2023/8/7でのパイオニア禁止改定予想
お久しぶりです。アゾリウスロータスの記事が難航しているので、息抜きとして明日の2023/8/7に発表される禁止改定をパイオニアで予想していきます。
パイオニア禁止:なし
パイオニアでは禁止なしと読みます。というのも、現在非常にバランスの取れた環境であるからです。
上記のGoldfishでのパイオニアメタゲームを見ても突出したものがなく、最も多いものでも緑信心の12.8%です。
その緑信心も苦手とするデッキが白単人間やスピリットなど環境上位に存在しており、非常にバランスの取れた環境と言えるでしょう。
個人的に怪しいと思うカードとしては《鏡割りの寓話》、《大いなる創造者、カーン》を挙げます。
▼《鏡割りの寓話》
赤が混じるデッキであれば9割入り、もはや赤の汎用パーツと化した《鏡割りの寓話》。このカードのパワーを疑う方はまずいないと言っても過言ではありません。
これを禁止すればまず《鏡割りの寓話》を最も上手く使えるデッキであるラクドスミッドレンジは成り立たなくなるでしょう。
ラクドスサクリファイスも大幅な弱体化を避けられません。安定感が大きく下がることは間違いなく、Tier2~3まで落ちることになると考えられます。
そうすると環境が良くも悪くも大きく動く事になるのは間違いありませんね。
しかしながら、《鏡割りの寓話》を使うデッキばかりが勝っているかと言われればそうでなく、緑信心・スピリット・白単人間・青白コントロール・ロータスコンボ・アブザンパルヘリオンなど《鏡割りの寓話》を使わないデッキの方が多いのが現状です。
……そう、この屈指のパワーカードである《鏡割りの寓話》はもはやパイオニア界のバルカン半島と言える立ち位置まで上り詰めてしまったのです。
これらを鑑みると、結局《鏡割りの寓話》は必要悪として許されることになるだろうとは考えます。
もちろん「環境を変えるため」という名目で禁止になってもおかしくはありません。それほどのパワーを秘めているのは間違いないからです。
Q.本音は?
A.出された時のストレスがやばいからさっさと禁止しろ!!!!!
▼《大いなる創造者、カーン》
現在は緑信心とローナコンボぐらいでしか使われない一枚ですが、性能としては常に禁止候補に入り続けるものだと考えています。
アーティファクトを機能不全にする常在能力、-2によるシルバーバレット戦術。このカードの存在により、下手に強い新規のアーティファクトを出せなくなってしまっている事も一つの要因でしょう。
緑信心においては《死に至る大釜/修復の噴出》《鎖のヴェール》による無限コンボを生み出している巨悪の根源です。
とはいえ、現在は環境上位だとやはりほぼ緑信心しか使われていない事もあり、禁止となる理由としては薄いと言わざるを得ません。
Q.本音は?
A.まあ……いいんじゃないかな………うん…………
さて、ここまで書いてきた通りパイオニア禁止はないと読みましたが……私の予想はこうです!
パイオニア禁止解除:《荒野の再生》
《荒野の再生》禁止解除です。
そもそもこの《荒野の再生》の禁止の理由がこうなんですよ。
《時を解す者、テフェリー》の禁止に伴い、《荒野の再生》がメタゲームの比率が高まる事が危惧されるので禁止。
いわゆる巻き添えを食らった形になりました。(まあ禁止されるだけあって元々実績自体はかなり残していたんですが)
これは確かにスタンダードで歩んだ道ではありますが、様々なデッキが存在するパイオニアで同じことが言えるでしょうか?
ソーサリータイミングの4マナで盤面に干渉するわけでもなく、やることはただマナが起きるだけ。
しかも置いたところでメインで破壊されたらおしまい! 今のパイオニアならいけますって!
令和のパワーを信じろ!!!!!!!!!
ちなみに禁止前で最後のリストが掲載されたティムール再生を見たらキモすぎて声が出ました。
了