振袖は高くないよ!
おはようございます。
暑い日々が続いていますが、皆さんお元気でしょうか。最近はほんと、疲れちゃいますね。大変だ大変だといいながらなんとか生きています、私ですが、ほんとにつかれてしまい、どうしようもないです。
さて、本日はですね。振袖のお話です。成人式でおなじみですが、中には、振袖にお金をかけられない方もいらっしゃるとおもいます。でも、大丈夫。リサイクルなら、振袖も一万円前後、あるいは、数千円でかえるときもあります。私が、持っている振袖は、みんなそうです。やすく買ったから、次も着ようってなるわけで。やっぱり気軽に買えるのは、大事なんですよね。着物にとっても。
袖が、足首まで到達する本振袖であれば、成人式とか、結婚式、あるいは袴をつけて、大学の卒業式など、使い道は在るのですが、厄介なのは、膝から足首の間にある中振袖です。昔は、結婚式には本振袖、成人式には中振袖と使い分けていたらしいんですが、現在式典に着用するのは、本振袖です。しかし、リサイクル市場には、中振袖も大量に出回っていますので、なんとかしなければ!と思います。
私は、といいますと、有名なオーケストラのコンサートや、オペラ鑑賞などに、中振袖をきています。あるいは邦楽の襲名披露公演みたいなときにも使えますし、宮内庁で主催している雅楽の演奏会にも中振袖を着ました。それで別に怪しまれたこともないし、むしろ、色無地みたいなのを着ていくと、生意気だと言われたりしましたので、中振袖のほうが、それを回避するためにもいいのです。
繰り返しますが、振袖も一万円前後で買えます。一式揃えても、3万円くらいで、全然大丈夫。それでいいじゃないですか!もっと気軽に振袖を楽しみたいものですね。
さて、ここからは実践編です。
中振袖編
赤に総絞で松を入れた中振袖です。
振袖としては比較的地味で目立たないタイプのものですが、意外にコンサートなどには使えます。
赤に、御所車や、桜などを入れた今風の中振袖です。桜は着る場所によっては、気をつけたほうがよいです。でも、個性的な、柄配置が面白い中振袖。
豪華絢爛!と言う感じの中振袖です。菊、松、御所車などおめでたい柄をたくさん入れています。お正月にはふさわしい感じですね。また、オペラ鑑賞などにも着れますよ。
同じく御所車に牡丹、流水などをふんだんに入れた中振袖です。古典的な柄で、こちらは、邦楽公演の格の高いものなどに使えます。
こちらは、不思議なことに、化繊の中振袖ですが、正絹に劣等感を抱かせない柄付きの中振袖です。菊や橋などの建物が描かれている着物ですが、化繊の中振袖ということもあり、描き方も現代的な中振袖になります。
流水に小さな桐紋などを入れた比較的落ち着いた中振袖。
桐紋や、小さな梅などを入れ、比較的自分を謙虚に見せたい人向きの中振袖です。
本振袖編
白に、ボタンや、亀甲などを入れました、華やかな感じの本振袖です。式典の大掛かりなもの、結婚式などに向いています。
こちらも、ボタンか中心ですが、比較的落ち着いていて、控えめな印象。
本振袖では在るのですが、ちょっと華やかさにはかけます。
主役を引き立てるという意味では、ぴったりですが、自分が主役になる場所では向かないかもしれません。
さて、これらの振袖ですが、一体いくらで入手できたのでしょうか?正解は、3000円、5000円、一万円など、手の届きやすい値段ばかりでした。
このように、リサイクルでは、簡単に振袖も入手できてしまうのです。
最後に、リサイクル振袖の向いている人を、簡単に挙げておきます。
1.多少シミなどあっても気にしないで着られる人。
2. サイズが合わなくても工夫次第で着られる人。
3.今どきのはでな振袖より、古典的な感じの柄がほしい人。
4.正絹にこだわりすぎない人。
さあ、皆さんは当てはまりましたか?
一つでも当てはまる方は、リサイクル振袖をたのしんでください。
ぜひぜひ、楽しい着物ライフが待っていることでしょう。