見出し画像

配信でTOKYO COOL、劇場でGパンパンダやゾフィーをみた日 #kurukeredo #テアトロコント

2023年4/29(土)4352



さっき、オンライン配信みました。カンカンさんはSMAの大先輩で、枡野書店にも来てくださったことがあります。オンライン配信でやや冷静にみたことで、発見がありました。TOKYO COOLのお二人は全面的に「おじさん」アピールしているが、じつは若々しくて清潔感がある。お二人以外の人とからむ映像が楽しかったので、改めてテレビ向きだと思いました。お金にまつわる映像が「ノンフィクション」と知って戦慄。最後の漫才が、いつもテレビで拝見する型の豪華版でしたが、バリエーションあるネタ(それぞれ楽しい)の最後にみると、いかに完成度が高いかがわかりました。業界の人に、もっともっと見つかりますように。

ゾフィーさんは浅草の小さな劇場で毎週のようにご一緒していた、別の事務所(グレープカンパニー)の天才的な先輩。今回のとても短い一瞬のネタ、新鮮でした。Gパンパンダさんは面識なしだが昔から好き。ゾフィーさんとGパンパンダさん、共にインテリジェンスが高く、芸人以外の仕事でも有能という、意図を感じる組み合わせ。Gパンパンダさんの、まじめで余裕がなく純粋すぎる『雪本』というキャラクターを中心にしたネタ、ツボにハマってしまって、ほかの人が静かな時にも声出して笑ってしまった。素のキャラクターをいかした人物造形なんでしょうか。世間一般の価値観に揺さぶりをかける、真に知的なコントだと思いました。初めてみた「カゲヤマ気象台のコント」は、私にはちょっと難しかったです。いつもは演劇をやっているようで、作風が普段とどうちがうのか、気になりました。

ゆうべみた、ナオさんの新トリオ「マイアミバスケットボールクラブ」もよかったなあ。特殊な固有名詞のつかいかたが、SNS時代をうまく捉えている。

ゆずき先輩も、お元気そうでなによりです。

あした行けるかわからない私の代わりに、ぜひ。

麻川針さんは、著者自装が故・菊地信義さんにほめられた唯一の歌人、山階基さんの装幀家としての名前。私が名刺がわりに配っている三つ折りリーフレット「ますます枡野浩一」のデザイン・編集も手がけてくれました。この歌集もタイトルの控え目な入れ方が、あるようでないというか、印象的で逆に目立ちますね。

谷さんの詩、ほっとする。詩歌は「緊張する」方向のものが多すぎな気も。両方あるのが健全。

あららがこんな仕事を。コアマガジンの本の、校正はよくやっています。

私はこの日から学校があるので行けないけれど、私の代わりに聞いてきてください。

短歌のイベント多い。この版元は私が帯文を書いた目黒雅也さんの単著『うちのしょうちゃん』も出してます。

読み返したい歌集にかぎって見つからないねえ。

このシリーズで村上きわみ歌集、どうですか。

本当に嘘みたいな仕事だよねえ。このとき朗読したのは、《じゃあまたと手をあげる時ナオユキはなんだかすごくナオユキになる (村上きわみ)》。

出ますよ。俳人の佐藤文香さんも含めた3人で、第1稿を揃えたところです。10月刊行予定。

ここから先は

1,035字 / 16画像
この記事のみ ¥ 100

もしお役に立ちそうな記事があれば、よろしくお願いします。