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今夜わたしが頂くワインは?〈フランス(ブルゴーニュ)/ピノノワール〉

こんにちわ(^○^) 3000円ワインの民、ますたやです♪

みなさん、「今夜飲むワイン」って、どのように決めてますか?


われわれますたや夫婦は、ワインが大好き。週に5日のワインナイトを、毎日たのしみに生きています。

そんなわれわれの朝。在宅ワーク中の夫を家に残し、玄関に向かうますたやの背中に、夫がお見送りの声をかけてくれます。

今夜なに飲むか、決まったら連絡ちょうだい

いってらっしゃいよりも、気を付けてね、よりも、なにか忘れものない?よりも、大事な合言葉。

『今夜、なに飲む?』

この大事な合い言葉を胸に抱きながら、わたしは電車に揺られ、日々の労働に向かうのです。いってらっしゃいはあってもいいと思うけど。


さて、冒頭の質問にもどります。
今夜飲むワインって、どんな風に決めてますか?

家に帰って、そのときの気分で選ぶ

ができたら、わたしも夫も心穏やかな日々を送ることができそうです。
が、これ、現時点の我が家ではちょっとむつかしいところがあるのです。

なぜかというと、うちのセラーちゃんが8本しか入らない都合で、「外にあふれてるやつ」を飲みたい!となったら、事前に冷やしておかねばならないから。あらやだ。

しかも、あの憧れの「上段下段で温度設定を変えられる」セラーではないので、セラーは基本「14度」設定。白ワインを飲むとしても、もうちょい追い冷やしが必要なんです。

夫が毎朝、ますたやの忘れものよりも今夜のワインを気にかけているのは、そういうこと。つまり、ワインの温度係を(自主的に)になっている夫が、ワインをいいタイミングでいい温度に仕上げるため

もはや在宅ワークがワインのためにあるみたいなイメージが定着しそうな夫ですが、それでだいたい合ってます。(合ってた)


でも、ワイン決めるのって、意外と難易度高くないですか?

まず第一に、朝飲みたかったワインと、夜飲みたくなったワインって違ったりするんですよね。

それに、仕事のあとはお腹がへっています。ありとあらゆることが面倒になり、一刻もはやく家に帰りたい気持ちになってるんです。

まとめ買いをしない我が家では(※わたしが冷蔵庫の中身を忘れておなじものを買ってくる事案が頻発したため、必要なものを日々買う戦法に変えました。生きるって大変。)、だいたい毎日スーパーに寄って帰ります。

そうすると、「お腹がへった状態で、ワインにあう夕飯を考える」ことになり、これが意外と難儀なんですよねぇ… なぜならお腹がへっているから。正直もう、からあげと味噌汁でいいから、はやく買って家に帰りたい。

しかも、そんなコンディションなのにも関わらず、ワインを決める要素って結構多いんですよ。

たとえば…

(1)今の気分
寒いからこってり赤!パーッとした気分になりたいから泡にしよう!しっぽりしたいからナチュラル系で!

(2)前後のワイン
週末は白ばっかりだったから、今度は赤かな?いや、最近飲んでなからシャルドネ?あしたは赤飲みたいから、今夜は白?

(3)食べたい料理とのペアリング
今日はどうしてもハンバーグが食べたい。朝の時点では白ワイン飲む予定だったけど、どうしても今はハンバーグの気分。

(4)料理提供の難易度
平日は凝った料理はしないけど、それでも「イタリアの島ワイン」と言われたら魚介類かなとか。合わせたい料理が「近所のスーパーで簡単に手に入るか」および「提供が楽か」(袋から出してチンするだけとか)が重要。お腹へってるし。

(5)値段
「セットでお得ワイン」「福袋ワイン」「たまたま出会っちゃったから買ったワイン」は、たいがい1本の値段が高い。デイリーワインはおおかた「3000円以下」と考えると、そうやすやすとは手を出せない。

(6)3000円ワインか否か
3000円ワインであった場合、わたしがnoteに書かなければならなくなるので、記事がたまっているときには、ちと気が重い。(本末転倒)

(6)あたり、自分で自分の首をしめてる感すごいのでそれは置いておくとして、これを帰り際のお腹がへってるときに同時に考えるの、本当に大変っていうか、お腹がへってることの弊害がおおきすぎない?

そうなんですよ、お腹へってるんですよ… お腹へってるとまじでぽんこつになるんですよわたし…
だいたい1日に3回ご飯タイムがあって、そのたびぽんこつになるって考えたら、ほぼ1日中ぽんこつなんじゃないすかね…

ということで、ぽんこつますたや、どうしても飲むワインが決められない、晩ご飯も決まらない、困ったぞ、お腹がへった!

と、なった昨日の帰り道。こうなったらTwitterの叡智の出番ということで、タイムラインにおわすみなさまに、ご指導ご鞭撻をたまわりました。

その結果が、こちら!

サンキューTwitterの民・・・・・!!!!!

ということで、選ばれたのはACブルゴーニュの、3000円ワインだったのでした🍷


ドメーヌ・アムラン ブルゴーニュ・ルージュ [ ¥3000前後 ]

<ワインdata>
国:フランス(ブルゴーニュ) 種類:赤ワイン 品種:ピノノワール ヴィンテージ:2018 生産者:ドメーヌ・アムラン インポーター:重松貿易株式会社

<バランス>
酸味:★★★☆☆ タンニン:★★★☆☆ 香り:★★★★☆


えっと、まず値段なのですが、ネット価格を調べてみると(割引いて)2000円前後くらい。
だいたいネット価格は「+送料」で実店舗とおなじくらいになるので、実売は26000円前後のことが多いのかも。

わたしは近所のワインショップで「30%引き」の2600円で買ってます。そうすると、上代は3500円くらいかな?ということで、3000円ワインとしました、細かいけど。

実際は「2000円台で手にはいる、コスパACブル!」の範疇かと思います。インポーターのページにも載ってなかったので、たまたま放出中だった可能性もあるかなあ。
ワインの値付けってわりと上下しますし、本当に運とか出会いみたいなものがあるので、実際はよくわからないところ。でもひとまず3000円の民は、「税込み上代」価格でいきますよ、細かいけど!


さて、ワインです。

外観は、ややオレンジがかった淡いルビー色。はー、いいですねぇ、美しい。これぞピノ!
我が家、久しぶりのブルゴーニュピノノワールに、ちょっとテンションあがってます。

グラスに注いだ時点で、すでに甘やかなフルーツと樽の香りが。あー、もう、もうすでにおいしそう。

待ち切れず、くちに含みます。
うま・・・・っ!

これ、おいしいです。シンプルにうまい。
しいていえば、「しっかり系ピノノワール」。わりと強めのフルーツ感と、それに負けないスパイシーな樽香。タンニンも感じられ、全体的な印象は強め。
とはいえいわゆる「ニューワールド系ピノ」かといわれればそうでもなく、酸の輪郭が全体をクラシックにまとめています。推せるなあ!

いやあ、それにしても豊かな香り。翌日のボトルからさえ、いい香りが感じられます。翌日のボトルまでおいしい

飲みやすいかと思いきやちゃんと「陰性」な雰囲気の味わいで、気軽に飲めるわりに満足度が高いです。
2018年ヴィンテージで多少熟成が進んでいたのも、ちょうどよかったのかもしれません。多少の”枯れ感”が、上品さとして感じられる感じ。

これは、飲みどき、今だな。格を考えても、そこまで長熟ではなさそう。あれかな、だから割引き放出中なのかな?

スーパーで買った鴨肉の、あまいあぶら分にぴったり!

3000円(台のおいしいブルピノを探す)ワインの民としては、3000円台のブルピノはいつだって嬉しい。
そして、それがおいしいワインだったら、もっと嬉しい!

ひさしぶにおいしいブルピノを飲み、ほくほく満足なますたや家。
いやあTwitterの民のみなさん、たのしいご協力をありがとうございました!


(夫)「ねぇますちゃん、おれもブルピノに1票入れておいたよ🥰」


・・・・・まさかの内部操作・・・・・・!!!(衝撃の結末)


それでは、ここまでお読みいただいてありがとうございました♪ また次の #ワ活#3000円ワイン でお会いしましょう!3000円ワインの民、ますたやでした🍷

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■ ますたやとは:

関東在住の30代、3000円ワインの民(たみ)。ワインは週に約5本(休肝日2日)。夫婦で1本を分けあって飲みます。3000円ワイン以外のワインについては、Vinicaにて夫が更新中。2021年、夫婦でJ.S.A.認定ワインエキスパート取得。夫はワイン検定講師もつとめます。これからもおいしいワイン、いっぱい飲むぞ~!

twitter:@3000wine_tami
Instagram:@3000wine_no_tami

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