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おめでとうございます近江瞬さん、荻原裕幸さんの『リリカル・アンドロイド』の明るさ、「歌集は書店には並んではいけないと思う」、などの一日。#kurukeredo

2020年7/16(木)3340





https://twitter.com/BYESTOF/status/1283276921560682496
河井克夫さんはこういう
抜け感のある漫画、
本当にセンスいいと思う。



https://twitter.com/toiimasunomo/status/1283417246644109312
漫画家のみんな、
挑戦してみて。
私も漫画家になりたい。



https://twitter.com/sun0690/status/1283311990098718720
近江瞬さんの歌集、
いま拝読中。
読みかけの歌集が
手元に何冊もあり、
冷蔵庫に常備している
原液のカルピスのように、
いつまでもなくならない。
少し読んでは閉じ、
また少し読んでは
しおりをはさみ、
という感じ。

荻原裕幸さんの歌集も、
そうなるかと思ったら、
あっというまに一晩で
一冊読んでしまった。

『リリカル・アンドロイド』。
新人のデビュー作のような
歌集名だと思う。
https://twitter.com/toiimasunomo/status/1283587290850144256


一首目。
「見せ消ち」
という伝統的な手法の
バージョンアップという感じ。
さくらが三回も出てくる。
そこにはないさくらが、
心の視界で満開だ。

二首目。
好き嫌いを認めない人は多い。
本当は好き嫌いなのに。
正しい正しくないの
話にしようとしている。
そのいびつな力を、
実感する春の区役所。
私もそこに、
いたことがあると思う。

三首目。
春の雪と韻を踏む人名。
どうしようもなさの、
照れ笑いのような、
明るさ。

たまたま歌集の前半に
引用歌が集中したけれど、
集中力は途切れず、
最後まで楽しかった。

ところどころに花の咲く、
カレンダーみたいな歌集。
子のいない夫婦。
主人公は共に暮らす
「あなた」の存在に時々、
ひやりとする。

あとがきは元気そうだけど、
「書けているのだから、
きっと大丈夫なんだ」
と思いたいけれど、
私は自分の人生のせいで、
心配になってしまった。


https://twitter.com/toiimasunomo/status/786267757755052032
#枡野百人一首
の歌を選ぶために、
『デジタル・ビスケット』を
隅々まで読み返したことがある。
私の偏った信条の関係で、
旧仮名遣いが
表面に出ていない歌を
拾いたかったけれど、
とても少なかった。
今回それが多い。
二首目を引用しなければ、
口語かつ新仮名の
歌集と誤解されそうだ。

「玲瓏」にいた歌人だと、
だれも思うまい。

二首目は、
ほかにだれかが
ひいてないかなと検索したら、
江戸雪さんが選んでいた。
https://yurioil.seesaa.net/article/474933772.html



https://twitter.com/toiimasunomo/status/765216671791394816
#枡野百人一首
をいつか更新するとしたら、
この歌集から選ぶと思う。
帯に書かれている、
平岡直子さんの言葉に賛成。

感想、
おしまい。

同書は西荻窪の今野書店で、
くどうれいんさんの
散文集と一緒に入手しました。
「歌集は書店には
並んではいけないと思う」
と言われたことがある。
いつか出たシンポジウムで。
そう言いきった歌人に、
昨今の歌集シーンの
感想をきいてみたくなる。
https://twitter.com/toiimasunomo/status/1283437545007669251


私の住むまちでは、
コインランドリーでも、
歌集が売っているのです。
うちから徒歩三分の店。
https://www.instagram.com/p/CCAVHCmDv5g/



https://twitter.com/ytomaru/status/1283390133350236162
ドラえもん短歌に関しては、
あしたニュースがあります。

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