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自助グループ「にじのこころ」

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運営しているセクシュアルマイノリティと精神疾患の自助グループ「にじのこころ」について知っていただくためのマガジンです。
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#セクシュアルマイノリティ

こころの相談窓口など一覧(随時追加中)

にじのこころは今の段階では相談窓口などを設置していないため、現在電話やSNSなどで相談をやっている所を書き出していきます。このノートに来た人が少しでも相談などに繋がればと思います。 《2019.4.10現在》※少しずつ追加していきます。 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター東京自殺防止センター 法務省人権相談 三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」 東京弁護士会セクシュアル・マイノリティ電話法律相談

他のセクシュアリティについて語るという事は

もし日本を知らない方に、日本についてではなく「関西ってどんな所?」と聞かれたらどう答えるでしょうか。私はずっと関東に住んでいるので関西について詳しくはわからないですし、関西でも京都や大阪、奈良など地域で違いがあるでしょう。 それを私がさも関西を知っているかのように話したら、関西にお住まいの方からしたら「何も知らないくせに勝手な事を言っている」と思うはずです。 なのでもし関西について聞かれた場合は「関東に住んでいるので詳しくはわからない」と正直に言う事になると思いますし、自

人は不安になると過去から目をそらし、憎悪と差別に走る

第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人などの大虐殺(ホロコースト)について、イギリスの成人の20人に1人が「起きなかった」と考え、12人に1人が「誇張されている」と考えていることが明らかになった。イギリスのホロコースト・メモリアル・デー・トラスト(HMDT)が2000人以上を対象に行った調査に調査した結果。 27日は国連が定める「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」に当たる。イギリスではロンドンでの追悼式典に加え、国内で1万1000件以上の関連イベントが行われた。

LGBTばかりになったら国はつぶれる

同性愛は勝手に増えるものではないし、同性婚を認めている様々な国は潰れていません。 同性愛者を含む性的少数者いわゆるLGBTについて、自民党の平沢勝栄衆議院議員が「LGBTばかりになったら国はつぶれる」と発言し、今後、波紋を広げることになりそうだ。 自民党の平沢議員は3日、山梨県で開かれた集会であいさつし、「少子化問題」に触れた上で次のように述べた。 自民党・平沢勝栄議員「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいい

精神科病院大国日本に、 今こそ心のバリアフリーを

現在オリンピックに向けて東京はバリアフリー化が進められています。しかしこうしたイベントがなければ障害者に配慮した街にならないという事が嘆かわしいですし、目に見えない障害についてはバリアフリー化が行われているとは思えません。 4月1日からは障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わりましたが、省庁などの障害者雇用水増し問題、兵庫県三田市で障害のある長男を監禁していたとして父親が逮捕されるなど、様々な問題がいまだに噴出し続けています。 オリンピックが開催される2020年は、精神障

自助グループ活動ご協力のお願い

2018.12.30現在(随時内容追加していきます) noteでユーザーが仕事依頼ページというものを作れるようになったみたいなので、活動している自助グループを知っていただく機会になればと思い作成しました。 セクシュアルマイノリティと精神疾患、発達障害など複数の生きづらさを抱えた人たちで集まる場「にじのこころ」を立ち上げて活動しています。 当事者が会っていろいろな話をする場「にじのこころカフェ」の開催、チャットによる交流などをしています。 またSNSでグループの活動を知

心の病で公立教員5千人超休職

多忙にストレス…心の病で公立教員5千人超休職 https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1225/ym_181225_4181940904.html 2017年度にうつ病などで休職した公立小中高校などの教員は前年度比186人増の5077人だったことが、文部科学省の調査でわかった。心の病気による休職は07年度以降、5000人前後で推移しており、多忙でストレスを抱えていることが要因の一つとみられている。  発表によると、病気での休職者は同38人増

自助グループでメルマガとLINE@をやっています。

自助グループ「にじのこころ」では、グループの活動の情報、セクシュアルマイノリティや精神疾患のニュースなどをお知らせするLINE@をやっています。ID検索で「@nijinokokoro」で検索して追加していただくか、下のQRコードを読み取ってください。 現在こちらから情報発信のツールとしてのみ使用しており、登録している方おひとりずつとのトークや相談受付などは行っておりません。運営をひとりで行っているため、そこまで手が回らないのが現状となっております。大変申し訳ありませんがご理

虹禍論(こうかろん)

年末になると今年もいろいろな事があったなと思い返す事が多くなりますが、何をするにしても「平成最後の~」というものが頭につく今年、本当にいろいろあったなと自助グループをしていて思いました。 昨年末に寝屋川で監禁致死事件が起き、現代に残る座敷牢だと恐ろしい気持ちになって新年を迎えたわけですが、今年になっても三田市で同じような事件が明るみになりました。発覚していないだけで他にも閉じ込められている人がいるのではないかと恐ろしくなりました。 そんな自助グループをしていて胸が苦しくな

強迫性障害体験コラム(第4回)

障害者の情報発信サイト「D.culture」に私の様々な精神疾患の体験記を連載していただいております。先日強迫性障害についての4回目の記事をUPしていただきました。 家の戸締まりやガスの元栓などが気になる強迫性障害の確認行為。それが悪化して日常生活に支障が出て大変な状態を思い出しつつ書いています。なかなか理解してもらえない強迫性障害について少しでも知っていただけたら幸いです。 強迫性障害の過去連載は下のリンクからお読みください。 強迫性障害を患っていた頃3 http:/

孤独は全てを奪い去っていくから

人は寂しかったり困ったりすれば、自分の非常ボタンを押してサイレンを鳴らし、泣いたり声を出して「苦しいから助けて」と伝えなければなりません。 本当ならばそうなる前に誰かが気づく事ができる世の中が望ましいのですが、誰もが自分の事で必死だからSOSを最大音量で出さないとわかってもらえません。 でもその大きなサイレンさえも「うるさいから止めろ」「その程度で鳴らすな、甘えるな」と言われます。そうしてもうボタンを押せなくなり、助けの声も届かないと絶望してしまいます。 孤独とは人から