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「人は環境に順応できる」というお守りエピソード

学生時代、1年間だけドイツに留学していました。

日本とは何もかもが違うわけですから、そりゃあもう衝撃体験の連続です。

中でも驚いたのがシャンプーですね。

ドイツ製のシャンプーを使用し、ドイツの水で頭を洗うと、まったく泡立たないのです!

ドイツ滞在歴の長い日本人の友人に話をしたら、「ちゃんと泡立つ」という返答が。

日本の水は主に軟水ですが、ドイツは硬水です。

きっとシャンプーもドイツの水、ドイツ人の頭皮に合うように作られているのでしょう。

まぁ泡立たなくても汚れを落とせていればいいだろうと使用を続けて約3ヵ月。

気づいたら頭にもっちもちの泡が!

と、頭皮がドイツに順応し始めた……?

「人間の順応力ってすげぇな」と自分の頭皮を客観的に見つめていました。

約1年の滞在を終え、再び日本へ。

久しぶりに日本の水とシャンプーを使用し、頭を洗いました.

すると、まったく泡立たないし、髪の毛がばっさばさじゃないですか………。

頭皮が完全にドイツへ帰化していたようです。

経験上、しばらくすれば馴染むだろうと、シャンプーを変えずに洗っていました。

予想通り約半年後、泡立つようになり、髪もさらさらに。

人間の順応力ってすごいな~というエピソードでした。

なぜそんな古いエピソードを持ち出したかと言いますとね。

新しい仕事にめっちゃ時間がかかる!

多少は慣れたものの、心が折れそうに……

だから、「大丈夫だ、ヨウコ! お前は順応できる」とお守りエピソードを脳内再生するのでした

みなさんもこういったエピソードはありますか?

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