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本当にやってよかった。転職活動4つのメリット

12月から3月まで4ヶ月続いた転職活動も無事花が咲きました。
心からやってよかったと思える転職活動、そのメリットをまとめてみます。

様々な業界、職種、企業を知ることができる

自分に合う業界はどこか、興味のあった職種は何なのだろうか、たくさんの会社はどんな違いがあるのだろうか。
転職活動をしなければこんなに多くの情報は入ってこず、取捨選択する機会もありません。

私は転職活動当初、SEから離れたくてWebマーケティング、Webデザイナーに応募していました。
しかし、魅力を感じる部分はあったけれど、自分の中から湧き上がってくる想いがキャリアチェンジをするほど大きくないことに気付いて潔く諦めることができました。
隣の芝が青く見えている状況から、芝に足を踏み入れてこんなもんかとわかった感じです。

そんなこんなでSEという経験を直接活かせるような仕事に絞り込めたのですが、どの業界で働くか悩みました。
検討したのは主にSIer、コンサル、webサービス、事業会社。
これまでSIerにいて一番不満だったのがシステムを必要とする人が遠いことでした。
それと最先端を走るよりITが行き届いていない場所に届けたいという想いもあったので事業会社を選択しました。

就活のときに業界研究はしたけれど、ここまで自分ごととして考えて本気で悩みはしなかったように思います。

自分を売りに出すことで自分の市場価値がわかる

職務経歴書を書き、書類選考や面接でフィードバックをもらったことで自分のスキル、経験含めた市場価値がわかりました。
また、どのポジションに自分が求められているかを肌で感じることもできました。
29歳ともなると未経験の仕事は書類選考で落とされることも、、

前職では評価されることは少なからずありましたが、具体的な昇給などは大きなものでもなく、市場価値も社内にも同じような人材の中の順位でしかわかりませんでした。
同期が同じ研修を受けて、同じようなポジションで経験を積んでいくので社員間で大した差は生まれません。

しかし、企業、業界、地域が変わると全く同じ経験でも貴重なオンリーワンの人材として活躍する場があることに気付けました。
まさに井の中の蛙、かつどんぐりの背比べをしていたのです。

自分が必要とされている気がしない、代わりはいくらでもいるんじゃないか、という人も違う環境に行って輝くチャンスはあります。

想いを語って、聞いて、嘘のない仕事を見つけられる

これが一番よかったし、楽しかったことです。

いろんな業界、会社、ポジションの人と1時間も話をできる場なんてそうそうないです。
そんな時間で自分の想いを語って、相手の想いを聞いて、自分の価値観はかなり深まりました。
めちゃくちゃ共感できたり、少し違うなと思ったり、話が全然噛み合わなかったり、盛り上がったり。

中途採用の面接の時間配分はだいたい会社の紹介15分、自分の紹介15-30分、質疑応答15分ぐらいのバランスで進められます。
自分の紹介と質疑応答はほぼ雑談のような感じになることが多く、自分の価値観、想いをぶつけるチャンスは多くありました。

そんな時間を通して、自分が嘘をついているなあとか、今まで気づかなかったけど自分はこういうことをやりたいんだ、とか、多くの気づきを得ました。
それが結果として、嘘のない自分の気持ちと仕事とをつなげることができました。

働く環境がよくなる

最後のこれは転職先にもよりますが、多くの場合環境はよくなるかと思います。
収入、残業時間、やりがい、社風など。
現職、前職で不満があってそれを満たすために転職活動をするわけで、そんな風に仕事探しをしていればきっと見つかります。

仕事はやはり人生の多くを占めるもので、より良い環境で働くことは疎かにすべきではないです。

おわりに

3〜4年目ぐらいで一度転職しておけばよかったなあとも思いました。
転職活動のタイミングについてはまた別記事で。

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