経済指標GDPのプロバガンダ

ようやくこれからの時代にマッチする生き方であり、考え方であると個人的に思います。

バートランド・ラッセルに拍手喝采を贈りたい。

読者の皆さん、いつも閲覧ありがとうございます。いかがお過ごしでしょうか?MUです。

最近世界のGDPランキングにおいて、3位だった日本がドイツに抜かれ4位に転落したとのニュースが流れました。(2024年2月現在)


今回はYouTuberのアバタローさんの名著紹介の配信をシェアしたいと思います。


働き過ぎが思考停止に追い込む。

実に操りやすくなります。


GDPの指標は、その国民の生産性とそれに繋がる物質的な豊かさを示す 常識 とされてきました。

では、生産力が落ちると稼ぐ機会が減少する事であり、即ち貧しくなる・・と言う事になるでしょう。

では、貧しくなる、豊かになると言う事は国民、人類にとって経済的な生産性だけがその本質なのでしょうか?

より豊かになる為には、馬車馬のように働いて稼がなくてはならない。この世に生まれて、貴重な人生のその大半を お金 と言う物質的な富裕に捧げてきた。


ラッセルは、ただ単純に怠惰な生活を推奨している訳ではありません。

世界中の特に先進国と言われるそれぞれの政府は、GDPランキングをステータスであり、プライドとしてそれぞれに競い合いこれまでに自負してきました。


でも、振り返ってみましょう。それで何が起こってきたのか?

その豊かさは、本来その国の民に還元される為に政府は存在していたはずなのです。どうでしょう?その資金であるはずの税金は、国民が政府の為に使われている印象を拭えないのは、果たして私だけでしょうか?

所得税、固定資産税、相続税、贈与税、車両税、燃油税、酒税、煙草税、そして消費税etc・・etc・・

税金だらけです。

そして、政府は私達国民から絞るにだけ絞った財産を、事もあろうに私達国民にはなんのアナウンスもなしに、海外に対する支援金やら協力費として湯水の様にいきなりばら撒いたり、国民に仕えるはずの議員や官僚が、私腹を肥やす体たらくぶりです。充分過ぎる収入に飽き足らず・・です。

転倒している世界に私達は生きていて、せっせと豊かになるために働き、挙げ句の果てに絞るにいいだけ絞りとられ、その努力と苦労の割にはそんなに状況が変わらないシステムなのです。

個人的な話になりますが、恥ずかしながら私は仕事中心の人間でした。ここ20余年は正社員で働き、安定した収入と賞与をその引き換えにして生きてきました。

転職などを何回も経験してきましたが、就職を決める判断基準はそこに重点をおいてきました。

振り返ると正社員になるという事は、その会社に忠誠を誓い、その社会的責任において、自らの貴重な時間をも会社に捧げる事を、多かれ少なかれ捧げる事を強いられます。正直働き過ぎで思考が停止し、今、まさに起きている奇妙な出来事に関心を示している時間など、全くありませんでした。

ふと気づきました。労働の割にはあまりにも報酬が少ないのではないか?馬鹿ですよね?(笑)

そして私は私自身に興味をシフトし、一体何がしたいのか?
収入、利益中心の思考の罠を差し置いて・・です。

収入や利益に拘ると今までの自分となんら変わるところがなく、無意味だからです。

考えた末、私が何に興味を持っているのか?を、突き詰めると、この奇妙な世界、世の中の本質を知りたいという結論に至りました。

そこで私は、勤務時間に見合う対価としての労働の考え方にシフト、1時間あたりの時給が正社員時代のそれよりも高い基準に換算され、価値のある夜勤専属のパート労働に就く事が出来ました。勿論、月の勤務時間は少なくなり、休日は計算で月12日以上になります。それで法外な支出をしない限り、ある程度の預金等もでき、生活する事が可能となりました。

そして 知る・思考する という行為に人生の貴重な残りの時間に費やそうと思いました。

今までは、押し付けられてきた常識(その中には当然、道理に叶い納得するものもありますし、自分軸での判断基準も確立しています)で、まさか、と思う事も除外するのをやめました。勿論、陰謀論も含めてです。

幸い私は極端にお金を使う訳ではないほうですし、現在では事実やデマ、全てを含めてこれまでのオールドメディアではなく、インターネットや書籍を含めるメディアにより、自らが調べる・思考する・比較する・検討する・結論に導く・・を、大変しやすくなった私にとっては大変よい時代になりました。

そして、このコラムの発信や以前お恥ずかしい話ですが執筆していた小説などにも挑戦する時間にあてていきたいと思っています。

話がまた脱線しました。大変申し訳ありません。

結論。



自分の時間をお金だけにシフトするのは損な時代に入りました。

稼いでも支配層に流れる仕組みになっているのでその根を断つには、生活に支障を来さないように   
 必要以上に働かない 事です。


この世から去る時に、土地や家、お金(子供に財産を残そうと言う親心自体は素晴らしいですが、大抵残した場合不幸になる事が多いと思います。財産は生き方を伝える事ではないでしょうか?)も、何もかも、あの世には持って行く事は残念ながら出来ません。
 
作られて刷り込まれた豊かさの経済指標GDPのプロバガンダに一喜一憂するのは、もう止めにしましょう。


さて、あなたはどう思われるでしょうか?

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