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わかもの参画ファシリテーター養成講座

わかもの参画ファシリテーター養成講座
に参加してきました!👫

2023年4月23日(日)
こちらの研修会



10:30〜17:30まで内容たくさんあり、
全て共有しきれませんが、
ざっと学んできたことを共有します!

プログラム

◎セッション1 若者の参画はなぜ必要か?
・オリエンテーション
・講義「若者の参画はなぜ必要か?」
・こども家庭庁創設の動きや参画の重要性
・若者参画の全体像や求められるスキルについて

◎セッション2 若者の表現を後押しする手法を学ぶ
・ワーク「高校生の参画コーディネーション」
・高校生の参画プログラムのふたつのスタイル(提案型と活動型)
・プログラム体験とファシリテーション実践
・質疑応答

◎クロージングセッション

講師

川中大輔 / 龍谷大学 准教授・シティズンシップ共育企画 代表
土肥潤也 / NPO法人わかもののまち 代表理事
山本晃史 / 認定NPO法人カタリバ


というプログラムと講師の皆さんのお話を聴き、グループワークも多くあり、濃密な時間となりました。

具体的講義内容については詳細までは共有できませんが、
グループワーク内で出た内容を中心に共有出来たらと思います。

参加者同士でのシェア

●「若者と関わる時どんなことを大切にしていますか?」

出た意見を箇条書き
・楽しく。つまらなくないように。
・パートナーシップを組む
・話しやすい雰囲気を作る
・大人の意図強すぎないように
・気持ちの形成をする
・子どもの好きなものを学ぶ(流行りのもの)
・待つ、余裕をもつ
・熱量を下げない
・言うまで待つ
・環境大事
・初めから本音は言いにくい
・大人が影響与えてしまう存在だと理解する
・遊びながら
・大人も自己開示をする、ダメな部分も見せる
・勝手に共有しないと説明する
・自分の意見はアイメッセージとして伝える

NPO法人わかもののまち土肥さん

●VoiceとAction

参画には「Voice」いわゆるヒアリング、声を聴く機会がある。
もう一つは「Action」若者が企画やプロジェクトを行うこと

それぞれVoiceとActionの自治体が作った案に、ここをこうしたら参画度が上がるのでは?というツッコミを入れるワークを行いました。
様々みんなでツッコミとこうしたら?という案をたくさん赤ペンを入れました。
ここでは、自分が思うまとめのみ共有します。

「Voice」について

・アイスブレイク大事
・雰囲気、服装大事
・発表の自由な形式大事(歌や絵でも)表現の自由
・訓練されたファシリテーター大事
・市長や偉い人の評価より、市民や若者の評価(声)を聴くことも大事
・出口(聞いた後どうなるか)も大事

「Action」について

・インプットが多すぎないよう注意
・関わるスタッフの訓練重要
・なんのために、誰のためにやるか目的大事
・審査や評価にしばられないようにしたい
・参画する若者へのリターンは何か(進路、仲間など)
・新たな問いへの導き


両者どちらにも「子どもや若者が企画段階から関わる」ということのベースは重要であること、
「声を聴く機会がキラキラなイベントになることなく、日常にある文化となる」ことが目指すべきところであると思いました。

●どんな時意見を良いにくい「ためらい」があるか?

・言って良いの?という思い
・自分よりすごい人たちの中
・共感してもらえるかな
・知識が足りない
・私ばかり話していないかな
・自分の話しが過激で引かれないか
・聞いている人がつまらなそう、眠そう
・言ったことは勝手に共有されるか
・言ったことを取り消せるか


とざっとグループワークで行ったことを箇条書きで書きました。

山本さんのユースセンターにおけるユースワークの講義や、

左:NPO法人カタリバ山本さん


川中さんのファシリテートに関する講義もとても濃いものでした。
海外視察の話しも多くありました。

龍谷大学 川中先生



私個人として、印象に残ったことは
「ゆらぎを大切にする」ということです。
若者は、様々なことを吸収していく過程にあり、
人間関係の中でも傷ついたり、時に傷つけたりする。
そういった気持ちのゆらぎも若者ならでは。
それも受け止めてゆく。

私は虐待経験のある若者の意見反映に取り組む機会が多いのですが、
話す中でフラッシュバックしたり、二次受傷したりといったことがないかが一番懸念している部分です。
傷つくことはもちろん避けたいですが、傷つくから話したい気持ちを抑える、傷つくから聴かなくて良いということでは決してないと改めて思わされました。

そのためには、若者のことを理解したファシリテーターが必須であり、その後のケア体制も重要です。一人で単独で行わず、複数のチームによってプロジェクトを進めていくべきだと思いました。

声を発する機会が増え、発したい若者も増えていく中、
きちんとした心理的に安心安全な環境づくり体制づくりをし、
より良い若者参画の場を作っていきたいです。
ざっとですが報告とさせていただきます。

こども家庭庁ができ、子ども若者の意見反映は義務化されました。

また,開催するそうなので、
ぜひ皆さんも若者参画ファシリテーターに、またアンバサダーになりましょう!!

グループワークの様子

サポート金額は、虐待などで親を頼り辛い若者たちのために使わせていただきます。