駒ってドゥの付く馬名が多いから、ドゥアイズもドゥラメンテ産駒かと勘違いしてしまう。
ドゥラメンテもルーラーシップもエアグルーヴ血統ではある。

京都記念 GⅡ 阪神 芝2200m(右)

「京都」記念なのに阪神開催3度目。
GⅠ馬が年始1発目に選ぶことが結構あるGⅡ。

京都記念はGⅠ馬が取りこぼすイメージがある。
ジャスタウェイ、ジェンティルドンナ、ハープスターは、1番人気だけど3着にも入れなかった。
キズナ、マカヒキ、レイデオロとダービー馬が始動戦に選び、人気したけど1着取れず。

対称にラヴリーデイ、サトノクラウンはここを勝って飛躍していった。

2020年ラヴズオンリーユー、2021年クロノジェネシスと、2年連続上位人気で決着し、固いレースになったと思いきや、2022年はアフリカンゴールド勝利で直近10年で最も荒れた。

2023年はドウデュース、エフフォーリアの復活が見たい。
プラダリアが来そうな気もしている。

2023年 京都記念 結果

1着 ドウデュース(父ハーツクライ)武豊
2着 マテンロウレオ(父ハーツクライ)横山典
3着 プラダリア(父ディープインパクト)池添
競走中止 エフフォーリア(父エピファネイア)横山武

ドウデュースが超楽勝。
さすが年度代表馬イクイノックスに勝利した馬。

昨年のフランス遠征2戦の惨敗は何だったのか……。
と思ったら、陣営から「フランスは放牧と勘違いしていたのかも」と本気度を測りかねるコメントが。でもあり得る。
次走ドバイは放牧と勘違いせず、今回の調子でいってほしい。

エフフォーリアは復調していたという話で、今回は前目につけられていた。
心房細動はしょうがないし、引退となった以上、種牡馬として良い産駒が出るといいですね。

共同通信杯 GⅢ 東京 芝1800m(左)

皐月賞トライアルは伝統的には同じ舞台の弥生賞だけど、近年は共同通信杯が皐月賞馬を最も出している。
ゴールドシップ、イスラボニータ、ドゥラメンテ、ディーマジェスティ、エフフォーリア、ジオグリフと約2年に1回ペース。

他にもディープブリランテ、サトノアラジン、リアルスティール、スワーヴリチャード、ダノンキングリー、アドマイヤマーズ、シャフリヤールと、結果的に後のGⅠ馬が出まくっており、今後を占う意味で重要なレース。

ところで私は、友人たちとPOGをやっている。
1~3番人気のダノンザタイガー、タスティエーラ、ファントムシーフと3頭とも私のPOG指名馬で、どれかは勝つだろうと思いながら見た。

2023年共同通信杯 結果

1着 ファントムシーフ(父ハービンジャー)ルメール
2着 タッチウッド(父ドゥラメンテ)バシュロ
3着 ダノンザタイガー(父ハーツクライ)川田
4着 タスティエーラ(父サトノクラウン)福永

ファントムシーフ勝った。クラシックにも期待。

ダノンザタイガー、タスティエーラも悪くない。
クラシックに確実に出るにはあと1戦勝つ必要があるので、次走も応援。
ちなみにダノンザタイガーは若葉S、タスティエーラは弥生賞とのこと。

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