23.10.22 菊花賞(全馬コメント)

この記事では、菊花賞登録の全馬について簡単にコメントを残したいと思います。

菊花賞登録馬


ウインオーディン

共同通信杯☆。前走セントライト記念組。さすがにソールオリエンスには格の差を見せつけられた形だが、これまで後方一手の競馬ばかりしており、今回の延長は向きそう。戦ってきたメンバーも共同通信杯、皐月賞、セントライト記念を考えれば、世代上位組相手に悪くない内容を見せている。

サトノグランツ

前走◎。父・サトノダイヤモンド、祖父・ディープインパクトはいずれも菊花賞馬で父仔3代制覇のかかる本馬。京都新聞杯を制し、ダービーでは11着惨敗も、前走の神戸新聞杯は少頭数ということもあり、あまり向くコースではないと思いながらも地力評価で本命。勝ち切りはどうかと思ったが、川田Jの好騎乗もあり、重賞2勝目を飾った。個人的にサトノダイヤモンド産駒には注目していて、またクラシック3冠の中では一番向く舞台だと思っている。京都新聞杯前の時点から菊花賞に駒を進めればレーベンスティールとともに上位評価をするつもりだったので、ここは重めの印。懸念は前走勝利の分、人気が先行しそうな点がどうか。

サヴォーナ

ゆきやなぎ賞◎。そのゆきやなぎ賞では後方から長く脚を使っての2着。実力はあると思うが、やや安定感に欠ける印象で、ネット競馬の想定オッズは現状18.1倍。うーん。前走が絶好の買い時だった感が否めないので、強い印は打てなさそうで。

シーズンリッチ

共同通信杯では前述のウインオーディンと☆を悩んだ馬。その後毎日杯を制しているが、ダービーや前走の神戸新聞杯を見ても、ここで買いたいと思うようなレースぶりは見せておらず。

ショウナンバシット

皐月賞ではソールオリエンスやトップナイフなど外を回った馬が上位を占める中、内を通っての5着。ただ、その後のダービーが案外で、評価に困る。ただ、すみれSなどを見てもキレでは劣るタイプなので、前走の神戸新聞杯ではインをロスなく通ったとはいえ、あの位置からで差し切るのは本馬には厳しかっただろし、この馬なりに脚は使えている。今回延長で前走ほどキレを問われないだろうから、上手く立ち回ることができれば。

ソールオリエンス

POG指名馬。京成杯◎。皐月賞は最内は厳しいと思ったが、展開が向いたとはいえ、大外差し切り勝ちは鮮やかだった。あまりにもインパクトの強い競馬すぎて、ダービーでは過剰人気だと思ったが、しっかり実力は示した。前走も勝ち馬が強かっただけで、位置取りや通った位置などを考えれば見劣りする内容では無かった。さらにプラスだと考えているのは、ここを考えて無理に行かせず競馬をした点。臨戦、実力含めて、ここで切るのは難しいという評価。

タスティエーラ

泣く子も黙るダービー馬。個人的には馬券でもPOGでも相性が悪い馬。個人的には立ち回りの上手さが際立っている馬という印象で、勝ちきれないけど安定して走るイメージなので、ダービーくらいのオッズで相手にするには絶妙な馬だと思っている。(実際、ダービーは○)ただ、スペシャリストなどには勝ちきれないと考えているので、紐で押さえはするが、人気落ちするまで逆らい続けることになりそう。今回は人気するだろうから、現状消し筆頭候補。

ダノントルネード

前走日本海S組。シャザーンやウインオーディン、シーズンリッチなどがいた超Hレベル戦の新馬戦を勝ち上がっており、京都新聞杯では今回人気のサトノグランツと差の無い競馬をしてはいる。だが、前走の大敗は不可解。逆に前走の大敗で人気落ち+京都好走経験を評価するなら買いのタイミングではあると思う。

トップナイフ

野路菊S,ホープフルS,皐月賞◎。デクラレーションオブウォー産駒ということで、小回り中距離で立ち回りを活かす馬だと思って評価していたので、皐月賞での後方からの競馬は残念だった。しかし、結果を見るとシャザーンと同じ脚が使えたのは意外だった。さらに評価を難しくしたのが、前走の札幌記念。向いていないとは言え、ソーヴァリアント、ダノンベルーガ、ヒシイグアス、ジャックドールあたりに先着している点から地力を見せた。想像よりはキレる脚が使えるという印象で厳しい展開でも持続力があるという評価に修正。菊花賞はさすがに長すぎると思うが…。怖いので、押さえそう。

ドゥレッツァ

前走日本海S組。後方から持続した脚で差し切り勝ち。2,3走前は少頭数、その他のレースもそれほど圧倒的な内容を見せたとは言えず。未勝利戦では、サトノグランツに勝っているが、あまり高く評価できず。

ナイトインロンドン

前走神戸新聞杯組。未勝利戦2着から3連勝で神戸新聞杯に出走。さすがに先行馬が前で残るような展開で、この内容では…。負けすぎ感は否めないが、ここまで戦ってきたメンバーレベルを考えるとこの中では地力不足と考える方が妥当かな、と。

ノッキングポイント

元々、新馬戦ではHパフォーマンスを示しながら調整の難しさからなかなか好結果を得られていなかった馬。ダービーでも素質の高さは示し、前走の新潟記念では見事に勝ち切ってみせた。素質はある馬だと思うが、人気となると悩む馬。長距離がプラスになるともあまり思えず。

ハーツコンチェルト

ダービー☆。前走の神戸新聞杯ではもう少し強さを見せて欲しかったかなという内容。ただ、大外を回った分、余裕残し、距離延長もプラスになりそうなことを考えれば、ダービーで☆を打つくらいには評価しているので、オッズとの兼ね合い次第で、どのあたりに印を打つか。

パクスオトマニカ

若竹賞◎。前走はレパードS出走で今回芝戻り。半姉に21年菊花賞3着のディヴァインラヴがいる本馬。厩舎コメントが分からないので、なぜ前走レパードなのかは分からないが、芝戻り自体はプラスだと思う。これまでマイペースに逃げて好走が目立っているので、レベルが上がってくると厳しそうで。

ファントムシーフ

ストライドの大きい走りでホープフルSでは最内枠ということもあり消し、東京替わりの共同通信杯ではしっかり巻き返した本馬。皐月賞でも展開が向いた面もあるが、上位に来ており実力はあると思うが、3000mはさすがに長そうで。

マイネルラウレア

前走○。神戸新聞杯組。新馬戦から追走に課題を抱えるも末脚堅実なタイプ。いかにも距離延長が向きそうなタイプ。前走は幾分追走もできるようになっていたが、逆に末脚は不発。どうしても展開、ハマリ待ちになる。

リビアングラス

阿賀野川特別からの菊花賞参戦。ここ3走逃げての好走。前走に関しては5F目で13秒と一度緩め、12.0-12.4-12.4-12.2-11.6-11.8と長く脚を使いながら、逃げ切り勝ち。後方勢が弱い問題はありそうだが、それまでの緩い逃げでの好走とは違う内容で評価できる。その前の2走はあまり評価できない内容だと思うので、ひと夏超えての成長をどう捉えるか。

現状の本命候補

①サトノグランツ
②ソールオリエンス

書きながら、思い切って切るという手もありそうな上位人気馬もいるので、穴指名をどこにするか、菊花賞の傾向を考えながら定めていきたいと思います!

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