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2021年の、口実ワイン。<フランス(ブルゴーニュ)/シャルドネ>

みなさんこんばんわ(^O^) 3000円ワインの民、ますたやです^//^

さて12月もなかばに差し迫り、会うひと会うひととくちぐちに「今年も早かったですねぇ」などと言い合う季節がやってまいりました。

つい最近まで「暑い!泡!」と言っていた気がするのに、いつのまに冬が来てたんだろう。え、秋なんて、あったっけ?

今年も、早かったですねぇ。

2021年はますたやにとっては、ワインとともに… 正確にいうと、ワインエキスパートともにあった1年でもありました。

そしてついに先日、アレが届きましたよ。

じゃん!

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▶ アレ

おおおぉ~っ!(拍手)

これこれ。このバッヂが欲しいがために、1年間頑張りました。いやもう、買えるなら、買ってすませたかった。買えなかったので、試験を受けるしかなかった。

バッヂの購入資格を得るために、1年かかりました。長い。ようやくですよ。ようやく買えました。

と、いうことで、こちら、2万円のバッヂでございます。(年貢)

特にこれといった使い道はないと思うんですが、なんか… かっこいいじゃないですか^//^わたしはバッヂを持っているのだ、と思うだけで、しばらく嬉しい気持ちにひたれそうです。ちょっとにやけているかもしれない。

あとは2日に1度取り出して、うやうやしく眺めることにでもします。仏壇みたいなものですね。(金色だし)


さて、エキスパートの勉強をしよう、と思い立ってからの約1年。今年は、1次試験、2次試験と進むたびに、お祝いをし続けた1年でもありました。

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▶ 夫だけ1次試験を通過した夜に、名古屋のホテルでいただいたピノノワール。なぜホテルディナーだったかというと、わたしも受かるつもりだったんや。呪詛時代のますたや。

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▶ 夫から遅れること1か月、わたしも無事1次を通過。晴れて呪詛時代を抜けた記念の、コスパよしシャンパーニュ、ポメリー。

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▶ 2次試験が終わった夜のヌフデュパプ、ハーフボトル。よく考えたら平日だし月曜日。でも飲んじゃうよね、終わったんだから。

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▶ 合格発表の日に飲むと決めていたシャンパーニュ、シャルルエドシック。これは受かっても落ちても飲むと決めてました。もはや飲みたいだけじゃない?

なんやかんやとかこつけながら、おいしいワインを飲み続けた2021年のますたや。

2021年はワインエキスパート試験とともに、そして、エキスパート試験を口実としたおいしいワインとともにあった、素敵な1年だったのでした。

ワインとともにあらんことを。May the wine be with you. ―― マスターヨーダのありがたいお言葉(記憶違い)

・・・来年どうしよう。試験もないのに、一体なににかこつけたらいいんだ…(絶望)


ブルゴーニュ・シャルドネ 2018[¥ 3300 ]

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<ワインdata>

国:フランス(ブルゴーニュ) 種類:白ワイン 品種:シャルドネ ヴィンテージ:2018 生産者:ドゥデ・ノーダン インポーター:ミリオン商事

<バランス>

酸味★★☆☆☆ 糖度:★★☆☆☆ 香り:★★★☆☆


2021年は(エキスパート試験にかこつけて)いいワインを飲んだ1年でしたが、もうひとつ、とあるワインとともにあった1年でもありました。

それがこちら、ドゥデ・ノーダンです。

もとはサヴィニー・レ・ボーヌに古くからあった歴史あるワイナリーを、1933年にドゥデ家が引き継ぎ、続けて来られたというこちらの生産者。

ただ、こちらのドゥデ・ノーダン。近所のソムリエによると、もともとはこんな風に一般消費者がワインショップで買ってくるワインというよりは、レストランやホテル向けに卸され、飲まれることが多かったワインなんだそう。

というのも、普段スーパーやコンビニで見かけるようなワインは、レストランでは出しにくいんだそうです。

ホテルレストランともなると、ボトルの値段は1.5倍でも格安、だいたい2倍近い値付けがされることが多い。

そうなってくると、たとえば卸値が5000円のワインでも、お客さんにとっては「1万円を出して飲む」ワインになるんですよね。そのときに、「昨日スーパーで見かけた」ワインが出てきては、ちょっと興ざめしてしまう。だったらこの半額で、近所のスーパーで買ったほうがよくない? と思うのが、ひとの心というもの。

だから、「レストランだけに流通する」ようなワインが、実際は数多く存在しているんだそうです。へー、なるほど。

確かに、静かなピアノの旋律流れるホテルの高層階で、きらめく夜景を見ながら傾けるグラスに、うやうやしくコノスルが注がれたりなんかすると、まあ、なんというか、急に親近感というか、「さてはおぬし、昨日も会ったな?!」などと、急に江戸っ子口調にはなりますよね、たぶん。コノスルはおいしいんだけど。


で、そんなレストランワインであるドゥデ・ノーダンなのですが、実は今年は大幅な割引がされているんですよ。そのお値段、なんと30%オフ。

今年は飲食業界にとって、本当に苦難の1年でした。なかなかあけない緊急事態宣言、外出自粛の要請、アルコール提供の機会はぐんと減り、あちこちでお酒が、そして、ワインがあまってしまった。

こうなると、レストランには卸せない。とはいえ、売り上げがたたないとどうしようもない。ということで、きっと、苦渋の選択だったと思います。今回限り… と願いながら、わたしたちおうち消費者向けに割引価格でワインショップに卸されたのが、このドゥデ・ノーダンのシリーズだったのでした。

ソムリエから「この値段で入ってくるのはたぶん今年だけだよ」と言われたら、まあ… 買いますよね(庶民)


近所のワインショップでは、こちらの3種類が30%オフになって売られていました。

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▶ ブルゴーニュピノノワール。元値は3300円、30%オフで2310円!や、安い… お味はいわゆる「梅しそ系」の、あわいピノノワール。

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▶ シャブリ。元値4500円が3150円に。や、安い…ッ! こちらはシャブリ「らしくない」華やかで厚みのあるシャルドネで、満足感が高く万人受けしそうなおいしいワイン。

そして、2021年のドゥデ・ノーダン締めとして飲んだのが、今回のブルゴーニュシャルドネです。

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グラスに注ぐと、色調は濃いめのイエロー。おお、まじか。なんだか、ブルゴーニュ、らしくない、酒質の強さを感じます。

グラスに鼻をちかづけてみると、ふんわりと樽が香ります。外観からは強めの樽香を想像しちゃう感じなので、このふんわりとした優しい香りに癒されます。青りんごのようなフルーティさもあって、酸味は柔らかそう。ふむふむ、味はどうだろう。丸みのある感じかな?

けれどひとくち飲んでみると、これが意外と硬質でミネラリー。へー。酸味はやはり柔らかいのですが、フルーティさも意外と控えめ。むしろちょっと塩味を感じるような陰性のワインで、料理によく合いそうです。

今回は、ふるさと納税でいただいた北見市のホタテを、カルパッチョにしてみました。甘やかな香りがホタテのあまみとマッチしつつ、口内の “海っぽさ” をちょうどよくスッキリとさせてくれて、なるほど、これはなかなかいい感じのおうちマリアージュでした^//^♪

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▶ ぷりっぷりのホタテ!

さて、とはいえもう少し残っている2021年、まだまだ3000円ワイン、飲んでいきますよ~!ラストスパート!

みなさんも素敵な週末を、素敵なワインとともにお過ごしくださいね♪


それでは、ここまでお読みいただいてありがとうございました(^O^) 次もまたおいしい3000円ワイン、もしくは楽しいワ活でお会いしましょう!週末ワ活びと、ますたやでした^^

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■ ますたやとは:

関東在住の30代、3000円ワインの民(たみ)。ワインは週に約5本(休肝日2日)。夫婦で1本を分けあって飲みます。3000円ワイン以外のワインについては、Vinicaにて夫が更新中。2021年、夫婦でJ.S.A.認定ワインエキスパート取得。これからもおいしいワイン、いっぱい飲むぞ~!

twitter:@3000wine_tami
Instagram:@3000wine_no_tami

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