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久しぶりの新宿で感じた事

先日は久しぶりに新宿へ出かけました。

https://www.beams.co.jp/news/3996/

堀江選手の写真を見るためにBEAMSへ行ったのですが、1階に外国人観光客向けと思われるかわいいグッズがたくさん置いてありました。

円安もあってか、新宿は本当に観光客の方が多い印象でした。今の日本で様々なお店に一番お金をたくさん使ってくれるのは観光客なのではないででしょうか。ハイブランドのショッパーをたくさん持って歩いている人はほぼ海外の方という感じでした。

新宿マルイアネックス1Fにゴジラがいました

新宿のマルイアネックスは洋服販売のテナントが少なくて、アニメとかキャラクターグッズのお店が増えたり、あとはカプセルトイがたくさん並んでいたりと、かつて華やかな洋服が並んでいた時代とはまったく別のものになっています。

ファッション市場が縮小する一方で、アニメやゲームに親しむ人は増えていて、しかも熱量の高いファンが多いので消費性向も高い。また、私が店長を務めていた新宿マルイ アネックスの上には映画館がありますから、相乗効果を見込めます。それを活かすべきということで、2016年にアニメ事業部を設立しました。

アニメのパワーは予想以上です。1年前に渋谷マルイで乙女系アニメのイベントを開催した時には、開店前に若い女性が1500人ほど並んで、20坪のお店で1日3000万円の売上げがありました。今年1月に新宿マルイ アネックスで中国のゲームのイベントを開催した時も、1400人ほどの行列ができるなど大盛況でした。

事業構想2020年5月号
丸井は「売らない店」を目指す デジタル時代、「体験の提供」に活路
https://www.projectdesign.jp/202005/newbiz-100/007739.php

上の記事はコロナで大変だった頃の記事ですが、あれから数年経ち実質賃金減が過去最長となっている現在は、より財布のひもがかたくなっています。

ところがその中にあってもアニメ市場は成長しているようです。

アネックスにアニメ関係が多いのはそのためだったんですね。

この日は寄らなかったのですが、若い頃新宿に行くたびに必ず見ていたマルイメンのサイトでフロアガイド見たら、イベントスペースやスクール、アニメイトなどになっている部分が多くて驚きました。NEW OPENの記事があったので何かと思ったら、エアソフトガン射撃を楽しめるアミューズメント施設ができるというものでした。

マルイで買った服を着ていた時代もあったので、昔と違う店舗の雰囲気を見て少し切ない気持ちにもなったのですが、よく考えてみたらマルイは昔からいろいろな事業をしていたし、変わっていく情勢や価値観に常に対応していく逞しさを持っているのかもしれません。

渋谷→原宿→新宿といろいろなお店を回って買い物をして、最後にマルイメンを見てから新宿二丁目で飲むというのが週末の楽しみでした。最近は足が遠のいていた新宿ですが、たまに行くたびにいろいろな物が変わっているのは街が生きている証拠ですね。

一方で私が学生時代の頃の雰囲気が残っている所もあって感慨深くなりました。


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