マガジンのカバー画像

3000円ワインまとめ

112
3000円台のワインである『3000円ワイン』についてのまとめマガジンです。 ワイン好きのアルパカが、とある3000円ワインについて考えたことや妄想したこと。 そんなワインエッセ…
運営しているクリエイター

#ボルドー

[3000円ワイン]ささやかな卒業を彩る花束。〈フランス(ボルドー)/メルロー主体〉

9年勤めた職場を退職するにあたり、今月はとにもかくにも送られ続けています。 日々送られすぎて、そろそろ「え、いつまでいるの?」感が出てきた今日この頃ですが、いよいよ明日(3/17)が、泣いても笑っても最終日。 この9年間は、わたしが世界でいちばんカッコいいと思ってる仕事ができた、夢のような時間でした。 なんせ中学生の頃からの夢だったんですよ、この仕事。わたしからすると、サッカー少年がサッカー選手になったみたいなもので、働いていて日々誇らしかった。 職場のみなさんにもしこた

[3000円ワイン]ここがわたしの帰る場所(かも)〈フランス(ボルドー)/ブレンド白〉

今週は、わたしのワイン友達(※夫氏)が珍しく会社に出勤しておりまして、必然的に一緒にワインを飲む機会が減っております。 一緒にワインを飲む機会が減るということは、セラーのワインが飲めないということ。(勝手に飲むと怒られる) というわけで、少ない機会を有効に活用するため、平日ですが #3000円ワイン 、行っちゃいましょう! シャトー・レ・シャルム・ゴダール ブラン 2018[¥3000くらい(税別)] <ワインdata> 国:フランス(ボルドー) 種類:白 品種:セミ

[3000円ワイン]初詣のくじ引きワインを、さくっと。〈フランス(ボルドー)/ボルドーブレンド〉

近所のショップの年始ワインくじ、今年も引いてきました。初詣に行く感じでワインショップに行くなうち… ▶ 昨年の戦績はこちら こちらのくじは、ボルドーの小規模生産者に強いインポーター、アストルさんが提供されています。末等から1等までがボルドー。そして、特賞はなんとまさかの!オーパス・ワン。いやアメリカ…! こうなったらもちろん狙うは特賞オーパス・ワン一択ですよ。いや、1等ラグランジュでもいいな。・・・・・いやもう、せめて4等あたりで、なんとか踏みとどまりたい…! シャト

3000円ワインの民がオススメする、3000円ワイン2022👑ベスト12

3000円台のワインをこよなく愛することでおなじみの3000円ワインの民ますたやですが、実はよくよく観察していると、美味しくワインを飲んでいるだけ説があります。(バレてる…!) というわけで、たまには3000円王国の民としてのシゴトをします! 今回の記事のタイトルは、その名も【3000円ワインの民がオススメする、3000円ワイン2022👑ベスト12】!「ベスト」が多い……! 3000円ワインの民が2022年に飲んだすべての #3000円ワイン の中から、おススメワインを厳

[3000円ワイン]基準のボルドー、発見〈フランス(ボルドー)/カベルネソーヴィニヨン・メルロー〉

夫氏が、WSETのLevel2をパスしたそうです。 ▶いつのまにか共通カレンダーにスケジューリングされていた、WSET受験の経緯はこちら 実はわたしよりも、ワンランク上のワインガチ勢の夫氏(おもに課金面で)。 ひつじのように穏やかに生きているかと思いきや、急にこういうことを始めるので、まったく油断なりません。 そもそも我が家では、「各自のお財布と時間の許す範囲で、好きに生きてヨシ」という経済的自由主義が採択されています。なのでこうして、いつのまにかワインにはまっていたり

シュレディンガーの福袋ワイン〈フランス(ボルドー)/ボルドーブレンド〉

こんばんわ♪ 3000円ワインの民、ますたやです(^O^) さて本日ご紹介の3000円ワインは、近所のワインショップで毎年1月に開催されております、ワイン福袋で手にいれたワインです🍷 こちらのワイン福袋は、インポーターの『L’ Astre(アストル)』さんご提供のイベントとなっております。 アストルさんといえばボルドーワイン、ボルドーワインといえばアストルさん。 特に、ファミリー経営や小さな畑など、小規模ながらもキラリと輝くシャトーを見つけ出す手腕に関しては、うちの近

ワインに疲れたら、ワインを飲もう<フランス(ボルドー)/セミヨン・ソーヴィニヨンブラン>

こんばんわ!3000円ワインの民、ますたやです(^○^) みなさん、ワイン、飲んでますか?🍷 かくいうわたしは、今夜は休肝日。 優秀なキュウカンバーとして、静かにオールフリー(ノンアルコールビール)をたしなむ夜… とはいえ、キューカンバーにはキューカンバーなりの楽しみがあるわけで、 それが、翌日のワインを選ぶことです。 あしたになったらなんのワインを飲もうかと、わくわくしながら考えているこの瞬間は、キューカンバー唯一の、そして最大の、楽しみな時間でもあります。 だって

春はあけぼの、晩秋のボルドー。〈ボルドー/カベルネ・ソーヴィニョン メルロー〉

それぞれの季節ごとに、飲みたいワインがあります。 たとえば、真夏。ぎんぎらと照りつける太陽、アスファルトから立ち込める熱気。こうなってくると、俄然、泡が飲みたくなります。あわい黄金色に、シュワシュワとはじける泡。フルートグラスにそそいで横から眺めているだけで、体温が1度さがる気がします。 たとえば、冬。金属製のドアノブを触るのもためらうような、きんと冷えた寒い夜。窓に吹き付ける細い風音と、室内に満ちた蒸気。ことことと鍋が歌うのをきいていると、こっくりと深い赤を飲みたくなり