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あとちょっと描かせてください/ダイエット日記20240405【64.6kg】

原稿がマジでギリのギリ。徹夜で描いて、もうほとんど完成してるけどあとちょっと描かせてください!!!!あと一コマ修正させてください!!!などだだをこねてギリギリ校了。おつかれさまでした!!!

それで完成したやつが今日(8日)公開されております。この日記は振り返って書いているのでこういうことが起こる。

お皿のロゴは合成後入れしたので素体の状態

これのどこにそんなに時間がかかるんだよと思われることでしょう。ズバリ玉ねぎ。上の方の角切りのやつですね。

途中経過がこちら。もうこの時点で「危険すぎる!!!」と思ってた。玉ねぎってかなり白いんですよ。白ってどうやって描いてると思います?200色あるんですよ白って。

逆に自分の中では描き方を確立してるのがもやし。もやしってかなりグレーなんですよ。玉ねぎと色を分けるために今回はちょっと茶色っぽくしてるけど。みんなが思ってるより色が暗い。そこにホワイトを少し残したりハイライトを足したりしてあげると「白い(印象がある)もやし」が爆誕します。それを踏まえて絵を見ると、玉ねぎもその方法論でいこうとした痕跡がちょっとあるね。でもこれだともやしとかぶるじゃんと気付いて頭を抱えてますねこの時のおれは。

それで結局周りを暗くして「(相対的に)白い玉ねぎ」にしてる。これは正直自分の中では逃げの手段です。本当は薄く塗り重ねてギリギリの白さを狙っていきたい。でも今回お皿も白かったから…これが色付きの皿だったら簡単だったのに…

この「(相対的に)白い」はご飯を描くときに使いがち。あんまり描き込むと汚くなっちゃうから、シルエットとか雰囲気でごはんということにしてます。それでいつかこれに玉ねぎが乗ってたらどうするわけ?というのが今回の玉ねぎの処理が逃げである所以であります。まあごはんに乗る玉ねぎはなにかしら味が染みて茶色くなってたりするからありえないと思うけど。

同じくらいしんどかった「白身魚」。白ってマジで200色あるねん。正確には白っぽいだけでいろんな色をしてるから描き分けがすげーめんどくさい。背景とか細〜い輪郭線、ちょっとした陰影で存在感を出すしかない。一歩間違うと濃すぎて普通に使い物にならなくなる。水彩絵の具は引き算が不可能だから。そこがダルいし面白い。でも今思うとこれたまたまシャリが赤酢を使ってたからよかったものの、白いシャリだったら手に負えなかったな。全然面白くないわ。描けないと面白くないです。描けるようになりたい。

こうやって色の濃いお皿があるとめちゃくちゃ楽!!!

このパッと見白いだけの絵を「もうちょっと描かせてください」とか言われてもわけわかんないだろうなと思って書きました。編集さんもこの日記を見てるので。つまり、言い訳日記です!!!ごめんなさい!!!今度こそ早く描きます!!!

校了して喜びの池田屋。最近平気で1〜2時間くらい並ぶけどやっぱりめちゃくちゃうまい。

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