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相手がいないのに「結婚したい」という人の気持ちが少しわかった理由

「結婚したい」という女性、周りに結構います。

特定のお相手がいるのかと思って聞いてみると、そういうわけでもなさそうです。

結婚は法律に則った社会的な契約です。

特定の相手がいないとできないことなのです。

しかも、末長く一緒にいたいと思う相手でなければ、辛いものになるでしょう。

だから、したいと思う相手がいないのに、「結婚をしたい」という人の気持ちを、私は理解できませんでした。

「いや、いないからできないじゃん?? 結婚届を提出できないし、共同生活も送れないし……」

といった風に。

「それともみんな、『結婚していないと社会的に未熟と思われる』と考えているのだろうか……」「ってことは、私も未熟だとみなされているのか……?」

こうやって自意識を過剰に反応させていたのです。

それが違うと気づいたのが、つい先日の話。

オードリーのオールナイトニッポンをradikoで聴いていて、唐突に理解したのです。

少し前に結婚をした若林さん、奥さんが左利きだそうです。

ひょんなことから、「○○をするときは左手を使う? それとも右手?」という質問を繰り返していたそう。

そして「繊細なことをするときは左手」「力を入れるときは右手」という法則に気づいたそうです。

決め手となった質問が「子供の頭をなでるときは?」だったようです。

その質問で気づけたことが、とても素敵ですよね?

奥さんがそうしていることを想像し、優しい笑顔を想像したのだと思います

ラジオを聴いていると、若林さんは奥さんに対してこういった気づきが多いように思えます。

私は、相手のことを理解したり、相手に理解されることが愛なのだと思っています。

若林さんのように、小さな「理解」を積み上げていくことが、きっと長期的な幸福につながるのだと思います。

それでようやく「結婚したい」がわかったのです

私にとって結婚はあくまでも法的な契約でした。

でも、周囲の未婚女性が望む結婚というのは「理解し、理解されたい=愛し、愛されたい」だったのです。

今は相手がいなくても、いつかそういう相手に出会いたい。

そういうことなのでしょう。

結婚という長い時間を共にすることを通じて、相互理解を深めていくことは、きっと素敵なことなのだと思います。

まぁ結婚しても、幸せになれるとは限りませんが……。

身も蓋もないことを言って終わり!!

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