〜Day 52〜
四国3日目。
この日は徳島県の池田へ。
徳島県といえば、昨年、ドイツ代表が来日した際に試合が行われた場所。
徳島県とドイツが友好関係にあって、ドイツを呼べる繋がりがあるんだとか。
この日は、阿波池田駅というところの近くの池田高校へ行ってきました。
池田高校には、池田小学校のみんなと池田高校男女ハンドボールが集まってくれました。
この旅を通して、小学生のハンドボール経験の重要性に気づいたからこそ、小学生には自由な発想で、ハンドボールを楽しんでもらいたい。
そう思って、トレーニングをしました。
この日は、初の取り組みでCPにもGKトレーニングを体験してもらいました。
それを通して、GKのことを理解してくれれば、GK特有の孤独感もなくなりますし、良いコミュニケーションをするためのきっかけになるかなと思ったからです。
この日はキックとフットワークを交えながら、トレーニング。
ハンドボール選手は普段、ボールは蹴るなと言われるので、キックする機会がほとんどありません。
しかし、この日はとにかくボールを蹴りました。
恐らく、初めて蹴るトレーニングをするため、最初は難しそうでしたが、自然と全員が笑顔でトレーニングしている姿を見て、僕がこの日に描いていたビジョン通りになって嬉しかったです。
慣れない脚を使ってコントロールすることの難しさ、その中での楽しさを感じてくれたと思います。
これがGKトレーニングの醍醐味です。
一般的な、トラディショナルなGKトレーニングは、ひたすらボールを追いかけたり、ひたすらシュートノックを受けたり、なかなか楽しいと感じるものではありません。
そういうトレーニングを否定するわけでもないですし、むしろ必要な時もあります。
でもそれがすべてだと思ってしまうと、GKは辛い思い出で一杯になってしまいます。
僕は、GKが辛いポジションだという概念をトレーニングから変えていきたいです。
脚を使ってボールを蹴ったり、経験したことのないフットワークをすることは、難しいけど楽しい。
そういうトレーニングを通じて、スキルアップをして、GKに必要な要素を考えてほしいです。
だからこそ、CPと一緒に6mと9mの間をひたすらにフットワークする文化を変えたいですね。
トレーニング後には記念撮影。
この日はトレーニングセッション2時間のあと、多目的ホールに移動して、1時間のトークセッションを持ちました。
トークセッションの最後には記念撮影をしたり、サインを書いたりしました。
この日が、みんなのターニングポイントになれば、本当に嬉しい。
次回は愛媛県。
いよいよ四国も最後。
【今日のトレーニング】
・バックスクワット(15×4)
・片足スクワット(10×3)
・ブルガリアンスクワット(12×3)
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