見出し画像

人で選ぶ時代に「お近くの方をご紹介します」ですか?

以前あるレッスンについて言われたことがあります。

「〇〇県の方が、わざわざ△△県まで行っているのです。遠くから来るのがわかっているなら、『お近くにもこのレッスンが受けられるお教室がありますよ』と教えてあげればいいのに」

これを読んでどう思いますか?

画像4

「そうよ、近くの教室を教えてあげた方が親切」と思う人もいれば、「いやいや、遠くてもその教室にお客様が行こうとしているんだからそれでいい」という人もいるでしょう。

どちらも間違いではないと思います。

そのお客様が、近くにあるのを知らなかった場合と、その先生から習いたいと申し込んだ場合で違うとは思いますが。

何を買うかではなく誰から買うか

今の時代、インターネットで調べれば、近くの教室を探すことができます。そのお客様だって、散々調べたと思うのです。

比較して選んだのが、他県にあるお教室だったとしても、それはお客様が選んだ人であり、遠くても行く価値がある、その先生から習いたいとなったでしょうから、近くにあるお教室を紹介する必要はないと思っています。

それが何を買うかではなく、誰から買うかで選ばれるということ。

関西の人を紹介しようか?

それを言ってきたのは、関西に住むクライアントでした。

関西にも私の同業者は沢山います。あえて関東に住む私のところに来ている理由があるんですよね。

画像3

「もし私が『お近くにもいますよ』と関西の人を紹介したらどうする?と聞いたら
「それは嫌です~」と言っていました(笑)

同じですよ。同じレッスンをしていたとしても、近ければいいものではないのです。

現在継続コンサルティングを受けてくださっている方の中で、関東の方はお一人だけです。他は関東以外だし、関西率が高いです。

オンラインで完結することもありますが、これも今に始まったことではありません。近いからで選んでないことがわかりますよね。

インターネットの普及で選択肢が広がった

近ければいいは、今に始まったことではありません。

家から一番近い美容院に通っていますか?家から一番近いネイルサロンに行きますか?

美容院やネイルサロンは緊急ではありません。

歩いて行ける美容院があるにも関わらず、電車に乗って美容院やネイルサロンに通っている人も多いと思います。(少なくとも私はそう)

昔は近所の美容院の中からどこに行くか選ぶしかなかった訳ですが、インターネットの普及により、選択肢が広がったのです。

なので、インターネット上に情報がなかったら、存在していないのも同然なのですね。

冒頭に書いた、「そのお客様が、近くにあるのを知らなかった場合」でも、検索して見つけてもらえるようにしてなかった〇〇県の人の落ち度という捉え方だってできます。

検索で見つけてもらったり、SNSで見かけてもらう努力をしている人が、努力もしていない人に、わざわざ送客してあげる必要があるのでしょうか?

選ばれる発信を

お客様の選択肢が広がるということは、ある人には『お客様が増えた』になるでしょうし、ある人には『お客様が来なくなった』になっているはず。

それが、選ばれるか選ばれないか。

画像5

同じようなことを発信していても、人気が出る人と出ない人がいます。昨日もそんな話になったのですが、心なのかな~。

発信するツールも、あれがいいこれがいいじゃなくて、本人次第なのですよ。人気が出る人は、どれを使ったって人気が出るし、人気が出ない人は、何を使ったって人気が出ない。

クラスに人気者っていましたよね。なぜかその人の周りには人が集まる。顔がいいとか頭がいいとかじゃなかったと思いません?

その人自身に魅力があるか。消費者は魅力ある人に行くのは当然。なので、選ばれるオンナにならないとです。

画像1

画像2

増田恵美公式ブログ
(株)オフィス凜公式サイト
セミナー情報一覧
ご提供中のサービスメニュー
お客様の声
お問い合わせ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?