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時代をつかさどる星

[2021.12.4 公開記事]

天王星、海王星、冥王星は、
土星より太陽から遠い天体ということで
「トランスサタニアン」と呼ばれます。

この3個の天体は肉眼で観察することができません。

そのため、望遠鏡が発明されてから
発見された星たちなのですね。

土星より遠方ということは、公転周期が長く、
ひとつのサインに滞在する期間も長いということです。

土星の公転周期が約29年なのに対し、
天王星は84年、ひとつのサインに約7年滞在。
海王星は164年、ひとつのサインに約13年滞在。
冥王星は247年、ひとつのサインに約20年滞在。

トランスサタニアンは、長期にわたって
ひとつのサインに留まるため「個」よりも
「時代」との関連が強調される天体です。

あなたが歴史を好きなら、
興味がある時期のホロスコープを作って
トランスサタニアンがどのサインにあるのか
見てみることをお勧めします。

年代はわかるけど日付までわからない?
お好きな日でいいと思います。
だって「時代」を見るのですから。

サンプルとして
鳴くよウグイス平安京、
794年1月1日午前7時、
京都御所でのホロスコープを作成します。

太陽:やぎ座(土のエレメント)
月:おとめ座(土のエレメント)
水星:いて座(火のエレメント)
金星:みずがめ座(風のエレメント)
火星:やぎ座(土のエレメント)
木星:しし座(火のエレメント)
土星:おうし座(土のエレメント)
天王星:おとめ座(土のエレメント)
海王星:おとめ座(土のエレメント)
冥王星:やぎ座(土のエレメント)

トランスサタニアンの3天体は全て
地のエレメントで、さらに土星を加えると
地のグランドトラインができています。

実に390年続く平安時代の始まりは
地に足のついた安定した時代を示唆する
配置となっていますね。

ご興味がある方は、ぜひ
やってみることをお勧めします。

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