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働く女性がリスペクトされる社会に!

私が目指す女性が働く社会は、「女だから」とか「だから主婦は」と言われない。働く女性がリスペクトされるような社会。

そのために、女性ならではの感性で社会のお役に立てる、プロの女性を増やしていきたい。

そして、そのプロの情報を必要な人に届けるのが私の役目。

30年前の日本の働く女性

私が新入社員だったころ、男女雇用機会均等法もなく、四年制の大学を出ると就職先がない時代でした。当然一般職。所謂『お茶汲みコピー取り』と言われる仕事です。

そんな時代に、パソコンインストラクターとして、全国を飛び回っていた訳ですが、嫌な思いも沢山しました。

出張で九州の支店を訪ねると…
「え?女の子だったの?」と言われ、私の目の前で私の所属する部署に
「女の子をよこされても困るんだけど」と電話を入れられたこともあります。

「うちの増田(当時は旧姓ですが)行かせますので」と連絡は行っていたものの、勝手に男性だと思い込んでいたのでしょう。

客先に『(お茶汲みコピー取り以外できない)女の子』なんて連れて行けないと思われたのですね。

私の部署で男性の営業よりPCを扱えるのが私だったので出張したのですが…。

当時の飛行機や新幹線はスーツを着た男性ばかりで、女性はほとんどいなかった。新幹線の1車両に、女性は私だけなんてこともありました。ビジネスホテルにチェックインする際も、不思議そうな顔をされた時代です。

同じように仕事をしても「女だから」とか「女の子」と言われるのが悔しかったのです。

起業した女性がバカにされるのも自分たちのせい

SNSの広告には、「●●するだけで」みたいな広告が溢れています。「自宅で週に数時間●●するだけで」「●●で話すだけで月収7桁」とか。

見る度に残念に思うのです。

社会の9割は会社員です。会社員から見て「はあ?」になること。馬鹿にされる状況を自分たちで作っているとしか思えないのです。

私が派遣で小学校に勤務していた頃の時給は、主婦のパートの倍以上でした。それでも月曜日から金曜日まで毎日勤務して30万円が上限。時給が半分だったら、上限が15万円です。

確かに自営業になれば年収の上限はありません。年収数千万、数億得ることだってできます。

ただ、自営業の平均年収は300万円台後半で、手取りにすると200万円台。会社員の平均年収420万円より低い。

平均ですから高い人もいれば低い人もいます。突き抜けちゃっている人もいれば、100万円以下の人もいる。最頻値は135万円~185万円ですよ。

それが現実です。それを知っても、●●だけでは本当だと思いますか?

起業女子という職業はない

驚くことに、「私は起業をしただけで、自営業(個人事業主)じゃない」という認識の人もいます。

起業という職業はないからね(笑)
開業届を出して個人事業主になった人の職業は自営業です。

自営業や個人事業主と書くと自分のことだとわからない人がいるので、あえて『起業女子』とか『個人でビジネスをしている女性』という表現をすることもあります。

が、職業は自営業です。

魔法はない!現実を知ろう

自分が知らないだけで、何か魔法があると思うものなんですよね。私も飲むだけで痩せるサプリを何種類も試したことがあるのでわかります。

けど、飲むだけで痩せるサプリはなかった(笑)

事業も同じです。「●●するだけで」みたいな魔法はないし、真面目に自営業をしていても、最頻値は135万円~185万円です。

私がSNSの広告を見て残念に思うのも、独身のころ、「女性だから」とバカにされた経験があってのこと。

「主婦の私が、●●するだけで会社員以上の収入を得られる方法があるのか?それって本当か?」と疑ってみてください。旦那様の意見も聞いてみてください。

それから、もし、あなたが魔法を知っているとしたら、SNSに広告を出すかも考えてみて。

女性がバカにされない社会を作っていくのも、私たち女性の在り方次第だと思っています。バカにされないマトモな働き方をして、働く女性がリスペクトされる、「女性の感性は素晴らしいね」と言われるような社会にしていきましょう!

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