コロナ後の進路指導ってどうなるんでしょう?

高校生にはとっては避けられない進路について考えるという機会があります。

コロナショックを通じて、
現在の「やりたいことを見つけよう」的な指導から「確実に家族を養っていける」仕事を選ぼうと指導に変わっていくのではないかと思います。
もしかすると進路指導は従来通りのやり方から変化しなかったとしても、進路選択に関して生徒のマインドセットは変化するでしょう。

そうでなくてもサトリ世代以降は保守的とかなんとか言われていますから。

となると、日本特有の「仕事にやりがい・生きがい求めすぎ傾向」は弱まり、 

仕事は仕事!余暇は余暇!

とメンバーシップ型の働き方が弱まり、ジョブ型の働き方の意識が社会全体にさらに強く広がっていく可能性があります。

その時に求められる教員像は果たして、生徒のために生活全てかけています。生徒のために家族との時間も取らず、サービス残業100時間超えでも全然元気です!という先生なのでしょうか?

私は長くこのタイプだったような気がします。そうしなきゃいけないという暗示のようなものにかかっていたような気もします。

そして、生徒たちはこう言い残して卒業していきました。

「先生にだけはなりたくない。ウチらみたいなの相手に休日も返上して、毎日笑顔でなんてできるわけがない。」

仕事はもちろんキッチリ!が当たり前。
仕事以外のところでどれだけイキイキしているか、仕事以外の場面でどれだけ楽しく生きているか。
大人はたいへんだけど、楽しいよ。
学ぶことは永久にあるし、
いつから始めても上達することはたくさんある!
おじさんになってからでもサイコーの友ダチはいくらでもできる。
すげームカつくやつはいるし、仕事はサイコー!といつも言えるわけじゃないけど、人生は楽しいね。

という姿を見せることが最高の教育なんじゃないかなと、ここ数年思いはじめました。

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