半分信じて、半分信じない。

有名なお話ですが、
昔は地球の周りを太陽が回っていると考えてました。
でも実際は、太陽の周りを地球が動いていたのです。
地球に住んでいると、太陽が西から昇り、東へ沈むのを
毎日見ているわけですから、まさか自分のいる地球が
動いているとは思わないでしょう。
これを発見した人は、すごいなあと思うのです。

世の中には、昔はこういわれていたけど、
今になっては、こうだということが
きっとたくさんあります。

この前テレビでやっていたのは、
鳥の卵に血が入っている理由について。
なぜか、ご存知ですか？

最近では、たいていの血の入った卵は、
スーパーに並ぶ前に、はじかれていますが、
卵に入った血は、ストレスのせいだというのです。
人間と同じように鳥もストレスを感じていたのです。

で、この血の入った卵を、昔おじいちゃんは、
「血が入っているから新鮮だぞ」
なんて言っていたわけです。

おじいちゃん、ちがったみたいです。残念。

いま、「（根拠はないけど）こうだよ」
っていうことは、１０年先の未来では、
ぜんぜんちがっていたりするのです。
だから、半分信じて、半分信じないくらいの
姿勢がいいのではないかなあと思っています。

昔、「フランス人は、フランス語しか喋らない」と
聞いたことがありますが、
空港で会ったフランス人は、英語で喋ってくれたし、
なんなら、日本語でも喋ってくれました。

どこかの地点での、ある情報は、
異なる時間軸で、どんどん変化しています。
いま認識しているものが、ちょっと先の未来では
正反対ってこともありえますよね。

それでは、今日も、明日も、明後日も、いい１日を。
自分は引っ込み思案と思っている人が、１年後には
オープンマインドになってたりもします。

MONKEY CLIMB | モンキークライム