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師走に大掃除をすることの意味を今一度考えてみる

前回は、汚れ取りの5つの考え方をお伝えしましたが、いかがでしたか?

「捨てる」は、よし捨てるぞと思って捨てるだけで、スッキリしてすぐに成果が現れますが、「汚れ取り」はそうはいきませんね。

「えいや!」と汚れ取りをやりはじめても、汚れが落ちなければ挫折してしまいます。

実は「汚れ取り」は、感情をコントロールするだけですぐに成果がでるものではないので、大変な心理的負担があるのです。

汚れているところをキレイにするためには、
仕上げをビジョン化する力、
汚れの分析と、洗剤、
道具の知識、
汚れを取り除くための手順、
また家を全部キレイにするための計画も立てなければなりません。

ハイレベルな能力を要求されるんですね。
想像するだけでも疲れてしまいます。

なぜこの年末の忙しいときに、重い家具を動かして、一年間、または何年物かの溜まったホコリを取り除かなければならないのでしょうか。

油で固まった換気扇を、キレイにするのでしょうか?

お風呂場のカビや湯垢を取り除く必要があるのでしょうか?

「ああ神様、なんとか今年は見逃してくれませんか」と思ってしまいます。

仕事を年内に終わらせなければならないし、忘年会もクリスマスもやって来ます。

とにかく時間がなくて忙しいのです。

でも、知ってほしいのは、この1年で最後の月は、とても重要なのです。

12月は1年の集大成です。

仕事においても、人との付き合いにおいても、家族との接し方においても、お金の使い方においても、健康においても、すべてがこの12月に現れます。

またもうひとつ重要な理由は、この12月が1年の集大成として終わるだけではなく、2018年のエネルギーを決める月だからです。

つまり来年がどのような一年になるかを知りたければ、12月の過ごし方を見ればわかるのです。

そのなかで重要になるのが大掃除です。

なぜなら掃除にはリセットする力があるからです。

このリセット力は、終わらせる力でもありますが、そこからはじめる力でもあるのです。

「終わりよければ、はじまりよし」です。

そして、大掃除の中心は「汚れ取り」です。

セミナーでは「捨てる」に比べると、地味で人気のないにもかかわらず、ハイレベルな能力を要求される「汚れ取り」ですが、やればやった分、2018年に与える影響は大きいのです。

ハイリスク・ハイリターンです。

どうしても今時間が取れない方は、年末最後の3日間でも2日間でも、集中して取り組んでみて下さい。

2018年は大開運間違いありません!

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