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自助グループ「にじのこころ」

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運営しているセクシュアルマイノリティと精神疾患の自助グループ「にじのこころ」について知っていただくためのマガジンです。
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#障害

この国はいつ障害者を見て、その声を聴こうと思うのか

年明けから「今年はオリンピック・パラリンピックイヤー」という事がテレビやメディアなどで多く取り上げられるようになりました。 パラリンピックを開催するという事は世界中から人が来ます。そうなると障害のある人が使いづらい都市であることは世界の恥。そう思ったのかパラリンピック開催する事になってから割と頑張ってバリアフリー化が進んでいるような気がします。障害者がいくら声を上げても改善されなくても、世間体ならぬ世界体が気になる日本は、こういう時に急にやるようになるんですね。 ところが

メルマガ/LINE@第49号発行しました

自助グループの活動を今月から少しずつ再開しました。 本格的な集まりは来年から行う予定ですが、それまでにセクシュアルマイノリティや精神疾患、障害など様々な生きづらさに関する情報をシェアしたり、noteでそうした事についての思いを書いたりとクレッシェンドしていきたいです。 今日は久しぶりにメールマガジンとLINE@を送信しました。登録している方には届いていると思いますのでぜひお読みください。あと登録していない方向けにどんな感じのものなのかこちらにも貼っておきますので、お時間の

名簿のシュレッダー処理を「障害者雇用の職員が担当した」との答弁で思った事

昨日人権週間についてnoteを書いて、国や自治体が人権を軽視しているという事を少し書いたのですが、その直前に安倍晋三首相が名簿を廃棄したのが「障害者雇用職員」だったと答弁した事がニュースになりました。 障害者雇用と言う必要があったのでしょうか。この原稿を書いた人もチェックした人も、そして読む人も誰も疑問を感じなかったのでしょうか。自分達を守るために必死になっていて気付かなかったのか、いいえきっと普段からそうした事に思いを巡らせていないからだと思います。 過去の答弁と食い違