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土星先生

[2022.2.22 公開記事]

土星は、望遠鏡が発明されるまでは
肉眼で観測できる、最も遠い惑星でした。

現在でも、古典とかクラシックと
呼ばれる星占いでは、土星までの
7つの星の動きを使うそうです。

星占いでの土星の個性は、
制限、課題、苦手なこと…etc。
土星が支配星(ルーラー)となるサインはやぎ座。
国や会社など、個人というより
社会性を帯びる組織を象徴します。

つまり、個人にとっての土星は、
社会的な制約や課題を課す存在です。

自由奔放に生きたい!という欲望に対して
外からブレーキをかけさせようとする力です。

この制限というのは、
簡単な例でいくと、
小学校に入ったばかりのお子さんが
授業中は席に座らなければならない
といった事です。

確かに制限なのですが、
その制限を覚えることで
社会的に成長していくことができます。

ですから土星は、
人生のいろいろな場面で、
社会的な側面から必要とされる言動を
学ばせてくれる先生なのです。

個人のネイタルチャートにおいて
土星が位置するサインは、
その人が苦手とする分野を象徴します。

しかし、その苦手な課題を克服したら?

長い時間をかけてでも、
苦手な課題を克服すると、
おそらくその過程で
いろいろなことを学び、身に着けることができ
真に「成熟」するでしょう。

望遠鏡が発明される以前より
平均寿命が伸びている現在。

ネイタルチャートの土星が
輝く時間が増えているように思えます。

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